日曜日, 12月 31, 2006

ありがとう。

今年も最後となりました。

今朝Parisから無事Madridに帰着。Renfeという夜行列車でParisを出たのがゆべの7時34分。Madridへは朝9時半ごろ到着。
Nちゃん、Jちゃん、そしてかわいいMちゃん!本当にお世話になりました。

そして12月31日が終わっていこうとしています。
ただのカレンダー上の1日ではあるけれど、1年の終わりに、今年お世話になった方々すべてに、ありがとうです。

いろんな人たちに助けられ、今年もここまでやって来れました。
会社を辞め、ビジネススクールに入学。本当に自分中心の年で、あまり周りの人たちのことを気にかけている間もなかった気がします。

ところで先ほど、Madridの高級ブティックが立ち並ぶSerrano通りを、何百人もの人たちが走っていました。年越し?マラソンか?。。。みんな、どこへ向かって走っていたんだろうか。Partyか?(笑)そうして今日は夜通し飲み明かすんだね? Viva Spain! ということで。

暮れ行くMadridから、みんなの幸せを心から祈ります。

For a wonderful and beautiful year of 2007!

金曜日, 12月 29, 2006

マリーアントワネット(の先祖は)スペインハプスブルク家と親戚だよね?


そういえば、あまりの暑さで2000人(公式発表)の死者を出していた2003年の8月、私は友人Rさんと何度目かのParisを訪れていました。なんせ石ばっかりのこの街。熱が逃げる場所はせいぜいセーヌの流れぐらい。あまりの暑さで私達二人とても無口でしたが、それでもParis。シャンゼリゼからコンコルド広場へ、Invaridが川の向こうに見える場所での彼女の言葉。’コンコルド広場って、マリーアントワネットがギロチンで処刑されたところだよね。’ 私、’え?そ、そうだったの?まじ?’ 彼女、’そうだよ、ルイ16世も、ここでみんなギロチン。’ 無知の恥をさらしている私に彼女、’だめだよ~。ベルばら読まなきゃ。’。。。あ、そうでした。。(笑) マリーアントワネットは処刑されるまでコンシェルジュリー牢獄に幽閉され、そして1793年10月、コンコルド広場でギロチン台に膝まずかされたわけです。


と、その頃スペインは?というと、スペインハプスブルク家の断絶、すったもんだの王位継承戦争、イギリスにジブラルタルを分捕られる、など低迷しつつ、カルロス3世の治世にいたっていたと。

で、このスペインハプスブルク家。元はと言えばオーストリアのハプスブルク家からの分家?血を分けているわけです。マリーアントワネットはオーストリアハプスブルク家でオーストリア(など)王女マリアテレジアの娘。てことはマリーアントワネットの先祖はかつてのスペイン王家と親戚だったわけだ。


と、大きくくくりすぎ?

どなたか、この辺また詳しくご講義いただけると有難い。


いつ来ても、こんな街、他にないよなぁ~と思わせるParis。街並みといい、美術館の充実度といい、Parisそのものがフランスの財産で、この街がもたらしている観光収入は世界でも群を抜いているんじゃないかと思うわけです。それにしても年末のParisは寒い。。。。


Musse d' Orseyから見えるモンマルトルの丘を添付。

木曜日, 12月 28, 2006

世界の車窓から

夜行列車にのってParisにきました。昨晩19時にMadridを出発。Renfeという列車、4人部屋2段ベッドが二つのコンパートメントを予約、10時間のParisへの旅でした。さすがに電車の中ではインターネット接続不可。まあ、たまには完全にOff lineになるのも必要かと。

電車の中で一緒になったのはフランス人の年配の女性。英語がとても堪能、きけば学校で英語を教えていたと。納得。色んな話をしました。彼女はスペインにもよく来るようで、ここ十数年のスペインの経済的発展には驚いていました。フランスはもう追い越されてしまうと。フランス人は働かない、と。でもスペイン人だってそんなに一生懸命働いてるって感じじゃないけど、と私が言うと、でもフランス人よりいいわよ、と。

それからPascalの言葉。人間にとって不幸なことは、一人ぽっちで(何もせずに)部屋にいられないこと。。現代人はいつでもどこでも誰かと話していないと気がすまないようだと。

で、デカルト。フランス人はデカルト主義?という質問をしてみると、みんなね、そういいたがる、と。デカルトのようにLogicalに分析することがよいと考えている、と。
なるほど。哲学の授業が学校で必須のフランス。考える葦、考える人。。
深いです。

土曜日までParisです。
友人NさんJちゃん宅にお世話になります。感謝!

水曜日, 12月 27, 2006

おのおの方。。

とは言うものの、私は間違っても、大石内臓助といえば長谷川一夫という年代ではありません。

忠臣蔵について少し調べています。組織論の観点において。と、聞こえは高尚?ですが実は父のアドバイスにより。

調べてみると、半藤一利氏や堺屋太一氏など、さまざまな人がこと忠臣蔵と大石内臓助のとったリーダーシップ、四十七士という単位、構成、を組織の観点から分析しています。

そう、堺屋太一氏といえば、『峠の群像』。私にとって忠臣蔵といえば、この、NHK大河ドラマで放送された峠の群像が一番なじみがあります。1年間みっちり放送されたせいか、3月に殿中松の廊下、12月に討ち入りと、史実とタイミングを同じくした放送がつぼにはまったのか。。

時は元禄14年(1701年)3月。'浅野殿、殿中でござる!ご乱心なされたか?!’と羽交い絞めにされる殿、はらはらと倒れる吉良上野介。そしてその日のうちに切腹申し付けられ。。そして正確に新暦で言うと1月30日の未明、旧赤穂藩士四十七人による、吉良邸へのあだ討ち。旧暦では12月14日の未明。で今でもこの日に泉岳寺にある四十七士のお墓へお参りするをする人が絶えない。なんせ私の友人Rさんもその一人。
日本人にとっては、特別な思い入れがあるこの忠臣蔵。人形浄瑠璃の物語化に端を発し、はて、どこが史実で、どこが作られた部分なのか?と、調べることたくさん。

あまり脱線しすぎぬよう、あくまでも’組織論’という観点において、調査進めたいと思います。
進展後日ご報告。

火曜日, 12月 26, 2006

ここはMadridでした。。

それにしても最近のIT技術革新には驚いてしまいます。と、言い方が大げさかもしれませんが、とにかくどこにいてもInternetにつなげられ、それ相応のPCを持っていれば、日本のTV番組などがNet経由で見れてしまうのです。昨日のBlogで明石家サンタ。。のことを書きましたが、もしやと思いYouTubeで検索。。ありました。。明石家サンタの番組、全部じゃないけど短縮されたバージョンがすでに投稿されており、見てしまえるのでした。。
で、こんな風に日本の番組が見れてしまうと、ついつい、自分がどこにいるんだかもわからなくなってしまいます。(笑)メールがあって、Skypeがあって、YouTubeがあって。。Etc...そしてItuneに音楽ダウンロード。さらにこのBlog.

