木曜日, 11月 30, 2006

I should be so lucky.

今日のMadridは本当によいお天気でした。

こんな空の下、勉強ができるなんて本当に幸せなことだと思います。

応援してくれる人たちがいて、勉強する仲間がいて、心配してくれる友達がいて、励ましてくれる人たちがいて、そして勉強ができること。
なんてLuckyなんだろう。

ほんとに。。Luckyだけでここまで来れた感じです。

さてこれから。。いくら応援してくれる人がいても、自分にその価値がなければ話にならないので、(笑)がんばっていく所存です。

ところでEntreprenuershipの課題。Bussiness Planの構築です。どんなビジネスでもよいからグループで1つ選んで、市場調査から商品開発、売り上げ予測。。などなど、本番さながらに準備しなければならないのです。そう、またグループワークです。
さっきまでSkypeで議論していたところです。
傑作だったのはブラジル人の彼。

彼  ’あ、そうだ、異文化Consultingってのはどう?’
私  ’え?どんなの?具体的には?’
彼  ’だから、たとえばブラジルに来る外国人のビジネスマンに対して、何を気をつけなければならないか、マナーとしてやってはいけないことは何かとか、教えるの。それで、通訳とかもしてあげるの。’
私  ’うん。いいかも。’ (彼は今日のOrganization Behaviorで取り上げられたInternational Businessのトピックにかなり感化されているようです。)

彼  ’うん。いいでしょ。多分2時間も働けば十分だと思う。’(ポルトガル語なまりの英語で。)
私  ’え?2時間?1日2時間だけ働くってこと?’
彼  ’そうそう。週3日ね。’

私。。。大爆笑。

さ、さすが。。。ブラジル?流?

そしてDeepな議論が続きます。。課題提出は来週の火曜日。。果たして間に合うだろうか。。

PS
お菓子をくれる彼。今日は全く学校にきませんでした。

水曜日, 11月 29, 2006

ごめん!もう勘弁して!

しかしGroup Workってのがこんなにきついものだとは想像してませんでした。(笑)。明日のOrganization Behaviourはグループ課題の提出日。LisaというHarvord MBA Holderの女性が就職した先で直面した上司、同僚との問題について分析、どうしたらよいか提案するというもの。これに関する質問が2つ。グループで2000字以内にまとめて提出。昨日の時点で私からメンバーへの提案は、’二手に分かれて、Q1をまとめるチームとQ2をまとめるチーム、それぞれ英文を持ち寄ろう’、でしたが、先日来の話題、’お菓子を持ってきてくれる。。’彼や他のメンバーとの話し合いで、全員が2つの問題に答えて、火曜日の朝9時に持ち寄ろう。ということに。なんとなく結果が見えていた私は多少不安。。。でしたが、まあ、あまり色々言っても仕方がないのでとにかくCaseを読んで答えをまとめることに。とはいえ今日はいよいよIEの目玉、’Entreprenuership'のコースが始まる日で、これまた読まなければならない課題が盛りだくさん。結局私は答えのポイントをまとめるまでには至ったけれど、完璧な英文にまとめられないまま9時に学校へ。。。。で。。。コロンビア人の彼女とリヒテンシュタイン人の彼はきちんとまとめてあり、申し訳ない!と、思いつつまとめの作業に。、でも。。。お菓子の彼、、、そう、来ないのです。。またまた来ないのです。。9時半。コロンビア人の彼女がお菓子の彼に切れて電話。彼はというと、どうも寝ていたようです。
結局午後もう一度みんなで集まってまとめなおすことになったんだけど、とにかく5人雁首そろえても、全く話がまとまらず。。。結局、前日相当な時間を割いたリヒテンシュタイン人とコロンビア人の彼女にはここで工数を減らそうと私が提案。私とお菓子の彼、ブラジル人の彼で2つの質問を英文にまとめなおすことでいったんミーティングはお開き。お菓子の彼はあまり納得がいっていなかったようですが。(何しろ議論好きなので。。)私はそのまま学校に残りQ2をまとめみんなに送付。そしてお菓子の彼のQ1 送付まち。午後9時ごろより、リヒテンシュタインの彼とお菓子の彼でQ1をまとめなおし、やっとQ2 に至り。。午後1時半になろうとしています。。まだやっています。まだやってるのです。インターネットのおかげさまさまで、家にいながらそれぞれできるのでよかったものの。。
あ~。。。完璧にしたいのはわかるけどさ、もうこの辺にしとこうよ、ね。
しかしリヒテンシュタインの彼には本当に頭が下がります。文句ひとつも言わず、根気よく議論に付き合い、そして課題に取り組むのです。
私も愚痴ばかりいわずに、取り組まなきゃね。。

火曜日, 11月 28, 2006

そろそろ時期のようで。


明日の準備、Caseを読んでいる最中に睡魔に襲われ、つい寝てしまいました。こうゆう、’途中で寝てしまう’というのは、どうして気持ちがよいのでしょうか。。

ところで、そろそろ時期のようで、街のクリスマスライトに明かりがともり始めました。Londonと違って、心なしか、明るい配色のライトデザイン、学校近く、高級ブティック街Serrano通りから、おしゃれなお店の続くGoya付近は、ハートの形をしたライトなど。これから先の1ヶ月は帰り道も楽しめそうです。

あさってにはOrganization Behaviourのグループレポート提出日。今日はそれぞれがCaseを読み、出されている2つの質問に答えると。明日の朝持ち寄ってグループ内検討開始です。さて、今回はどんな議論が巻き起こるんだろうか。楽しみ?なような。。
CaseはHarvard Business Schoolを出たMBA Holderの女性が、新しい職場でどのような問題に直面したかというもの。このCaseの状況整理とアドバイスが、私たちに与えられた課題。

