月曜日, 4月 28, 2008

続編発信決定!

Samurai MBAファンの皆様(いるんでしょうか。。笑)
ご期待にお応えして続編発信決定!

待望の続編はこちらです。

日曜日, 4月 27, 2008

日本の桜も。


久しぶりにブログを書いています。
Madridを後にして早二ヶ月。この間私は日本に一旦帰国し、家族・友人との時間を過ごし、そしてドイツ・デュッセルドルフへとやってきました。アパートを見つけ、仕事を開始、新生活をセットアップしている間に、あっという間にもうドイツにきてから1ヶ月が過ぎようとしています。

仕事を始めて思うことは、MBAをやって、本当によかったということ。
今度の仕事は、MBA前までかかわっていたBtoC関連製品ではなく、全くのBtoB関連製品のマーケティング・戦略部門なのですが、去年1年間、来る日も来る日もケースを読んで学んだ理論やフレームワークが、実際の仕事に本当に活きてくるんだろうかと、思うときもあったものの、これがまた、役に立つのです。とても。確実に、違う観点から仕事に取り組める自分を実感していること頃です。

そしてドイツ生活1ヶ月にして、自分でも驚きなこと。。。それは。。。マドリードが恋しい。
あんなに嫌だったスペインなのに、あの、ゆるーい雰囲気、スカッと晴れた青い空、テラス席で飲むTinto de Verano....どれもみな、恋しいのです。

あんな1年はもうきっと、二度とやってこないのだと思います。
たまには、このブログを読み返しながら、あの頃のことを思い出そうと思います。

これからは、また新たな気持ちで。
欧州生活6年目に突入。新たな発見がまたありそうなので、ブログは別のページで続けようと思います。
新しいページはこちらです。

で、日本を後にする前に見ることのできた、にっぽんのさくら、を添付。

木曜日, 2月 28, 2008

So, my last day in Madrid


今日は私のマドリード生活、最後の日です。

労働契約書は2月16日に無事届き、すぐにサインして送り返しました。
それから会社が契約しているリロケーションエージェンシーの人を介してビザの申請が開始。でもすぐにデュッセルに行けた訳でなく、諸般の事情でマドリードにて待機の私。

住んでいたVelazquezのアパートは、2月中旬にはデュッセルに行くだろうということを見越して、もう私の部屋に入る次の人を見つけてしまっていたので、17日には引き払うことに。

それから今まで、同じMBAをともに終えたアメリカ人の友達の家にお世話になっていました。大きなトランク2つで転がり込んでしまったわけです。結局デュッセル行きは28日となり、今日まで10日以上、この友人の家に居候していたわけです。本当に彼女とだんなさんには感謝の言葉でいっぱい。

そして今日、マドリードに残っているほかの友達にもさようならを告げ、(まあ、またドイツに戻ってくるからマドリードにも必ずちょこちょこ来ることでしょうが。。。。)最後の、このぽかぽか陽気のマドリードの空気をもう一度楽しみました。

というわけで、もう桜が咲いている!!!マドリードの様子を添付。

月曜日, 2月 11, 2008

詰めはちゃんとやりましょう。

デュッセル行きを決めてからはや10日あまり。
現在先方からの契約書待ちの状態です。契約書にサインして初めて、’労働ビザ’の申請ができるようになります。サインしなければ、進まない。いくら口頭でオファーをもらっていても、書類になってこない限り、雇用契約としては、当然のことながら成立しないわけです。
そして非EU民の私は、当然ながら雇用主があった上での労働許可というものを、ドイツ当局に申請しなくてはなりません。今回は会社が諸手続きを行ってくれるということですが、これを申請した上で許可が下りるのを待って、おりて初めて働き始められるわけです。

ドイツ、中でもデュッセルドルフで働く日本人の人たちには比較的早くビザはおりるようであるのと、近年の法律改正により、多少手続きが簡略化されたとのこと。特に日本人の場合は、労働ビザなしで一旦ドイツ国内に入り、住所が決まった後で住民登録をし、滞在許可を得るのですが、その滞在許可を申請するのと同時に、雇用主が決まっていて契約書が交わされている場合のみ、労働ビザを申請することができるようです。ビザがおりるタイミングは、一説には3週間、一説には2ヶ月。。今日のところは分かりません。
とにかく契約書にサインをして手続きをはじめなければはじまらないので、そこまでの詰めはちゃんとやらないとと。

ビザのことはあまり今まで心配していなかったのですが、これは大変なことなのです。
ドイツは比較的楽に手続きができると聞いていたこともあって。。
もう少し、待ちの日々が続きます。

いまさらながら、いやほんと、海外で働くってのは大変なことだ。。(笑)
こんな状況で2つもオファーをもらった私はすごいかも。。と、言っている場合じゃないっつの。
早く手続き済ませて、さっさと働きたいよ~!!!!