ふと窓の外を見るとここは確かにMadridなのに、PCを前にいったんNetの世界に入ると、Borderless。物理的な距離はとは別に、デジタルな距離というのは、Net環境が整っている国であればもう関係ないようです。
こんなこと、私が十数年前にアメリカに留学していた頃からは考えられない。。。。
でもこのまま、デジタルな距離のなさに頼ってしまうと、スペイン語も話せないまま、体験も薄いまま。。の生活になってしまいそう。。

ここはひとつ、YouTubeの誘惑に負けぬよう。(笑)

月曜日, 12月 25, 2006

日本人とクリスマス。


Feliz Navidad! (スペイン語でMerry Christmas)

♪きっと君はこないぃ~一人きりのクリスマス イーブ♪
と、山下達郎様のお約束の曲にあわせ。

日本にクリスマスが定着したのは、多分戦後のことなんだろうね。占領軍の人たちがお祝いするのを日本なりにAdoptしてきたんだと思います。
要するに、’お祭りサンバ’ののり、宗教関係なく?お祭り騒ぎにかこつけて。。といったところでしょうか。風が吹けば、桶屋が儲かるしきに、この時期忘年会シーズンにあわせ、レストラン、ホテル、おもちゃや、百貨店、ブディック、宝石屋。。。などなど、’なにかプレゼントしなければ。。。’という強迫観念に似た心理で、人々は消費していくと。しかしこれはこれで、いいことなんじゃないかと思う。何かにかこつけてでも、誰かに何かプレゼントするという気持ち。

そういえば大学生の頃、某都内有名ホテルで夜勤のバイトをしていましたが、クリスマスイブといえば予約でいっぱい。そして思い出すのは表参道のイルミネーション。近年復活したと聞き、喜ばしい限りですが、冷やかし半分で訪れた表参道、’世の中って、こんなにカップルがいっぱいいたのか。。。’と驚きを隠せなかったこと。。それにしても、年末のあの雰囲気は独特。

こちらヨーロッパは、アメリカ同様、クリスマスといえば日本で言うお正月のようなもの。つまり家族のイベントなのです。ご馳走を家族で食べる日。そしてサンタクロースが夜中にプレゼントを持ってくる。聖なる夜、キリストが生まれた日を前夜から祝う日。今夜のMadridはとても静かです。

ほとんどの日本人にとって、単なる’イベント’として存在するクリスマス。今夜も私の敬愛する、明石家さんまさまの、’明石家サンタ。。。’の番組は、やっていたのだろうか。あ~みたかった。

一人で過ごしている人にも、家族で過ごしている人にも、友達、恋人と過ごしている人たちにも、素敵な夜でありますように。

Wherever you are, Whatever you are doing, May you have a very Merry Christmas!


今夜のPlaza de la Cibelesの様子を添付。

日曜日, 12月 24, 2006

私の上に40人(60人中)(笑)

Financial AccountingのMid-term Exam, 結果がOn-lineで張り出されました。クラス60人分のScoreが一斉にExcelの表に。

私の結果は。。まあ、中の上といったところだったか。。多少勉強不足だった観は否めません。それでも何とか65点超をGet. しかし。。。私の上になんと40人もいます。。。みんなすごいなぁ。がんばってるね。うちのクラス、みんな優秀だ!と、感心している場合じゃないっつの。次のFinal Examはもっとがんばらなくちゃね。

よい点数を取るためだけに勉強してるわけじゃあないけど、自分にとっては新しい分野で不思議なことに興味もあるので、その分がんばりたいと。

しかし、こうやって’テスト結果’なるものが一斉に張り出される環境にいるのって何年ぶりだろうか。。というか、この年になってこんな環境に自分で身をおくとは、自分でもびっくり。
私自身は自分の点数がこうやって張り出されることに何の抵抗もないし、まあ日本にいて学校に通っていたら、何度かは経験することだけど、こうゆう告知のされ方には抵抗がある学生も何人かいるんじゃないかな。。Complainするひともいるかもしれません。

相対評価、競争社会。。厳しい世の中です。

土曜日, 12月 23, 2006

Madridの雪

どうも寒いと思っていたら、今夜Madridで雪がちらほら舞いました。
といっても積もるほどじゃもちろんなかったんだけど。

よく、’雪っていいよね。’とか、’I like snow.'と言っているのを耳にしますが、私は雪があまり好きではありません。多分いい思い出がないからだと思います。
某山岳地帯で育った私。思い起こせば中学生の頃、マイナス10度や20度は当たり前の中、コート着用も許されずに徒歩で通った学校。マフラーと手袋のみ許され、ブーツさえもだめ。。
冗談ではなくマフラーを頭に巻き身を縮めつつ歩いて通ったあの日々。。そして立て付けの悪い校舎内での1時間目の授業など、寒くて思考も停止。そういえば、習字の時間だったか、ロッカーに入れておいた習字道具を机に出し、硯に墨を入れたら、墨がシャーベット状になったあの日。。今でも鮮明に覚えています。
そして雪とえいば雪かき。。。。
といってもここ何年も雪かきとは程遠い生活をしていたので、ふるさとに暮らす親族の方々には怒られてしまいそう。。。恐縮です。。

