月曜日, 4月 30, 2007

いとこ無事到着

いとこが無事に日本からMadridへ到着しました。
Paris経由、エールフランスでMadridに夜9時15分ごろ到着でした。Parisまで12時間近くのフライト、さらに2時間ほどMadridへだったので、大変だったと思います。

その昔スペインにも日本往復の直行便があったようなんですが、採算性からか、今はなく、わたしも日本に帰るときのことを思うと少し気が重い。。(笑)イギリスにいたときは楽でよかったんだけどねぇ~。
まあ、そうはいってもヨーロッパにはハブがたくさんあるんで、経由って言ってもそんなに大変じゃあないんだけどね。前にイギリスから日本へ帰ったとき、そういえばウィーン経由で帰ったな。でも結論的には’やっぱり直行便だよね。。’ってことだったけど。

明日、あさってと、いとこ、それからお世話になっているEさんRさんとグラナダへ小旅行へ行ってきます。バスでのたびです。

朝早起きしなくちゃいけない。。
まずい、もう寝なくちゃ。
明日、あさって、ブログがかけないかもしれませんので、あしからず。。

土曜日, 4月 28, 2007

生みの苦しみ

昨日書いたように、今日から学校は水曜日まで休みですが、ビジネスプランは今詰めの段階を迎えており、休んでいる暇がありません。

私達の選んだOn-line T-shirtsビジネス。
一見簡単なように見えて、実は、実際にこれをビジネスとして行っていくことを考えていくと容易なことではありません。ビジネスプランを書くってことが、こんなに苦しいことだとは。。1学期にも同じことをやったけれど、あの時は決まったグループの中で、とにかく’終わらせる’ことが主目的だったというか。。

今回は、ちゃんと、利益の上がるビジネスとして構築していくべく、何を持って差別化するか、どう売り上げを立てるのか、どうやってお客さんにアピールするか。。Etc、まさに今、生みのくるしみ。。。です。

と、この間からおんなじことばかり書いている感が否めませんが、進捗はしてます。Slowly, but Surely,といった感じで、着実に、3歩進んで2歩下がる?と、16日のプレゼンに向けて、推し進めているのです。

さて、このまま形にできるか?
しますよ~、ちゃんと。

金曜日, 4月 27, 2007

Golden Week

日本はいよいよGolden Weekに突入。テレビでよく’ゴールデンウィークの出国ラッシュ、始まる’とかいうニュースや、規制ラッシュ、渋滞のニュースなど見て、野次馬根性ともども、’みんな、どうしてわざわざ混むとわかってて出かけるんだろうか。。’と、思いつつ、自分も自分で友達と出かけてみては渋滞にははまり。。(笑)
逆に都会に行ったら渋滞と逆行するんだし、いいだろうと思って東京へ行ったり、今年のゴールデンウィークは王道!伊豆だ!と出かけてみたり、静岡まで行った勢いで、’このまま京都へいっちゃえ!’などと調子に乗り、東海道を西へ、そして車を走らせたはいいが、静岡県の広さにおどろき、名古屋も遠く途中で後悔したり。。。

そして2007年のゴールデンウィーク、私はマドリードにいるわけですが、ゴールデンウィークなど関係ないかと思いきや、学校が来週水曜日までお休みなのです。メーデーに絡んだ連休だそうで、忙しい日々も一休み。

日曜日に日本からいとこが遊びにきます。久々に会うので楽しみ。
5歳離れたいとこは2人姉妹、妹のほうが遊びにきます。姉はどうしているのでしょうか。(笑)
美術に造詣の深いいとこなので、是非一緒にプラド美術館へ行き、色々教えてもらおう。

木曜日, 4月 26, 2007

助けは早めに。。

昔からの私の性分、なんでもかんでも自分の肩に背負い込む。。
それで結局回らなくなって、自分で自分の首を絞める。
仕事してるときも、良くあったことで、結局自分で全部やろうとして、残業、残業の毎日。日本にいるときは特にそうでした。言われたことはできませんとは言わない、多少無理なことでも、できますといってしまう。多少自分のレベルを超えることでも何でも。。そうやって私、がんばっていたんだけど、必ずしもそれは自分のためと、あと、仕事の効率、分配、チームワーク、によく回るとは限らない。できますといって、結局そのときまでにできなかったりすると、余計に人に迷惑をかけてしまう。。
できないと思われたくない、できないのが悔しい、そんな思いもあって、’やります’といってしまうことが多々ありましたが。。一旦、’やる’といったことは現実的にできないと話にならないわけです。やることが高度になればなるほど。チームメンバーにもよく言われること。自分で全部背負い込まずに、助けがほしいときはほしいというようにと。それでもなんとか、最後にはやれちゃってたりするんで、余計に直らないわけです。