木曜日, 1月 31, 2008

So, my life goes on.

就職活動にやっとピリオドを打ちました。

先週末、一番行きたかった会社から面接の結果が来たのですが、答えは’No'.
しかしその時点で幸いなことに私には二つのオプションがありました。
①元の会社の、今度は別の部署でのBusiness Developmentの仕事。
②とある製造業のイギリスにあるヨーロッパ現地拠点でのProduct Marketing Managerの仕事。
自分の最初の考えとしては、Business Developmentという、新たなチャレンジであること、また同じ会社ながら全く別の部署で、BtoB関連製品の販売であることもあって、MBAで学んだことを違う形で活かせるんじゃないかと思い、①の仕事で頑張ろうというところだったのですが、せっかく辞めてMBAまでとったのに、また元の会社にもどるのか?!という点、そして、②でオファーをもらった会社も、世界的に飛躍している会社で、とても魅力があったこと、仕事内容は前の会社でやっていたこととほとんど同じ、担当製品もほぼ同じながら、ビジネスとして伸びている分野で即戦力として結果を出していけるだろうという、ある程度の自信もあったことなんかもあったし、また、CV(履歴書)に、違う会社の名前があったほうがその先も有利に働くだろう、なんて考えもあったりして、最初は簡単そうに思えた選択も、いろんな人と話をしたり、考えをめぐらせて行けば行くほど、悩み始めてしまいました。
それぞれのポジションのよい点、悪い点も整理してExcelの表を作り、点数をつけ、自分が何をやりたいのか、どのポジションのほうがそれが達成できるのかという点も客観判断のため点数をつけてみたり。
それで提示されたオファー額で自分の生活がどうなるのか、二つのオファーが一つはイギリス、ひとつはドイツということもあって、ユーロ、ポンドでの比較もしました。
で、②のオファー。最初提示された金額だと、イギリスで一人暮らしして、さらに学費やらなにやらの借金を返していくにはとてもきつそうだったのと、いざお金の話になってみると、人間欲が出てくるもので、この仕事をするには、この程度もらえないとサインできない、という話になるわけです。②のオファーは、イギリスの某リクルーティング会社経由の話で、その会社も、自分達のコミッションがかかっているので私にオファーをサインさせようと必死な様子、毎日のように電話をかけてきていかにそのオファーがよいものなのかを、あれやこれやと言って来るわけです。そうこうしているうちに、自分の軸がぶれてくる。なにがしたいのか、なにが目的なのか、何を達成したいのか。。。。
途中本当に分からなくなってしまいました。
で、往生際が悪くなり、そんな自分も嫌になりました。
でも結局、簡単な仕事のほうを選んで、単に疲弊していくだけならば、チャレンジングなほうを選び、大変だけれども頑張ろうと。いろんな人のアドバイスも聞いたりして、そう思い切るに至りました。

就職活動をして改めて感じたのは、結局、探している会社のほうは、私にMBAがあろうとも、そんなことは関係ない、それまでどんな職務経験をしてきて、どんなことができるのか、というのしか見ない。雇うほうにしてみたら、当たり前の観点なんだけれども、いかにそうなのかということを思い知らされました。そこでやはり、たとえ違う会社でも、②の場合前と同じProduct Managerであることで、その先の自分のポジションも限られてくる可能性もある。
それ以上に、MBAを通して、’たとえ見た目すばらしいMarketing Planを作ることができても、売れて何ぼ。その製品が売れなかったら、だめだ’ということを痛感し、じゃあどうしたら売れるのか、どうやって製品を売っていったらいいのかというセールスの経験、お客さんとかかわって、要望を聞き、売って行く経験をもっとつみたいと、それがもともとやりたいと思っていたことじゃないかと。