イギリスでも年に1~2度雪が降りました。でも雪の生活に慣れていないロンドン近郊の人たち。いったん雪が降ると、たかが1~2インチ積もっただけで、それはもう大混乱。地下鉄さえも止まってしまう。雪なのになんで地下鉄関係あるの?って思うけど、そこはイギリス。(笑)
道路も大混乱。みんな、1回か2回は降るって、天気予報でもわかっていても大混乱。スノータイヤ、スタッドレスなんてましてやはきませんので、そんな日に車で出てしまっていたならば、通常20分で帰れる道のりが、8時間ほどかかると、わかっていても毎年大混乱。Lovelyでした。

Madridはこれからもっと寒くなるんだろうか。。
まあ、冬きたら、春遠からじ、ということで、身をかがめつつ乗り越えます。

金曜日, 12月 22, 2006

とりえあえずおつかれさま


本日で今年の授業はすべて終了しました。

11月1日にMadridへ到着以降、怒涛の日々。。。Financial AccountingにQuantitative Method, Marketing, Entreprenuership, Organization Behaviour, Caree Development, さらにはTeam Building...とさまざまなSubjectが目白押し。

それにしてもこんなに一度にいろいろな人たちに会ったのは久しぶり。ふと今日気がついてみると、なんだか疲れていました。。非常に。。

これからお休みです。Refresh。Restore?それともResave?
いづれにしても、鋭気を養うべく。。。

ところでたまに、’あの出来事だけ自分の記憶と人の記憶から消去できたらいいのに。。メモリー消去ってな具合に。。’と思うことがありますが。。
それができないのが人間のようで。。

今日の学校の様子を添付。

木曜日, 12月 21, 2006

スペインは太陽の国

スペインの空の青は、日本では見られないような青です。

今日も休み時間に見上げた空は、透明度の高い、そしてからっとしたきれいな青でした。
乾燥しているせいか、だから光の到達度が違うのか、そういえばスペインの国旗は、赤、黄色、赤の配色。これは太陽の色を表しているんだろうかと調べてみると、この2色はどうも’血と金’を表しているとのこと。
中央、旗竿よりには国章があり、この国章には両側に2本の柱。>ヘラクレスの柱と呼ばれるそうです。で、この柱にはラテン語で’より彼方へ’という意味の言葉が記されていると。
なるほど、そうだったのね。

なんせかつて無敵艦隊を誇った国。そして何を思ったのか?英国支配を考えたフェリペ2世。
で、こてんぱんにやられてしまったわけですが。。
そのときも、今も、スペインの空はこんな風に青かったのかな。

しかしなぜイギリス支配を考えたのか。。?それはこれからまた調べて見ることにします。

無事にQuantitative AnalysisのExamが終了。
明日一日で今年の授業は終わりです。

’より彼方へ’っていい響きだ

水曜日, 12月 20, 2006

回帰分析、再び。

最近のMadridは寒いです。すかっとさわやかな青空ですが、朝の気温は5度から7度。夜も同じくらい。生まれも育ちも某山岳地帯の私ですが、寒いのは苦手です。。

と、そうこうしているうちに明日はまたQuantitative AnalysisのExam第二段。今回のお題は回帰分析、英語で言うと(Linear)Regressionです。
たとえば売り上げ予測。気温の変化、通行人の数、セールスマンの数。。など、まずはこれらの変数が売り上げ推移に関係するか分析。関係ないものは除き、関係あると思われるもののみ残して再び分析。で、インフレ率や物価上昇数なども考慮のうえ最終的にたとえば来年の売り上げがどうなるのか、客観的な分析をするわけです。と、ここまで書くとなんだか難しそうですが、複雑な計算は全部Excelがやってくれます。。
Excelってこんなこともできるのね。。と、どうしてもっと早く、私たち、知り合っていなかったのかしら。。

と、関心している場合ではなく。
要は(私の理解するところ)YとXの関係、ほぼ直線比例的なグラフ状態となるかどうか、いらないものはすて、いるものは残し、そして係数がでたらその係数を使って次の予測をすると。
で、たとえば翌年の売り上げ、最高いくら、最低いくら、まで予測して初めてちゃんとした分析となると。
。。。今まで、こんなに詰めて予測なんかしたことない。。。。(笑)
大体Forecastっていうのはいつも、鉛筆なめなめ、’う~ん、去年の5%ぐらい上乗せしとけばいいんじゃないの??”なんてやってたので。。(笑)と、これがForecastingのばらつき、著しいふれにつながっていたわけか?
Professorにも、’そうはいってもForecastingって言うのは結局えいや!の世界なんじゃないの?”と質問。彼曰く、’そりゃ、そうだけども。限りなく客観的に近づけることは可能なんだよ’と。もっともなことです。


と、私が’数’の話をしているのに驚きを隠せない親族および友人の方々、どうか明日のExam, 健闘を祈ってください。

火曜日, 12月 19, 2006

拝啓 John Welchさま

本日のOrganization Behaviour(いわゆる組織論)のSessionではGEのOrganization Managementに関するCaseをやりました。1980年代後半から90年代にかけて米国企業の多くは組織改革に着手。GE CanadaはFinancial Pool の組織をそれまでのDivision 縦型構造ではなく、Managerなどが存在しないTeam Managementへと移行。さまざまな問題を解決しつつ、40%の人員削減、Decision Makingにかかっていた時間の短縮などを達成したわけです。
Centrizationか、それともDecentrizationか。はたまたDown sizing?これらの多くはGEを筆頭に米国企業によって実践され、その波は日本企業にも及んでいるわけです。
Professorによれば、米国のこうしたOrganization Managementはヨーロッパ、そして日本よりも10年は進んでいるだろうと。
確かにそうかもしれません。
改革までのGEはいわゆるDivisionが個別のTop-down Management体制をとり、それぞれのDivision内で仕事が細分化され、個人の評価は勤続年数やhiralcheyによってなされていたと。そこで起こっていた非効率(意思決定までの時間や人員コスト)を解決するべく、まずは個人の適正について調査、その後’この人は’と思う人のみ残し、後の人は解雇、そして意思決定をTeamごと行うSelf managemet体制へと移行したと。私はこのTeam Managementに多少疑問。この、Manager不在のTeamだと、逆にDecision Makerが多くなり混乱することもあるのでは?と思ったわけです。しかしGEのこと、改良に改良を重ねこの組織運営は一応の成功を見るわけです。

CEO John Welchの意思を受けたこの改革。そして彼が一貫して言い続けることは、ManagerはTrainerであり続けること、そして人を見抜く、’適材適所’であると。

Divisionごとに組織が編成され、それぞれ別の文化で仕事をする。。って、日本企業ではよく聞く話?でしょうか。。。

アメリカ、カナダ、そしてイギリスではLayoff等の措置が合法で、Businessに対するDryな考え方により、簡単に解雇という措置が取られますが、ことヨーロッパの国々は、これが簡単ではないのです。。労働者の生活を重視するか、それともBusinessのProfitability優先かの違いなのかもしれません。

月曜日, 12月 18, 2006

I want to see more of you!