さて、明日のお楽しみ。
Goya通りのIlluminationを添付。

月曜日, 11月 27, 2006

回帰分析。(もうちょっとやさしく言ってよ。)

明日のQuantitative Analysis。お題はSimple Or Multiple Regression Analysis。日本語で言うと、’(単または重)回帰分析ということで。。
か、回帰分析って。。。もう少し簡単な言い方ないんでしょうか。。
大辞林によると:
集団のそれぞれの対象について、二つの量 X ・ Y が観測される場合、その観測値の組(x1,y1), …,(xn, yn)を座標平面に記入する。それらのデータの点の分布をよく近似する直線 y=a+bx を、y の x への回帰式、または回帰直線とよぶ。近似は、最小自乗法により判定する。直線ではない、事前に指定した関数の回帰式を求める場合もある。回帰方程式。

あ~。。。ますますわからないじゃない。

要するに、一般消費財の需要が市場の経済状況と価格に依存する場合、その2つの関係を過去のデータを使って分析することができると。この過去の関係から先行きを予想すると。

って、わかったような言いかえをしていますが、果たして私の理解が正しいかどうかは明日のClassで明らかになるというわけです。

今週もまた忙しくなりそうです。
Organization BehaviourのグループアサイメントとFinancial Accountingのアサイメント、両方とも水曜日提出。
どんな議論が巻き起こるか?楽しみです。

日曜日, 11月 26, 2006

パーティー開始、11:30(PM)...え?

今日はIEのAlumuni Partyの日。卒業生の人たちも集まってパーティーが行われるということで行ってみようと。確か開始は9:30だったはず。さすがスペイン。パーティーの開始も遅いのね。。と、思いきや。友達にもう一度確認してみたら、なんと開始11:30(pm)より。で、まともに11:30に行く人はすくなく、大概2時を過ぎたころに会場は満員になると。。。。
日本におりましたころ、よく夜な夜な出かけるたびに、’ちょっと行ってくる’という私。’ちょっとって大概2時間じゃないか。。。’と、ぼやく両親。’すぐ帰ってくる’という私。’すぐって何時?’という両親。挙句の果てには父に、’もううちの娘は死んだと思っとく。黒ぶちの写真、ここに飾っとく。’と、私の友人Rさんにぼやいたという。。。そんなことを思い出しながら、12時30分過ぎに出かけました。
会場はやっと盛り上がってきたばかりといったところ。大変なことです。本当に。。
まだまだ盛り上がっています。大変なことです。。本当に。。
20代ならまだしも、おねえさんもうそんなに若くないので、このくらいにしておきます。

明日はインド人で金融関係出身の同級生が、Financial Accountingの特別講義を開いてくれるとのこと。ありがたい。。なにとぞよろしく、教えてください。

土曜日, 11月 25, 2006

ひさびさの日本食。


今日は盛りだくさんの1日でした。まずはMarketing Fundamentals...のグループプレゼン。がんばって格闘して作ったプレゼンの発表。Caseはスペインのパスタ消費に関することで、他のヨーロッパ諸国と比べてパスタの消費が1人あたり年間約2KGも少ないスペイン。そこでパスタ産業組合の面々が、マーケットリサーチをして、消費者の動向をつかもうと。コンペにかけた調査会社が2社。そこでパスタ産業組合、調査会社それぞれになりきってプレゼンをせよと。私たちのグループにアサインされたのはパスタ産業組合の役。Caseをくまなく読み、この調査の目的、具体的目標などを精査。さらにすでに用意されている2社の調査内容をまとめ、どちらの会社がよいか選ぶと。課題的にはそんなに難しくないのです。でも、ここまでに至るまでに紆余曲折あり。。のべ10時間ほど費やしたのでした。そしてプレゼン当日の今日。なんと、グループの一人(前述、お菓子を買ってきてくれる。。。)が1-2時間目の講義に現れず。。これが1度や2度じゃないんですが。。。Marketingの講義は午後13時半からで、まあ、その時までにはくるだろうと思ってはいましたが、2時間目終わった時点で携帯を鳴らしても、出ない。。他の4人と、’も、もしかしてこないとか??”。。。と心配になってきましたが、やっとやっと、Marketing..が始まるぎりぎりになって彼は現れました。で、私たち5人。プレゼン開始の2分前まであれはどうだった、これはどうだった。。。などと議論。だれがどのスライドやるとか。。ってね。で、私がIntroductionとContents,Objectivesを担当、次の人に渡す。。という分担でとりあえず、ぶっつけ本番のプレゼン開始。結果は。。。あれ?と思いきや、みんな、ここって時の底力、すごい。。。こんなに本番に強いメンバーばかり集まっていたとは。。驚きです。

とてもうまくいったと、自画自賛です。


夜はAsian Family Dinnerの日。Asianの仲間(中国、台湾、韓国、シンガポール、日本)に加え、ペルー、フランス人の仲間も集まり、和気あいあい。久々の日本食を堪能しました。しかしこちらのレストランは日本食といえども夜9時から開店。間を持たせるのが大変。。ですが、スペインということで。

出てきたお料理の写真を添付。

木曜日, 11月 23, 2006

Marketing?