軸がぶれて、往生際が悪くなり、ここのところ、自分でも自分が嫌になりましたが。。(笑)
もう腹くくりました。①の、Business Developmentの仕事を選択することにしました。
前の会社で、話の始まりは、コネです。だから、本当に結果を出していかなければなりません。
自分にはできるんだということを証明していかなければなりません。書いていても、自分のことながら、’あー大変だ~’と、思うのですが。。(笑)
いきなりうまくいくことはないかもしれないけれど、少しづつでも、いい結果につながるように。
自分を信じて、進みます。

さあ、次はデュッセルドルフだよー。
親族の皆様、ご友人の皆様、’どこに遊びに行きたいか’という観点で、いろんなアドバイスありがとう!(笑)お待たせしました。いきますよ~、デュッセルドルフ。

日曜日, 1月 20, 2008

本当に1月なんだろうか。。

と思わせるような天気。こちらマドリードはここ2日ほどもう春が来たかと思われるほど暖かです。青空だし、言うことなし。3月下旬から4月の陽気です。どうしちゃったのか。。と、思いきや、日本の家族や友人と今週末情報交換するに、どうも日本はひじょーに寒いらしい。某山岳地帯にいる家族は、’ここんところ、真冬日が続いている。。あまりに寒いので、なにもせずじっとしている。。’とのこと。どうも短期的に見て欧州が暖かなときは日本はとても寒く、逆に日本が暖かいときは欧州が寒いというパターンのよう。
さて、この陽気はいつまで続くんだろうか。寒いのが嫌いな私としては、このまま、ぽかぽか陽気のままで。。と思うのだけれど、それは甘いよね~。いくらなんでも。だってまだ1月なんだしさ。大概2月にかけてまた寒くなってさ、雪だって1回ぐらいは降るよね、きっと。

と、ここのところ、就職活動最終段階にあって、面接した会社からの返事をMadridで待っている私。待っているのはあまり好きではないですね~。色々と妄想が頭をめぐってしまって。。(笑)しかしちょうどいい機会なんで、イギリスで買ってきた小説の単行本を読んでいます。MBAとは関係ない、小説、今まで読めなかったもの、しかしなんだか英語を読んでいないと、脳が退化しちゃうんじゃないかという焦燥にも駆られ。ヨーロッパにはあちこちにチャリティーショップを持つ町が多くて、読み終わっていらなくなった本をが持ち込まれ、そこで安価で売られてます。これはいいシステム。先週とあるお店に立ち寄ってさらに本を買ってきました。日本にもBookoffとかあるけどね、あれはチャリティーじゃなかったか。

と、つれづれなるままに、さて私の運命やいかに。

木曜日, 1月 10, 2008

イギリスには、物がたくさんあふれてる。

今週は月曜日から昨日まで、イギリスに行っていました。
インタビューに呼ばれて、月曜日、火曜日とそれぞれ1社ずつ。
月曜日にインタビューをしてもらった会社からは私の経験を買ってもらっているようで、早速次のインタビューに呼ばれました。来週また行かなくては。。

それはともかく。ロンドンにておもったこと。
やはりイギリスには物がたくさんあるれてる。スーパーへ行っても商品がスペインよりも充実しているし、ドラッグストアでもそれは同じ。
やっぱりお金があるってことなのね。

でも今日のFinancial Timesによれば、大手小売業の業績悪化に市場反応、英国経済にかげりが見えているということでポンドは対ユーロで続落中。現在の水準はここ11年のうちでもっともポンド安の状態。Bank of Englandに対し、財界から利下げの切望の声が上がっているようです。ここ10数年来、オイルマネーを中心とした世界の富が集まり、この世の春を謳歌していた英国経済。ここに来て、サブプライム問題を発端に強い金融市場のもろさが露呈し、人々の間に不安が広がっているようです。とにかくイギリスは金融産業中心の経済。でもそこに頼りすぎると、やはり危ないということなんでしょう。

日本からの旅行者にとっては、多少ポンドが安くなるほうがずっとありがたいこと。なんつったって1ポンド240円代などというのは、いくらなんでもポンド、高すぎだしね。タバコ一箱、4.5ポンド=1000円以上!という世界。それからガソリン、恐ろしいことにリッター1ポンド超えてました!ということは、1リッター=240円ということです。。。。これじゃあ旅行者も遠のくか。

さてさて、これからどうなりますか。。