先日Entreprenuershipで私の書いたインタビューレポートの評価がProfessorからありました。結果は、総合12段階評価で7.可もなく、不可もなく、中の上といったところでしょうか。それでもっと詳しく評価内容を知りたい人はProfessorとアポをとりオフィスへ。私も行きました。言われたこと。’君のレポートはよいのだけれど、なんか事実のみを述べている部分が多い。。クラスでもそうだけれども、もっと自分はどう思うか、自分はこうだ!というのを出してほしい! I want to see more of you!' と。自分でも思い当たることはあったので、’そうか’と納得してProfessorのオフィスを出たのですが、他にも7をとった同じクラスの子に聞いてみると、まったく同じことを言われたと。。まあ、120人からの学生の評価をするのも、大変なこと。いちいち詳しく読んでいる暇もなく、詳しく評価している暇もないんだろうし、ましてはうちの学校のProfessorは、教授業以外にも仕事を抱えている人も多く、おのずとPriorityも決まってしまうのか。。それで、Entreの授業に関しては評価があまりにも主観的なのではないかと不満を持つ学生も多く、学校側にクレームをつける人もあり。。。

やっぱりね、高いお金払って学校へきてるんだから、期待にそぐわないことにはみんな必死です。

結局、学生とProfessor、双方が本気になって初めてよいLectureになるんだと私は思うんで、まずはProfessorのほうには学生を本気にさせる責任があると思うし、学生も本気にさせるそして本気で勉強する責任があると思うのです。

で、学校にばかり頼らず、私としては自分から積極的に学べるチャンスは活かしたいと思っています。


と、まじめな話はさておき。

今日はインド人のクラスメートとちょっとParque Retiro(レティロ公園)を散歩しました。レティロ公園はLondonでいう、Hyde Park, New YorkでいうCentral Park。都会のオアシス。でもなんとなく、雰囲気的に中国の公園的な感じがしたのは、私の気のせい?

インド人のクラスメートとはインドのこと、日本のことの情報交換。ヒンズー教の彼に、日本のお寺にはヒンズー教の神様も祭られているんだよと言うと、いたく感心してました。それから、カースト制度について。’あれはあくまで、どこの国でも存在するような、国家運営上の社会システムだったってだけで、今でも厳しくそれが存在するわけじゃないよ。イギリスにだって身分は存在したわけだし、そうやって社会が成り立ってたわけだし。イギリスがインドへきたときに、都合いいから増長した感じもする。’といっていたのは印象的でした。


平和なParque Retiroの様子を添付。

日曜日, 12月 17, 2006

中華丼

日本食にひじょーに飢えてしまったので、Madridの中心部Gran Via(東京で言う、新宿みたいなもんでしょうか。)近くにある日本食レストラン’大吉’へ言ってきました。他のヨーロッパ都市と同様、Madridにも何件かJapanese Restaurantsがあるのですが、大吉は中でも日本人の人が経営するRestaurant. 他には中国人やアジア系の人が経営するRestaurantがありますが、日本人の私としては当然のことながら少しでも本場日本の味を求めるべく、日本人の人の経営するRestaurantへ足を運びます。で、Orderしたものは’中華丼’。。。おい、生粋Japaneseじゃないじゃん。って。これも日本の味のひとつ。Chinese Restaurantへ行っても中華丼はないでしょ。(笑)

そのあと同じクラスのフランス人の友達のBirthday Partyへ。フランス語とスペイン語は同じLatin系なので、彼はのSpain語のレベルは私の全く及ばないところです。うらやましい。
それにしても世界各国から来ている仲間、ふるさとの味に飢えたときはどうしているんだろうか。やっぱり同郷のRestaurantへ行くのかな。一番手っ取り早い方法ですが。。

’スペインの味’もいいけれど、やはり毎日は食べられません。で、ありがたいのは日本食RestaurantまたはChinese. しかし中国人はたくましい。世界中どこへ行ってもChinese Restaurantはあり、困ったときの頼みになるし。日本人と違ってその土地に根付いて生きていく中国人の人たちのたくましさには全く驚きます。わたしなぞは時々日本が恋しくなり、’いつか帰ろう’と思うわけですが。。。。
しかし、”ふるさとは、遠きにありて思うもの、そして悲しくうたうもの。。”なわけです。
志半ばにして帰るわけには行きません。え?志ってなにかって?。。。。う~ん。そういわれると苦しい。(笑)

土曜日, 12月 16, 2006

Graduation

今日はInternational MBA 2006の人たちのGraduation Celemonyの日でした。
私たち2007の学生には全く関係なくふつ~に講義が行われていたので、卒業式がいったいどんなものだったのかもわからずじまいでしたが、きっと来年の今頃、安堵とこれからの期待と不安を胸に自分も参加しているんだろうなと思いつつ。。。。ほ、ホントに卒業できるの?MBAとれる?
まあ、それは私のがんばり次第。ここまでの感想は、’やっぱ現実は甘くなかったね。。’といったところですが。(笑)。でも、ついていってます。確実に。

それから前の会社で同僚だったスペイン人の友達がMadridに来ていたので、彼とも再会。今彼は某消耗品コンパチ会社のMarketing Manager. イギリスにいた当初、机向かい合わせで一緒に働いた仲間ですが、4年たった今、それぞれの道を歩んでいます。
Marketing Managerというだけあって、なかなか貫禄が出てました。