今の時点で、自分がどの職種に向いているのかJudgeするのは早いんだろか。Financial Accounting, Quantitative Analysis, Organization Behaviour, Marketing Fundamentals...etcと矢継ぎ早に駆け抜けているけど、やっぱりMarketing...をやっているときが、今のところ一番楽しい。Financial Accountingもなかなか興味深い、Definitely, I'm not the girl for the Quantitative Analysis...と、日本語、英語交じりの考えが頭を駆け巡る。
ゆくゆくは、自分のアイデアなんかを、いろんな会社に売り込んだり、会社と会社を結んだり、また異業種のCollaborationを企画したり。。そんなことがやりたいなと思い始めてきている。NGOと一緒になって社会的に貢献かつ効率的な運営のために何かを企画するなんてのも、いいのかもしれない。

これまでのところ、正直自分は一人で何かやるほうが向いているのかなという気もしている。でもそれは、今までのグループワークに疲れているせいかもしれない。。。

と、とりとめもないことだけど、1年先なんてすぐだし、今のうちから自分の進んでいく方向を見定めて。。。と思う今日なのでした。

てなことを考えていると、友人のKさんに、’またぁ。そんなこといって。前に言ってたことと違うじゃん。。’とか言われてしまいそうですが。。

水曜日, 11月 22, 2006

Sunset in Madrid -今日も日が暮れる‐


学校へやっと復帰。クラスのみんなに、’どうしたの?大丈夫だった?”と聞かれました。

みんな、心配してくれてありがとう。

早速金曜日のMarketing Fundamentalsのプレゼンに向けてStudy Groupの仲間と準備をはじめました。。。が。。。。約一名、ちょっと準備不足の彼あり。約一名、言葉の問題もあってちょっと理解に時間がかかる彼あり。Engineer畑の彼は、計算はとてもとても速いのです。私の苦手とするところ。そしてMarketingは私とコロンビア出身の彼女とのお家芸?なので、課題となるとかつて仕事でさんざんやっていただけに、何をすればよいのか、ポイントは何なのか、すぐわかる。だけど準備不足の彼。。Marketingの知識はあるので、4Pだとか、5Cだとか、そうゆう点を考慮しなくっちゃって、言うのはわかるんだけど、、、、。私は事前にポイントをまとめてみんなに送付。だけど、このポイントにたどり着くには、みんな自分なりに理解しないといけません。自分なりに理解するのは自分の時間で片付けること。。。なのですが。。。結局準備不足の彼はみんなで集まっている最中にCatch UpするというStrategy.なので、彼が理解してエンジンがかかってくるまでに約2時間ほどかかるわけです。今のところ他のみんなも彼に優しくしていますが、彼が何の準備もしていないというのがわかるだけに、この先どうなることやら。。。かなり、Interestingになってきました。これぞ、Business School、Group Studyの醍醐味でしょう。でも、準備不足の彼は、みんなで勉強している間、必ずおやつをどこかから調達して配ってくれるのです。そんな彼には憎めないやつでもあります。

そうして今日もMadridの日が暮れます。

学校のバルコニーからの風景を添付。

(もしかして、その日のうちにBlog書いているのは今日がはじめて?)

Sayonara, Londres!

Visaがやっとパスポートに転記されました!
’火曜日にはできているかわからない’と、スペイン大使館のおばちゃん。’でもくるだけ来てみてもいいわよ’ってな具合。パスポートへの転記ができているかどうか、確認する電話番号もなし。’まあ、水曜日なら確実にできてると思うけどね。’と、言われながら、本日、火曜日、もう一度Londonの超高級住宅街にあるスペイン大使館へ。
結果は。。。
なんと、驚いたことに、できてました!よかった!これでマドリードへ帰れる!
で、引渡し窓口のガラス越しにいるお兄ちゃん。私のパスポートを眺めたまま、’いや~、ぼく日本へ行ったことあるんだ~。’とかって、無駄話始めちゃって。。’いいから、早く返してぇ~’と思いつつ、引きつり笑顔の私。
まあ、できていたので一安心。

夕方の便でマドリードに到着しました。
明日の授業、休まずにすんで、よかった!

火曜日, 11月 21, 2006

So what's your plan b?

思えばほぼ1年前、MBA取得を目指し始めたときから、それまで会社中心だった際に感じていたストレスとはまた別の、時にはさらに厳しいストレスに直面してきたような。その度に何らかの決断、進展→だめ、また別の解決方法。。と。私は思い込みも激しく、心配ばかりが先行する性分でもあるため、(多少。。)それをどううまく切り替えるか。。これまでの1年はまさにStress Managementという面ではいい勉強になりました。MBA取得なんてことのみならずで、生きていればいろいろあるわけで、その度に参っていても仕方がない。本当に本当につらいときは別として、何かの問題に直面したときは、

①でもこのことがなかったら、こんな知識は得られなかったとか、あんな場(すてきな)場所にたどり着くこともなかったわけだし
②まあ、地球の終わりってわけでもないし。まだ手も2本、足は地についてるし
③食べることはできるし
④これがだめでも、別の方法があるさ (here comes the plan 'b')
と考える
そして
⑤何も考えず歌う
⑥お風呂で本を読む
⑦すべて投げ出して寝てしまう
などなど。。。

私の場合、この、Plan'b'がまた、人の言う、’え?まじ?’にあたることが多い。。。これが私の’無謀’たるゆえんですが。。そこでもうひと段階。良識ある友人’K’さんのチェックを必ず入れ、そして他の人の意見を聞く。聞いても無謀に走ってしまう私は、結局あきれられてしまいますが。。(笑)

あとは実行のみ。心配してても、仕方がない。
で、皆々さまにご迷惑をおかけすることも。。。
本日はLondonのTKさま宅、それから近郊のTさま宅に大変お世話になりました。
みんなに助けられ、ここまできていることを忘れないように。

それから、もうひとつ。うそでもいいから、笑っていること。

明日、Visaが無事、Passportに転記されていることを願って、本日は寝ます。

月曜日, 11月 20, 2006

イギリスにもよい天気のときはあります。


なんとすばらしい秋晴れかと、イギリスにもこんな日があるのです。確かに気温は低く、とても寒いですが。。こうしてみると、やっぱりイギリスって北にあるんだなと実感。樺太とかと同じぐらいの緯度だもんね?