でもこの先、チームをまとめたり、引っ張って言ったりする立場になったとき、自分で全部背負い込むことはできない。チームのメンバーを信頼して任せ、結果を待つ、ということができないと、リーダーとしては失格。もちろん、有能な部下があることが前提だけど。
別にチームのメンバーを信じていないわけじゃなく、単に自分の気持ちが済むようにしてしまうという、変な性分。できることは、いいことだけど、あとになって、できませんでした、ごめんなさいってのは、なしだよね。と、基本的なことですが。。。。
仕事の量とかを見積もって、その時々’これは私にはできない’という交渉が、できるようになること。

日々、勉強、訓練です。。

水曜日, 4月 25, 2007

圧迫面接

今日はCareer Management,いわゆる就職活動に関するセッションで、Job Interview (面接)のシュミレーションをしました。

それでその昔、大学卒業前の就職活動の頃よく話題になっていた、いわゆる’圧迫面接’というのを思い出したのです。
面接者が、面接に来た候補者に執拗にプレッシャーを与えるような質問をする、’君、一体学校でどんな勉強してきたの’とか、’それで本当に会社でやっていけるとおもってんの?”とか、’そんな質問するのは人権侵害だ!’と、中には泣き出してしまう候補者もいるほどの、きびしぃ~い面接。。
昨今の売り手市場、さすがに日本でももうこんな圧迫面接は、ないんだと思うけど。

今日のシュミレーションでも、このようなあらぬ方向の質問ではないものの、ある程度のプレッシャー、例えば、女性に対して、’結婚の予定は?’、とか、’うちの会社に君は一体どんな貢献をしてくれるの?”とかいう高圧的な質問が出ないとも限らないという設定があり、物議をかもしました。
特に私、不安が顔に出てしまうタイプというか、プレッシャーをかけられたときに言葉に詰まってしまうとか、必死になって答えが出てこないとか、そうゆうことがよくあるんで、そんなとき、一体どうしたらいいんだろうかと。同じクラスの男性に言わせると、’そんなの常識の範囲内で答えればいいじゃん’とかって、鼻でわらわれんばかりだったけど、結構私にとっては切実な問題。切り返し方の練習も、もっと必要だなと、感じた今日でした。

火曜日, 4月 24, 2007

T-shirts,届く。


待ちに待っていた、昇龍のT-shirtsが届きました!
ビジネスプランの詰めも大詰め。今どうやったら私たちのビジネスを差別化できるのか、検討中。そして生産をどのように行うか。

前提としては
★品質は妥協せず、あくまでもCoolなデザインを、良いT-shirtsで供給する
★顧客参加型のビジネスを目指す
★デザイナーさん達が楽しんで、しかも張り合いのある仕事ができるような場を提供する
★日本、Asian チックなデザインの専門化として地位を築く
★ターゲットはいつも何か違うものを探している人、Asian Tasteが好きな人、音楽が好きな人。

生産はスペインでと考えているのですが、なかなかよい業者が見つかりません。
しかしここで詰まっていては元も子もないので、とにかく協力してくれる生産拠点を見つけなければ。。

毎日仲間とデザイン案を詰めているのですが。。T-shirtsビジネスはすでに多くの人がやっていること。ちょっとやそっとの仕組みでは、なかなか競争が厳しい世界なので生き残れません。
しかし、私は日本の、そしてAsiaのデザインがヨーロッパで受けると確信しているので、より洗練されたデザインを供給するべく、ビジネスを構築します。