一年後は私もまた仕事に復帰。
進んでいく先の見定めつつ、お勉強です。

金曜日, 12月 15, 2006

私は日本人。

Financial AccountingのExamが無事に?終わりました。ベストを尽くしましたが、結果については???まだわかりません。

ところで、どの講義にも日本のことについてのねたが頻繁に出てきます。’特異’な市場として、Professorも含めみんなの興味の対象になっているようです。あるProfessorは、毎回の講義で必ずといっていいほど日本のことについて、たとえばビジネスにおける習慣とか最近のニュースとかを話題にしてきたりです。イギリスにいた頃から、総じてヨーロッパの人たちの日本に対する印象は悪くないんだと。ただし第二次世界大戦に参加したVeteranの人たちの中には捕虜収容所で日本軍よりひどい扱いを受けた人たちもあり、心境は複雑のよう。しかしいわゆる’人種差別’的なことはあからさまにされたことがない。。というか、私が鈍い?気にしてないだけかもしれないけど。。(笑)。ヨーロッパの人たちにとって日本は、遠い遠い、神秘に満ちた国、要するにわからんといったところが本当なのかな。
で、講義で日本の話が上がるたび、私はなんだかんだとコメントするのですが、今日ふと思ったこと。講義を離れて、友人と話しているときでも、気がつくと’In Japan...'と、言いながら私は、日本ではあーだとか、こーだとかいいながら何かにつけ日本と比べているというか。。。他の国の人ももちろんそうだけど。
で、言うほど自分が日本のことを知っているのかといえば、実はそうでもなかったりして。自分の体験したことをベースに話をすることはできるけれど、あくまでも主観的。わがクラスには日本人があわせて2人。サンプル数としてはあまりに少ない。。?そう、みんなは私の話を聞いて、’日本って、そうなんだね。’と。。。。ふと、気をつけなければと思いました。。私がそういったからといって、本当にそうだとは限らない。。そして私は日本を離れて4年。。。うっかり’がせねた’は流せません。ちゃんと勉強して、事実を伝えないと。。ね。

ところでEntreprenuershipのプレゼンおよびClass Participationの成績が通知されました。
プレゼンは私たちグループで考えた新規ビジネスプラン。(これについては後日。)紆余曲折、波乱万丈、笑えないことなどありながらもプレゼンにこぎつけ、もらった評価は以外にとてもよかった。。どうしてこう、プレゼンになると強いのかしら、私たち。(笑)
で、Participation.どうもクラスが3つのグループに分けられ、それぞれTop, Medium, Bottomとグレードがつけられているようです。で、なんだか不公平だと思うのは、全部出席していないのに Top Thirdのグレードをもらった人がいること。。結局、この’Participation'の評価自体、Professorの主観で判断されるので、いくら数多く発言しても、発言の印象が悪かったらだめなのです。私自身のParticipationは、いわゆる’真ん中’。結構発言はしてるんだけど。。どうも泣かず飛ばずな発言だったようで。(笑)私はParticipationに関しては、いい成績をもらおうとかいうんでなく、聞きたいこと、言うべきと思ったことは言うと、そして意義ある議論に参加すると。そうゆうつもりです。。

あ~。今週もあと一日。がんばろう。

木曜日, 12月 14, 2006

サンタ発見。


ところで昨日書いていたビギナーレベルスペイン語の単語のスペルが多々間違っていたようです。。内緒で直しておきました。(笑)。Eさん、ありがとうございました。まじめに、語学上達には誰か間違いを直してくれる人が必要。これは私が英語を教えたり教えられたりする中で実感したことでもあります。


ところで、明日はFinancial Accounitng, mid term Examの日です。

Professorがつど叫ぶ、'Every debit has to be credited!' が耳から離れません。


さて、自信の程は?。。。。。

ないっす。


こればっかりは経験がものを言うところもあるし、とにかく問題を多くこなした人が強いんだと思う。

私の場合は圧倒的に問題こなし不足。。

ちゃんとやれば、結果は出てくる世界。Accountingは特にそうだと感じています。


今日のMadridは抜けるような青空。勉強している気分も晴れ晴れするほどのよい天気。

で、学校の建物に、なんとサンタを発見しました。

添付写真の煙突に注目。(写真をクリックすると拡大されたのが見れます。)

水曜日, 12月 13, 2006

Uno, Dos, Tres...

ところで私、スペイン語におりますが、スペイン語はからっきしだめです。やっと最近、数字をスペイン語で言われてもそれが実際いくつなのか認知するまでの時間が多少短縮されてきたか。。Cuanto Cuesta? というのは、日本人が一番よく覚える質問?(笑)、つまり How much...?、これはいえます。でも、返されてきた数字がわからないのです。。スペイン語で言われても。
30と13の区別もつかない。。で、痛い目に会いつつ覚えている状態?
あと、120とか言えるようになった。。って、まさに、そんな世界なのです。よくこれで暮らしてるよね。(笑)英語に感謝。

Madridは首都、国際都市?とか思いきや、やはりスペイン、いったん学校の外に出ると、ほとんど英語は通じない世界。。これは逆に、よい環境なんだろうね。
せっかくスペインにいるんだし、ちょっとはスペイン語話せって。なんせ私、ことあるごとに、’Habla Ingles?’=英語、話せる?と、聞いてしまう。運良く相手が ’Un Poquito'=ちょっと。。とか言ってくれたらしめしめ、英語で話を始めてしまうのです。そうして今まで何とか生きながらえてきてしまっていますが。。
これじゃいかん。Barへ言って、カフェラテ注文するならできるよ。’Uno Cafe con leche, por favor' とか言えばいいんだから。それは大丈夫。でもそれだけじゃあね。。(笑)

Vamos!
ということで、がんばろう。

火曜日, 12月 12, 2006

Team Building


今日は授業の一環として、’Team Building'と銘打ち、バスケットボールを通してチームワークを学ぶという催しがありまして。Team Buildingはクラスごと別の日に行われ、わがクラスS-1 は今日だったというわけです。本日の特別講師(Professor)は元プロバスケットボールプレーヤー。スペインのプロリーグでプレーしていた人です。講義の一番最後に、’今日やった内容、他のクラスの人たちにあまり詳しく話さないでね。それぞれの人にちゃんと学んでほしいから。’とのこと。まじめな日本人の私としては言われたことを守るべく。。今日のブログには詳しくやったことは書きませんが。(笑)