と、そうまったりしている暇はありません。本当は今日マドリードへ戻る予定だったのに、そして明日のMarketing Fundamentals...のグループ課題をみんなでやるはずだったのに。そこで今日のTechnologyを駆使し、まずはプレゼン作成>グループのみんなにE-mailで送信>スペイン時間午後5時、Madridで始まるグループミーティングにあわせてSkypeをON. みんなが集まっている場所のグループメンバーのPCにSkype経由で電話。そしてDiscussionに参加。。なんせSkypeのユーザー同士だったらただで話せるし。MBA Holder・Candidateの間ではかなりな必需になっているSkype.面白いビジネスケースなので、また研究してみよう。

今日のところは某K社のケース。しかし、グループのみんな、午後5時から集まっていていまだにDiscussionをしているようです。。ごめんね。。。

でもそんなに難しいことじゃあないはず。ただ不確定要素とか、Assumeしなければならないことが多いから厄介。特に損益分析。。

私もまだまだおきていますので、みんな、がんばれ!

本日のイギリス、ロンドン郊外の静かな町の様子を添付。

日曜日, 11月 19, 2006

She's homeless?

今回Londonへ来た目的のもうひとつ、それは、’残してきた荷物を整理すること’。。。全く夜逃げ状態だったはよいけれど、もって行ききれなかった・整理し切れなかった荷物がまだ段ボール箱に4箱強。’かならず整理に来るから。。’と、友人T さま宅に荷物をあずけ言い残して去ってしまった私ですが、思いのほか早く戻ってくることができました。4年前イギリスへきたときには、段ボール箱3箱+大きなスーツケースひとつできたはずなのに、この4年間にまあ、見事に荷物は増えていました。しかも一人暮らしの部屋、置き場所にはあまり困らなかったってことか。。はたまた、捨てられない性分とでもいいましょうか。。本当にいろんなものが捨てられずに暮らしていましたが、ここで引越し。イギリスに来る前にも相当なものを捨てたけれど、さらにまた、捨てるという決断をしなくてはなりません。。。全く荷物が多いということは、まさに在庫費用がかかるということ、物を持つということは、それを持ち続けていくことによる費用が発生するわけで、そして自分自身、身軽でなくなってしまう。。今回こそ、もう借りている家はない、車も売ってしまった。身軽にならなければ、輸送費もかかるばかり。。ということで。。。。。捨てました。。本当にいろんなものを。。それでも、’あ~。。。どうしてももったいない。。でもこの服ももう着ないだろうな。。’という私に出たSolutionは、これらの品々をイギリスの、チャリティーショップへ持っていくということ。イギリスにはどの街にも必ずOxfamやCancer Researchなどのチャリティーショップがあるのです。ここは、ものの寄付を受け付けてくれます。それを他の人に売ります。売った収益をチャリティーにまわすのです。もちろん、もっていったからってお金になるわけじゃないし、寄付したものでも使用できないと判断されれば捨てられてしまいますが、それでも、自分で涙ながらに捨てるよりははるかに気持ちが楽になり。。こんな目的で使ってよいのだろうかと思いますが、誰か他の人のお役になるならば、これもよいのかもしれません。
そんなわけで、捨てて、捨てて、また捨てて、いまやジプシー状態の生活です。
身軽になることで生まれてくるものもあるでしょう。
未練は捨てて、勉強に集中しようと。

土曜日, 11月 18, 2006

Londres? Si.

実は今Londonです。前に住んでいたので当地からスペインでのStudent Visaを申請したのです。で、準備ができたというので取りに来たのはよいけれど、また問題発生。Visaをパスポートに記載するのに、あと最低でも稼働日3日かかると。ということは最低でも来週の火曜日までかかる、最悪水曜日まで。。Visaの申請は最初にMadridへ行く前に済んでいたのですが、申請が通るかどうかの返事待ちのまま、学校が始まってしまうためとりあえずHoliday Visaでスペインへ入国したのです。。。で、なかなか来ない返事に業を煮やして学校経由でスペイン大使館に問い合わせてもらったところ、いや、もうVisaは降りたと。え?そうなの?と、すぐにとりに行ったほうがよいってことで、今日、クラスを休んできたわけです。で、こんな落とし穴があるとは。。だいたい、最初っから全く不親切極まりない対応、不明確なプロセス、本当に大使館ってところは人を見下している。。’あと3日かかるのよ。。’との言葉に頭を抱える私に対して、’あなた、スペイン人が日本に留学しようとしたら、どんなにたくさんの書類が要求されるか知ってる?’と、言われる始末。それとこれと何の関係があるっての?少なくとも、日本の領事館は人をこんな風な扱いはしないよ。Visaだって、朝行ったら午後にはパスポートに記載されて帰ってくるよ。プロセスだってもっと明確だよ。要求される書類は多いかもしれないけど、もっと親切だよ。こんな風に邪険に扱わないよ。と、全く頭にきたため、帰りがけに日本大使館に立ち寄り、領事館職員の人に文句を聞いてもらう始末。。。言ってもしょうがないと思いながら。。
というわけで、結局また戻って取りに来たとしても学校は休まなければならないため、急遽Londonへの滞在を伸ばし、スタンプが押されるまでLondonにいることにしたのです。で、火曜日までに何とかできないかって聞いたけど、それは約束できないと。水曜日なら約束できると。ほんとかぁ?ぜったいだな?。。。。あ~、もう、Muy fantastico! 
何より休まなければならない授業。。不安材料がまた増えました。。
とにかくクラスの仲間の助けをかり、遅れを取り戻したい!と思います。