スペインは結構バスケが盛ん。これは他のヨーロッパの国と比べてちょっと違うところかな。フランスもドイツも、バスケのプロリーグは確かなかったと思う。(多分。)イタリアも。アメリカンなスポーツがあまり浸透しないヨーロッパにおいて、バスケのスペインだけはちょっと異質かな。あ、でもギリシャも結構強いそうです。え?イギリス?バスケのばの字もない。まあ、知られて入るけどあえてみんな積極的にプレーしてませんね。

それで今日のTeam Building. Team Workにとって何が一番大切で、どうしたらImproveできるのかというのがCoreだったわけですが、なぜかみんな結構だれ気味。。休み明けだったからか、それとも大学生っぽいActivityが受けなかったか。。確かに、今までの経験でわかっていることをあえて授業でやるということなので、’別に改めてこんな風にしなくても。。’と思った人も多いかも。私もそう思いました。。でも、Professorの強調する点、’学ぶ姿勢’というのは忘れないようにというのは、確かにそうだね。御大、Michael Jordinも言ってました。

私がTeam Workにおいて一番大切だと思うのは、協調と独創性の調和。う~ん。難しいかな?
私たちMBA仲間、これから先企業のマネージャーやExective,はたまたしゃちょう!になる人も多いでしょう。みんなどんなリーダーシップを発揮して、どんなTeam Workを組むんだろうか。
まあね、何でも一人じゃできないからね。人とうまく協業してこそのビジネスだし。いい意味で、’任せられる人’がいることが成功の鍵なのかな。

しかし、何年かぶりにバスケやったけど、かなりハードでした。
で、みんなできたT-shirtsの写真を添付。Team Buildingって。。そのまんまやん。

月曜日, 12月 11, 2006

体力温存。



今日は5日間の休みの最後の日。Entreのプレゼンを何とか片付け、それからFinancial Accountingのお勉強。あまりEfficientにすごせたとは思えませんが、とりあえず、体を休めることはできました。ここのところ、ちょっとハードだったので。。

それにしてもFinancial Accounting. 今日は小一時間ほどインド人でFinancialのBackgroundがある同じクラスの友達に、特別講義をしてもらいました。


Golden Ruleは二つ。

Debit - what comes in
Credit- what goes out
これがAssetとLiabilityの関係。

それから
Debit all the expense
Credit all the income
これがIncomeとExpenseの関係。

だそうです。
たとえば時計を買う。買った時計はDebitに。払ったお金はCreditとして出て行くと。
そして2つがバランスが取れるようにするわけです。

私の場合はまだ最初の帳簿付けに多少何あり?。。。全く、基本がなっていないというわけですが、明日も早めに起きて、勉強しようと。

本日のLa Gasca通りの様子を添付。
平和な一日でした。

日曜日, 12月 10, 2006

To whom the bell tolls

’誰がために鐘はなる’というのは、ヘミングウェイがスペイン市民戦争参戦を元に書いた小説。。。だそうで、今日父との会話でまたひとつ知りました。
で、そのことを某国にいる友人Sさんに話したところ、’知ってるよ。そんなこと。’と、あっさり。やはり、某W大学卒の人には常識?だったのかも。。。
でも私としてはこれでまた、Madridにいる感覚が少し変わってきました。陥落から67年の歳月がったこの街で、私は正体不明にMBAを’貫徹’する学生として過ごしています。

今日は寝起きからFinancial Accountingのお勉強。
帳簿付けからT Account,さらにIncome Statementの作成。Quantitative Analysisよりは、Accountingの項目さえおぼえていけばなんとかなるので、とにかくおぼえるのみ。。しかし、この年になっての暗記はなかなか頭に入りません。(笑)
今日は結局ギブアップ。明日Accountingのバックグラウンドを持つ同じクラスの人に教えてもらおうと。

それから明日はGroup Meetingの日ですが、まだ場所も時間もはっきりせず。。いったいどうするんだろうか。

今日は早く寝て、明日またがんばろう。

PS Quantitative Analysisの試験結果が早速出ました。私の成績は。。何とか合格ラインにはとどまっていたようで、ほっと一安心。でも他の友達に聞いたら、余裕でAをGetしている人が多いみたい。。さすがみんな、優秀だ。。まあ、とにかく私は自分なりにがんばりました。。これからまだまだ、続きます。

土曜日, 12月 09, 2006

Pearl Harbor, 8th December, 1941

そういえば昨日は真珠湾攻撃のあった日。事前に避けられたのか、それとも避けられなかったかという議論はいまさら無駄なのかもしれません。この日を境に、日本は太平洋戦争の泥沼に自ら身を投じたわけです。

時同じくしてその頃のスペインといえば。。。歴史に疎い私、ちょっと調べてみました。
真珠湾攻撃からさかのぼること5年前の1936年。モロッコへ遠ざけられていたフランコ将軍の起こしたクーデターにより内戦状態に。それから3年の間、ヒトラーやムッソリーニの支援を受けたフランコ将軍側がついにマドリードを陥落。1939年以降、なんと彼が死ぬ1975年まで独裁政権が続くのです。
ヒトラー、ムッソリーニの要請にもかかわらず第二次世界大戦には枢軸国として参戦せず。
スペインがこの要請に応じていたならば、日本はスペインと同胞、同じ枢軸国として戦っていたのかも?

この独裁が、今のスペインを他のヨーロッパの国と比べて社会的な発展を遅らせてしまったのかという気がします。今のところマドリードにいて思うのは、社会的な開放性とか、他人種受け入れの寛容、もしくは他文化受け入れの寛容性といったものが、少なくともイギリスと比べて遅れているということ。これをスペインの人が問題視しているかどうかは疑問だけれど。


戦後生まれの私は、太平洋戦争でいったい日本に何ががおきて、本当に失ったものはなんだったのか、想像できない点も多いけれど、あの戦争があって今の私たちがあるのだと強く思うのです。おじいちゃんが生きていたら、今スペインで勉強している私の姿を、感慨深く、そして歓迎的に見てくれることでしょう。

今日のマドリードは一段と寒かった。。。

金曜日, 12月 08, 2006

人は変わってゆくわ。。私たちと同じように。


と、タイトルの言葉にピンと来る人はかなりのガンダム通と思われます。(笑)


たとえば彼が浮気したとします。で、それが発覚。必死で謝る彼。’ごめん!ホントにごめん!もう浮気なんかぜっったいしないから。’

と、言われたとします。あなたは信じますか?

それがあなたにとってはじめてのことだったら、多分許すでしょう。相手を信じるでしょう。

私もたぶん、それが1度であれば許すでしょう。結構簡単に。(笑)。でも、これが何度か続いたとする。その度に裏切られたとする。で、結局はそうゆう、いわゆるくせみたいなものは、簡単に直らないと思い始めるわけです。いくら怒っても、けんかしても、必ずまた同じことを繰り返す、と。あきらめの境地に至るわけです。

自分も同じことです。いったん癖になってしまったことを直すのというのは相当な努力が必要です。たとえばタバコ。私は今年思い切って禁煙しました。2ヶ月続きました。それまで1日一箱ぐらいはすっていたタバコを、2ヶ月間一切すわずにいれたのです。でも、2ヶ月目、ふとした気のゆるみから、’一本ぐらいいいかな。。’という気持ちになり、すってしまったが最後。これがまた同じ癖の始まりでした。

人間本当に弱いもんです。いったん癖になってしまったことを直すのっていうのは、本当に大変なことです。


でも今日、偶然立ち寄ったCafeにいた、同じMBA仲間に来た話。彼は人間の脳がどのように働くか、どのように学ぶか、その脳の働きがどのようにMarketingに活用されているのかというのをずいぶん勉強していて、私にその話をしてくれたのですが、その中で、癖になってしまったことや弱点は、訓練すれば治るのだと。時間はかかるけれど、自分が自覚し、克服に適した訓練を脳に与えれば、それは直るものだと。そう話してくれました。まずは自覚、知覚することが大事だけれど、根気よく訓練することで、直っていくものだと。勉強になりました。


It doesn't happen over night, it takes time, but the brain can be trained.

だそうです。


私は結局周りを許し、自分を許し、他人にも甘く、自分にも甘く生きていますが。。許すことは私の長所でもあるし、短所でもあります。短所となっている点、これからも根気強く自分を訓練していきたいと。


お気に入りCafeの写真を添付。



木曜日, 12月 07, 2006

Oops..あやうく忘れるところでした。(笑)

今日はスペイン祝日で(何の休みかは不明ですが。)学校お休み。今日から日曜日まで5日間の休み。。。。ありがたい。。。。と、すっかり今日は一日体休め。で、あやうくブログ書くのを忘れるところでした。

気がつけばもう12月。
イギリスにいる友人Kさんと話したところ、あちらは最近暖かいようで、日中気温が14-5度まであるそう。イギリス(ヨーロッパ)が暖かいときは日本が寒くて、逆に日本が寒いときはこっちが暖かい。。。。というのが成り立つようなんだけど。これはあくまでもここ4年間の経験で確率的に高いこと。あまり根拠はないけれど。

このお休みは、Financial Accoutingのお勉強、Entreの課題片付け、体やすめ。お掃除。と、あっという間に終わっちゃうのかな。(笑)

水曜日, 12月 06, 2006

Time is money but money is not time.

つきも変わったのでブログのデザインをちょっと変えてみました。

Entreprenuership Ⅰのコースが始まって今日で4回目のSession. それぞれのグループのBusiness Plan発表が始まりました。
Professorはスペイン人。とても早口で、LectureのStructureもかなりDisorganizedだけど、学生の心をつかむのはうまいようです。
昨日からProfessorの話を書いていますが、私がクラスで求めるものは、何か新しいこと、え?そうなの?と思える要素があること。Entre..もそうだし、Marketingもそうだし、今までやってきたことや培ってきた知識なんかで、別に改めて勉強しなくてもある程度はわかる話なわけで、だけどそれだけじゃ通用しないし、満足できないから学校に来ているんで、これだけのエネルギーを使って勉強するからにはやっぱりできる限りのことを吸収したい。だから、’あ、そうゆう見方をすればいいのか’、とか、’それは知らなかった!’と、目からうろこが落ちるようなことが多いLectureを私としては第一義に考えるわけです。EntreのProfessorはその点毎回必ず’そうか。。’とおもえる要素を盛り込んでくれています。
色々あった中の一言、’Time is money but money is not time'. 確かに。
それからどんなばかな質問でもちゃんと答えてくれること。
Professorにばかり、過度に期待するのはいけないけどね。あとは自分次第。

で、私たちのグループのプレゼンは来週早々に。
かなりなストレスとなっていますが。。(笑)。これも仕事、のちのちの経験ととらえ、乗り切ろうと。
期待、裏切り、あほか!ってことも色々あるけど、そんなことにエネルギーを使っている暇はどうもなさそう。
Stay focus, your priority is to get the MBA degree and boost myself, not being winded down by anyone. Just hang in there, and deal with it.

と、自分にむちうち。

ところで明日から学校が5日間お休みなのです。
ちょうどよかった。エネルギー補給しなくっちゃ。

火曜日, 12月 05, 2006

One down, two hundred more to go...


あ~。やっとQuantitative AnalysisのExamが終わりました。とてもほっとしてます。

最後の追い込みがきいたか、何とか全問解くこともでき、全正解には至っていないと思うけど、少なくとも努力は認めてもらえるれべるなんじゃあ。。???ないかな。EさんはじめA君、色々教えてくれてありがとう!