金曜日, 11月 17, 2006

Decision Tree

事業を拡大しようか、どの投資方法がよいか、どの株に投資しようか。。。どの馬買おうか。。などの判断の際、①関連情報をいろいろ集めて検討する、②まったく本能に任せて決める ③最初からリスクはまったく負わない。。などなど、いろんなタイプ、いろいろな決め方があるかと思いますが、そんな時、より客観的に判断するためのひとつの方法として、Decision Treeというものが存在します。Decision Treeは最終目標、たとえば‘利益の拡大’とか、’一攫千金’とかいう目標を達成するのに、どのオプションが一番妥当かというのを決めるのに役立ちます。今は実際のCaseを使ってDecision Treeのシュミレーションをしているのですが、なにせ実際の出来事を元にしているだけに状況は複雑。事業を拡大したいんだけど、この店を買った後様子を見て次の投資先を決める、次の投資先に投資するのは2つオプションあって、成功する確率は。。。などなど、これら要素が増えていくたび、Decision Treeは複雑になっていくのです。Treeというだけあり、枝が増えていくのですが、その枝一本づつに価値づけをするわけです。すべてを数値化したあとどの枝先が一番数字が高いかで投資先などを決めると。

。。。。このシュミレーションを作るという課題に、われら多国籍Study Groupのメンバー、午後4時半から8時近くまでとり組みました。。。。。考えているうちに、’いいじゃん、あみだで決めれば’、とか、’じゃんけんで決めれば’、とか、’感覚で決めれば‘とかいってしまいたくなるほどの状況。なんせ、FinancialやQuantitative Analysisのバックグラウンドがあるのは1人もいないので、すべてが試行錯誤。特に思考回路がとてもIllogicalにできている私は、考えている間にも、意識が遠くなっていく、耳が遠くなっていく。。。。いかんいかん。これも修行のうちなのだ!頑張るぞ!多国籍軍!

あみだも、じゃんけんも、立派な判断方法だけどね。

木曜日, 11月 16, 2006

Patatas ali oli ? にはご用心

Madrid、多分スペイン中のどこにでもあるBar(バル)。イギリスで言うとPubですね。いっぱい飲み屋兼、コーヒーも飲める、で、Tapas(小皿料理)もある。あまりお昼らしいお昼が食べられなかったため、今日は学校帰りにあるBarに立ち寄りました。どんな料理が出てくるかわからない好奇心と、それでもあまり冒険はできないかな。。という保守的な気持ちがあいまり、多少意味のわかる単語、Patatas、これはPotatoね、とおもい、ale ole (スペルには自信がありません。)に挑戦。出てきたのは、いわゆるゆでたジャガイモのマヨネーズ風なCreamyソース和え。でも、た~っぷりにんにくが利いていました。おいしかったけど、これはデートなどの前には食べられませんね。と、そんな心配はしなくてもよいんですけど。(。。。悲しい笑い。。)

さて、今日の講義引き続きFinancial Accouting、Quantitative Analysis , Marketing Fundamentals.
MarketingはK社のCaseについてのDisucssion. 
前職の経験により、何が問題なのか、どこがポイントなのかは手に取るようにわかるものの、やっぱり、いままで、わかった振り、思いつき、根拠のない自信、はったり、妙なアイデア。。などなどで乗り越えてきてしまった分、Scientificな分析力に欠けるようです。あ、ばれちゃった?。。これこそ、MBAコースに臨んでいるひとつの目的。根拠のない自信よりも、根拠を。計算できるものは計算を、それをみっちり学ぶのです。なめたらあかんね。
来週の課題、損益分岐点、Price Sensitivityなど盛り込まねばなりません。あ~。またまたついて回ってくるようです。
Professorが、’Marketing is not subjective!' といっていたけれど、私はMarketingとは究極的には主観的なものだと思ってます。どんなに科学的、学術的な要素を盛り込んでも、結局判断を下すのは人間だから。限りなく科学的、学術的なものに近づけることはできるけど。そして下す判断を限りなく客観的なものにすることはできるけど。あ、それこそ今学んでいることだった。そう、主観的判断だけで物事うまくいったら、MBAなんていらない、Phillip Cotlerも存在しなかったかも。
と、屁理屈はここまで。

水曜日, 11月 15, 2006

びびるな!とにかくやるのみ。

本日から本格的に講義が始まりました。
9hr- Deanとの顔合わせ。初めて直接あいました。
10hr- 今日、ふの味噌汁?(古いよ) Financial Accounting
12hr- さらに恐ろしいQuantitative Analysis For Business
13hr- Marketing Management Fundamentals (ゼミ思い出すかも。)
と、午後3時までのスケジュール。

いきなり私のひじょーに苦手とする科目が2連続。Quantitative...を終了したときには、真っ青状態でした。なんせ、Backgroundがないことが心配、ただでさえ数字が苦手なので心配、どこから手をつけてよいやらもわからないので心配。。と、やたら心配ばかりしていて時ばかりたってしまうというありさま。。あ~、時間がもったいない。幸い、2教授ともとてもよい感じなので、とにかくひとつづつ問題をクリアーにしていくことに集中したいと思います。なにもこれをふか~くきわめてAccountantを養成しようという講義ではなく、いかに別の観点からビジネスの判断能力を養うか。。というのがポイント。すでに前職での経験などもあるので、ある程度の知識はあるものの、それにいかに学術的な裏づけをするか、MBA取得をする目的のひとつでもあるわけです。
で、今日の課題を何とかこなしました。要するに、Don't think too much, just get on with it!!
というわけで、がんばります。
苦手2科目の続いた後のMarketing...は、私にとってなんとも和みの時間となりました。(笑)なんせ前職での経験がそのまま生かされる分野だし、それを客観的に議論する、しかもいろんな国の人たちと。面白いです。そしてほっ。。。
今日のCaseはアメリカ大手某K社のマーケティング戦略について。前職でのある種競合でもある会社のことなので、こちらのケースはとてもすらすら読ませていただきました。こちらのクラスはClass Participationも成績に大いに関係するので、苦手分野のカバーのためにも。

今日はこの後、アメリカで、John Kelly 大統領候補のPRを担当していたExectiveの女性の特別講義およびDiscussion セッションがあったため出席。まあ、アメリカの対イラク戦略などについて、ヨーロッパ組みから批判の嵐。普段EUないではお互いの国通し仲が悪いくせに(笑)、対アメリカとなると、’ヨーロッパでは。。’と、ひとつの振りをするこの身のこなし。これも大切でしょう。
その、講義をしてくれた女性が、’アメリカでは間違っていても強い、魅力のあるリーダーが選挙に勝つ。John Kellyのように、正しくても弱いリーダーはだめだったってこと。’といっていたのが印象的でした。

今日のスペインもとてもよい天気。
学校の一角を添付します。


火曜日, 11月 14, 2006

So the story goes....

本日はInstituto de EmpresaのOpening Day, つまり入学式の日でした。
Vice Dean (教頭先生?)のご挨拶から、Academic Directorからの訓示、。。などなどと続き。
もっと厳かな、’式典’みたいなものを想像していたけれど、実際はあまり堅苦しいものではなく、どちらかというと、ビジネスミーティング、通達式的な感じ。
今年はIEに願書が約1200通、今までにない難関?で、最終的に247人の学生がOfficialにInternational MBAの学生として今日の日を迎えていると。私もその一員として座っているのが、少し信じられないような。。なんと、57カ国から学生が集まる、これらの国々の合計はは全世界GDPの約88%、人口の68%、そしてCO2 Emissionの約75%を排出。。。と、興味深い数字の説明もあったりで、さすがビジネススクールの入学式といった感じでした。

さてさて明日からいよいよ本番。Financial AccountingとQuantitative Method, Marketing Management Fundamentalsと、Coreコースが目白押し。
重い本を持って学校に行く日々が始まります。
Marketing Management,最初の課題は、
Which is the biggest company failure due to a marketing mistake you can think of ?
だそうで。う~ん。どの事例が最大?最悪?のマーケティングの間違いによる会社の業績悪化にあたるかな。。。
と、考えながら寝ることにします。

月曜日, 11月 13, 2006

明日から本番

明日はいよいよわが学校、Instituto de EmpresaのOpening Day, つまり入学式です。11月1日にMadrid到着後、クラスメートと知り合い、生活の基本準備、まあ試用期間だったわけですが、明日からは今までのようなわけには行かない。。でしょう。不安と期待が入り混じった感じです。生活自体はなんだか学生生活にすっかり戻ってしまったような。。懐かしいなぁ~。東京での学生生活。ハタチ前後の東京生活。とうか、西東京神奈川方面学生生活。
あれから?年。また学生生活に戻ろうとは、あのころ想像もしていませんでした。
MBA取得を目指したのはほぼ1年前、ひょんなことから思い立ち、学校探しからGMATの勉強、Essayのコーチングを受けたりと、いろいろお金がかかりました。(笑)。ビジネススクール入学にはいろいろと準備が必要です。それをビジネスにしている人たちがた~くさんいます。その人たちの多くもまた、ビジネススクール卒業者。足元見てます。恐ろしいです。
そして私も明日からOfficialにその一員になると。
Just focus on what I have to do, そして、坂之上の雲を、見続けること。

日曜日, 11月 12, 2006

純資産(資本)の部。


Financial Accountingの勉強を多少始めました。まずは貸借対照表、いわゆるBalance sheetの仕組みについて。今頃仕組みとかっていってる場合じゃないんだけど。。まずは総復習。

それにしても私個人の貸借対照表。。。いわゆる’他人資本’が多く、一目見ただけでこの法人に未来はないとわかってしまうような。。
まだまだ、決算しないでね。MBAの後、やっと売掛金が発生してくるので。今のところは投資の部、敷金、保証金に計上金ありということで。(笑)今のところ、Retained Profitはなしですが、これからこれから。

日本語で会計用語をみているより、英語のAccounting Termの方が具体的には何を指しているのかわかりやすいと思うのは気のせいだろうか。

大学当時のあさ~い知識を思い出し、これから深みにはまります。

今日のスペインの空を添付。

土曜日, 11月 11, 2006

スペインの人たちは信号で待ちます。

雨続きだったMadridも、今日は快晴。やっとやっと、これぞスペイン!いいぞ!その調子!といった天気になりました。私の以前住んでいたイギリスは今頃ひじょーに寒いそうです。脱出成功?イギリスにいる仲間たちに、スペインの太陽を送りたいと思います。
ところで、こちらに来て早々の発見、Madridの歩行者は赤信号でお行儀よく青になるのを待ちます。私としては驚きでした。偏見ではありませんが、当然待たずに、車が来なかったら赤だろうと青だろうと渡ってしまうだろうと勝手に思っていたからです。たとえばイギリス人、というか、London。。。待ちません。以前イギリス人の上司が日本へ行った際、信号待ちをお行儀よくする日本人たちにとても感心していました。自分ひとりで横断歩道を颯爽と渡り始めて、はっと振り向くと、誰もついてきていなかったと。。。New Yorkでも確か赤信号だろうが青だろうが、車が来なければ歩行者はがんがん道を渡っていたような。。
古今東西、歩行者信号待ち事情です。