それにしても今回のExam. 開始なんと19時より。22時まで。。。。さすがスペイン。。試験の開始も遅いよね。


さて学校が始まって3週間、4週間ともなると、みんないろ~んな文句も出てくるものです。Profesorの質や教え方についての不満が多々出ています。

私としては今のところ、’この人はひどい’と思えるようなProfessorはいないんだけど、クラスのみんなはかなり文句を言っています。

確かに、Facultyの質、特に教える質については気になるね。

Professorだからといってみんな教えるのがうまいわけじゃないし。そして何しろ高いお金を払ってきているので、結構みんな神経を尖らせてます。特に今の時期は必修科目履修で、Professorは私たち学生が選べるものではなく、学校が決めてくるので、ある意味賭け、ばくち?というか運みたいなのかも。

でも、いいクラスにするって言うのは私たち学生にも責任があるはず、あまりProfessorばかりをせめず、どうしたらよくなるかを考えよう。


ところでだんだん寒くなってきたし、今日は久々に、もうかれこれ15年以上も前に父に買ってもらったチロリアンセーター(カーデガン)を着て学校に行きました。

で、その昔若かりし大学生のころ、お~んなじカーデガン着て、おなじよ~な服装で大学行ってたなと。。思い出しました。しかしこのチロリアンセーターはとても丈夫。これからも愛用します。

写真を添付。

月曜日, 12月 04, 2006

眠れない夜と雨の日には。。。

忘れかけてた、愛がよみがえる。。(Byオフコース)
と、行きたいところですが、全くよみがえりもしません。

本日も引き続きQuantitative Analysisのテスト勉強。。明日の午後7時より試験です。
が、その前にもちろん授業はあります。

まあ、もうここまできたらじたばたしても仕方がないので、やれるだけやります。

試験はComputer Roomで行われ、Excelが使用できるので、大体の計算はExcelにやっていただき何とか答えを導き出そうと。

データの解析って、今までやっていた仕事では、解析してもらったデータを参考にする立場にいて、解析そのものって本格的にやったことがないんだよね。
いざ解析・分析するってやってみると、確かに面白いことは面白いんだけど、’なんで?’と、疑問に思い始めるときりがなく。。。

とにかくやり方だけ覚えてあとは出たとこ勝負と。

。。。がんばります。

日曜日, 12月 03, 2006

ホントに無謀なのかもしれません。(笑)

本日は土曜日でしたが、Quantitative Analysisの補修が11時から2時間ほどあり、そのあとお昼を軽く食べて再び学校で自習。まさに’自習’という言葉がふさわしい。。。こんなに勉強してるのは久しぶり。。。う~ん、GMAT対策でもずいぶんがんばったけど、あれはどっちかというとひたすら問題を解くという、’練習’で、勉強って感じはしなかった、なんか、’体に覚えさす’みたいなもんだったけど、今回は本当に勉強。幸い、Professorがわざわざ土曜に補修を開いてくれて、それから夜にQAの時間を設けてわざわざ学校に来てくれていたので、ここぞとばかりに質問に。聞くのも恥ずかしいとても根本的な質問だったけど。。
それにしても自分がいかにLogical Thinkingが苦手か痛感。これもひとつの経験と思って乗り越えますが。。。

しかし土曜は図書館が午後3時で閉まっちゃうなんてちょっと早すぎ?さすがスペイン。。
学校なんだからもう少し長い間開いててもいいんじゃない?

まあ、できるところでできるだけの勉強をします。

今日はもう寝て。また明日。。
火曜日まで過酷な日々が続くのです。

土曜日, 12月 02, 2006

It Ain't Over 'Til It's Over

しにそうです。。。

来週月曜日は魔のQuantitative Analysisの中間テスト、それからEnterprenuership、インタビュー課題の提出。ついで火曜日にはEnterprenuershipのつぎなる課題、Business Planのプレゼン。。。

明日土曜日は(っつってももう今日だけど)Quantitative..の補修。
これには絶対出なくてはなりません。
少しでもテストがんばらねば。。

テスト勉強にだけ集中できればよいけれど、Business Planのプレゼン。。。作成にこんな時間までかかってしまいましたが、これもひとえに、’もうこの辺で終わりにしよう’というポイントを私が決められないからに他ありません。
Love Is Over, もう私たち、これで終わりにしましょうって、すっぱり飽きられめられればいいのに、’あれ、でももう少しこうできるんじゃない?ああできるんじゃない?’などとやっているうちに時間ばかり過ぎていくのです。(あ、ちょっとそこの方々、笑いすぎだっつの。)
くるもの拒まず、去るもの追わずで、あっさりプレゼン終わらせねば。。。

PS 業務連絡 ご親族の方々
明日土曜日は、そんなわけで補修+プレゼン作成ミーティングのため、連絡ません。
生きていますのでご心配なく。

金曜日, 12月 01, 2006

やっぱり人。

Entreprenuershipで、起業家、自分で会社を起こし、事業を展開している人にインタビューするという課題。今ちょうど、長野県松本市にある’株式会社タカノ’という会社の会長さんと話を終えたところです。

株式会社タカノは現在従業員60名、売上高9億6800万円。最新の技術を駆使し、半導体などの精密板金、情報機器パーツなどを作っている会社です。

やはり、会社を支えるのは’人’。そして本気で取り組むこと。それによって応援してくれる人ができ、賛同してくれる仲間が増えていくと。
過去があって、現在があって、そして未来を語ること。Openな経営、隠し事はしないと。

昨今効率よい経営とか、インターネットを駆使、ソフト主導のビジネスが乱立する中、この会社は技術力をコアにし、物を作っていくことにこだわっています。そして’これは’と思うアイデアがあったら、それを思い立った人が実践していく、役職は関係ない。
その姿勢で生まれたのが’サイコロジョイント’事業。パイプを溶接することなくつなぎ合わせることができる画期的なもので、’「平成17年度中小企業ベンチャー挑戦支援事業」に長野県で唯一採択され、国から開発支援金を獲得したモノ。’(タカノさんのリクナビ採用ページより。)
だそうで、すでに大手企業から発注が来ているようです。
詳しくはこちら。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/rnc/docs/cp_s01800.jsp?rqmt_id=0003825378

これぞ日本の企業。日本はやっぱり、いいものをつくってなんぼの国だし、ものづくりにこだわり続けていくことこそ、今の日本経済に必要なことだと思うのです。

よいインタビューができました。

ところで来週の水曜日まで怒涛のごとく、課題とExamの嵐。
あ~。。。。これがMBAなのね。。。