あ、それはともかく、入学式を来週月曜日に控え、いよいよ緊張が高まってきました。というのも、来週からいきなり、Financial Accountingやら、Quantitative Methodやらの授業が始まってしまうからです。なにせ、FinancialのBackgroundが何もない私なだけに。。。これは不安。取り急ぎ駆け込みで勉強を始めました。まずはAccounting, いわゆる簿記というやつでしょうか。いっとけばよかった。。大原簿記学校。。。なにせ10月いっぱいまで前職に追われ駆け込みでMadridへきたため、学校の用意していたPre-courseも受けられず、頼みはOn-lineでの補修的コースのみ。
自分ひとりでやっていてもなんだかくもをつかむような。。お願い。。誰か教えて!
インターネットで専門用語検索頼みです。。。

金曜日, 11月 10, 2006

拝啓 細木和子さま

今日はMadirdの祝日。学校も休み。祝日となると大概のお店も休み。ということで本日は静かな日でした。

MBAとはまったく関係ありませんが、最近友人のSさんに’宿命大殺界’という占いの一種を紹介されました。私は思い込みが激しく、何かいわれるとすぐ信じてしまうタイプなので、占いはあまり見ないようにしているのですが、紹介の魅力でついのぞいてしまいました。。結果については深く触れませんが、みてびっくり。これはまた、細木和子大先生の六星占術別バージョンではないですか。。細木先生、あなたのマーケティング術にはまったく恐れ入ります。まったく次から次へと、六星占術中の大殺界を追っていくだけでも結構なことなのに、さらにそれに加えて別の殺界を加えられてしまうとは。。不安心理を書き立てるこの名前、チェックせずにはいられない人も多いことでしょう。そして細木先生の京都の大豪邸はさらに潤っていくのです。(うちの父も大豪邸の柱の一部ぐらい貢献していると思います。)
ちなみに宿命大殺界の無料診断サイトはこちら。
http://generator.squares.net/shukumei.html#shukumei
です。

日本における占いビジネス、とても興味深いものがあります。
今後のMBAコースでも、折を見て研究してみたいと。

木曜日, 11月 09, 2006

スペインの夜は更けて。。。


今日はオリエンテーション最終日。やっと同じSectionの仲間の顔も覚え始めました。
本日のメインイベントは’CaseMethod'.本番に備えた予行演習といったところです。
早速グループに分かれたDiscussion. Caseは1949年ハーバード発行のもの。。って、この、年代がちょっと曲者だった。。Caseの内容を要約すると、とある産業の加工企業が原材料の調達を一手に集中化させるべくMr.PostというVice Presidentを新たに雇った。これに伴い調達に関するルールを改定。このルール改定にあたり、Mr.Postは20あるPlantの各マネージャーへ文書にて変更を通達。数日後各マネージャーから承諾の旨返事がきた、きたはよいけれど実際にこの変更を実行したPlantはほとんどないに等しかった。。というもの。そこで、Mr.Postの通達はなぜ無視されたのか、どうすればうまく実行できたのか、というのが課題。
ディスカッションでは主にコミュニケーション方法に問題があった点を指摘、で、全員一致で、’やっぱり手紙一本で済まそうっていうのが甘いよね。会いに行ってなんぼでしょう。じゃなかったらテレビ会議するとかね。。’って、このテレビ会議って言うのが後で疑問を呈することに。グループディスカッションが終わって全体の講義に移った際、わがグループの代表がテレビ会議開催案を提示したところ、とある学生から、’このCase, 1949年に書かれたもんだよ、そんな時代にTV会議なんかあるわけないじゃん。’って。。。わがグループGのメンバーは全員’え?’状態。。というのも、Caseの書かれた年代の箇所を最初から見落としていて、だーれも気づかなかった。。。あれ?ほんとに私たち、だいじょーぶ?
まあ、今日のところはならしということで、笑って許していただきましょう。


番外編
今日は週にいっぺんの’Bar of the week'(IEの学生主催。)の日で、いわれるがまま、Real Madrid本拠地近くのNight Club, Lolitaへ繰り出した。
帰宅は午前2時半。。。しかしまだまだ会場は盛り上がっていましたよ。
何でも朝7時ぐらいまで騒ぐらしい。。明日はFiesta。お休みの日です。何の休日かはわからないけれど。だからみんな遅くまで飲んでても平気なのか。。私はさすがによるとしなみには勝てず。。宴たけなわで退散してきました。 (盛り上がりの様子は写真参照。)

水曜日, 11月 08, 2006

雨のスペイン坂


今日はオリエンテーションの2日目。午後2時半よりMadrid Bus Tourなる親切なイベントがあり、参加。先週末からMadridは雨、雨、雨。私がイギリスから悪天候を運んできてしまったのだろうか。。せっかくのOpen Double Decker Busなのに、1階部分しか乗り込めず。。雨に曇るガラス越しにバスツアーが開始。Gran ViaからPlacio Realへ。しかしこの宮殿、まあ立派ですこと。。部屋数なんと2800超だそうです。そして広大な敷地と庭。スペイン王朝の栄華を誇っているわけです。と、あまり歴史に触れるとぼろがでるのでこの辺にして。
しかしスペインの町並み。。。どこかで見たような。。。そ、そうだ。東京ディズニーランドの’カリブの海賊’付近のレプリカな町並み。ほんとそっくりって、おい、そんなたとえしかできないの?(笑)
そしてこの、雨に煙る町並みを眺めていてさらに思い出したのは、、そう、渋谷スペイン坂。あそこってどうしてスペイン坂って言うのかね。よく歩きましたけれど、あのころはまさか自分が35になって本場のスペイン坂を、こんな風に眺めるようになるなどとは想像もしなかったね。

本題のオリエンテーションへ戻り。
午後4時からはAction Learningの講義。Group Studyで’垂直に生卵を落下させた際に、卵が割れないようにするProtection Systemを作ってプレゼンせよ’という指令。材料はストロー21本とセロテープのみ。これからの何ヶ月か、一緒に課題に取り組むGroup Gの仲間とはじめてのプロジェクトに挑戦。でもさ、ちょっと聞いてもいい?卵を垂直に落としても割れないような装置を作るのはいいけど、誰がそんなの必要とする?
と、もともこもない質問を切り出したのは私。みんな一瞬’う’っとなったけれど、’まあ、にわとり農家とか、ほら、生まれたての卵が落ちても割れないようにしなくちゃね。。’と、苦しいセールスポイントで返してくれたのはコロンビア人の同僚、AMちゃん。これぞマーケティング。そ、そうだよね。そんなこと疑問に思っちゃいかんのだよ。無事に時間内に課題をこなし、プレゼンにこぎつけました。ぶっつけ本番の卵落下実演。奥さん、これはびっくり、お買い得だよってなわけで、大成功に終わりました。
添付の写真が、5カ国共同開発、その名も’Cozy Bed'。深くは問わないでください。
今回の課題はあくまでも序の口、というわけで、これから先、こんなに楽なものが出ることはもうないでしょう。。

火曜日, 11月 07, 2006

ぼへみあん らぷそでぃ~


日付はすでに変わっていますが。11月6日月曜日。
今日はIE IMBA(International MBA) Year of 2007 のオリエンテーション初日。
IMBAのDirectorの方々からのイントロダクションに続き、登場したのが今年のIMBA学生さんたち。はじめはごく普通のキャンパスライフ紹介だったものの、最後に来ました、ギリシャ人の長身お兄さん。休憩明けで騒がしかった私たち学生の群れに向かって、’SEX!’と一言叫び。一気に沈黙。人の注意を引くにはとてもよい言葉なのかもしれません。
ところでこのお兄さん、60人強のAudienceを半分に分け、自分が手を上に上げるから、右手の場合は向かって右側半分の人、左手の場合は左半分の人、’Ah~’といいながら立ち上がってくれ!ってな具合。おいおい、朝っぱらから何させるんだよ。。と、やる気のない私でしたが、実はこれ、次に流れる音楽にあわせた動きの練習。さあ、これからみんなで一緒に歌おう!とお兄さん、流れてきた曲は。。QueenのBohemian Rhapsody...I mean, who could resist? ってなわけで、一緒に歌ってしまいました。このお兄さんのプレゼンのポイントは。。。勉強も、そして勉強以外の生活も、一緒に楽しめるさということらしかったです。。

(番外編)
バーテンのおねーちゃん、一人でカラオケを歌う。
ムショーに食べたくなったKorean Food Restaurant隣のBar(スペイン語発音ではバル、いわゆるパブです。)で出くわしました。。アジアン系のバーテンのおねーちゃんが、カウンター越しにいきなりカラオケを始めたのです。。何語やらも、どこの国の歌やらもわからず。。雰囲気的には時の流れに身を任せ~ぐらいな感じですが。。これがまたへたなんだなぁ~。もー。マイクかせって感じ。私に歌わせてくれ~。著作権の問題もあるため写真は公開できないののが残念ですが。。おい、それにしても下手だってば。。お客がいるにもかまわず歌うおねーちゃん。さすがスペイン?マイペースが合言葉?ん?kの曲はKilling Me Softly...でした。。何かと思えば、まったくそんな歌に聞こえない。がんばれ!おねーちゃん!

と、いいつつ、結局私も歌う羽目に。お客が2人。ほかにバーテンのおねえちゃん、おにいちゃん、合計Audience4人。
。。。はい、2曲歌いました。。
なにしてんの、私。。

月曜日, 11月 06, 2006

11月1日。スペインの空は青かった。

タイトルを見てもわかるとおり。。(笑)すでにブログを書くのさえ遅れています。やっとインターネット接続環境が整ったので、遅れを取り返し、今日からがんばるぞ!っと。なんともはや、どこに行っても、わたしはわたしということで。。(笑)。おい、笑っている場合じゃあないっつの。

11月1日。午前6時45分EasyJetでLutonを出発。息も白くなるほどの寒さ。いったい気温は何度だったんだろう。前の日まで仕事をし、4年暮らしたイギリスをほぼ夜逃げ状態で後にした私。周りのかたがたには本当にご迷惑をおかけしました。助けてくださった方々、本当にありがとう!これからの1年、一生懸命勉強して必ず恩返しをいたします。(え?期待してない?。。まあ、そういわず。)
31日の夜は久々に同志Aさんに再会できて、ほんとによかった!

大体前日まで仕事してるなんて。。そりゃ10年勤めた会社、未練があったのはわかるけどって。これからビジネススクールへ、しかもスペインでの新しい生活を始めようってのに。。。

そう、人はそれを無謀と呼ぶのです。

明日から学校のオリエンテーションが始まります。
遅刻すんなよ!