というわけで、背中に龍。
気合入ってきました。

月曜日, 4月 23, 2007

大統領選挙に市長選挙、そして市議会選挙。

昨日のフランス大統領選挙の第一回投票で、候補者がサルゴジ氏とロアイヤル氏に絞られたのは皆さんご存知の通り。私としては是非女性候補のロアイヤル氏にがんばってほしいけど、結局政治の表舞台に立つのは男性ということになるのかな。。??女性政治家が増えているとはいえ、まだまだ、男性社会。リーダーシップや駆け引き等はやはり、男性のほうが長けているのでしょうか。そういう意味ではイギリス、サッチャー首相やエリザベス女王、その昔から、女性が頂点に立つことに抵抗なく、また特に王室と歴史の関係上、イギリスは女王の時代のほうが国内が安定していたり景気が良かったり。。というkとがあるようですが。。アメリカだってどうかすると初の女性大統領が誕生するかも知れないし、世界的傾向として女性の政治家が注目を浴びているようです。

かたや日本。長崎前市長が射殺されたことはこちらでもニュースになっており、学校の仲間に、'日本のどこかの市長さん、ヤクザに殺されたんだって?”と、聞かれるぐらい。あらあら。。そして最新のニュースでは、前回の投票に比べて無効票が約3倍、なくなった市長の名前を記入している人が多かったとか。。

もっと局地的なところでは、私の生まれ育った某山岳地帯、もうすぐ市議会選挙だそうで。。。

大統領選挙も、はたまた市議会選挙も、かけ引きだったり心理戦だったりするのは、どこでも同じのようです。

日曜日, 4月 22, 2007

イギリスではこれを夏といいます。


Madridは、日本で言う’初夏’の陽気。

太陽がとても濃いです。
イギリスも、日差しが強いとは思ったけど、光の濃さが違うね、やっぱスペインは。

昼間はタンクトップやT-shirtsだけでもいいぐらい。

イギリスではこのぐらいの気温を’夏’といいます。。
みんな、ここぞとばかりに外に出て、短い夏を楽しむと、しかし、スペイン、これからますますこの太陽とお付き合い。
私としては楽しみ。
なんせ、ここ4年ほど、’That’s 夏!’というのを経験していないので。。

で、夕方には早速、テラス席のあるカフェで、勉強帰りお茶しました。
同志EさんとRさん、そしてデザイナーのYさんと。

夕方のPlaza de Colonの様子を添付。

土曜日, 4月 21, 2007

Toyotaの’Kaizen'

Operetaion ManagementでToyotaの米国工場で、生産性の向上がどのように行われ、従業員がどのようにその向上に参画しているのかについてのビデオを見ました。

Toyota工場内で使われている’Kaizen'という言葉、日本語の’改善’を現地の人たちが合言葉として、常に創意工夫の元、生産の効率化が図られているわけです。そしてこのような努力の積み重ねで、Toyotaはなんと純利益1兆円以上の、(ひとつの県を丸ごと動かせる予算規模!)巨大企業となっているわけです。

'改善’って、日本の企業ではほとんど’あたりまえ’のものとして、ものすごく細かい点から、大きな流れに至るまで、従業員のアイデアで絶え間ぬ'改善’を続けてて、日本人にとってみたら、何もToyotaだけがすごいわけじゃないのに。。とも思えるけど、’改善’王国日本で、その頂点に立つのがToyotaと言ってもいいのでしょう。
クラスの仲間から、’Toyotaの生産体制は昔から有名だったけど、なぜ他の自動車会社が取り入れられないのか’という質問が出ましたが、Professor曰く、’ヨーロッパやアメリカの企業も近年Toyotaの生産性向上努力をつど取り入れるようにはしているけど、経営方針や経営哲学的な違いもあったりで、これをコピーするのは言うほど簡単なことじゃない。自動車業界にとってToyotaの生産体制は’夢’のようなもの。’といってました。

うん、表に出てこないいろ~んなことが、あるんだろうけど、いづれにしてもToyota、これからも目が離せなさそう。

木曜日, 4月 19, 2007

Soft Skill - いいプレゼン能力を身につけよう。

MBAの勉強はいわゆる、’お勉強’ばかりではありません。いつもFinancial Managementだとか、Strategic Managementだとか、理論、数字系の講義の話ばかり書いていましたが、授業の中にはプレゼンの練習、よりわかりやすい、説得力のあるプレゼンをするにはどうしたらいいかというのも学びます。

今日はその、プレゼンの練習と私たちのプレゼンに対するコーチからのアドバイスがありまして。。
チームに与えられた課題に関してパワーポイントでプレゼン資料を作り、それを見せながら他のクラスメイトの前でプレゼン。きのうから何回か練習したのですが、本番となると、思い描いたようにはなかなか行かないもの。

手の使い方、立つ位置、声のトーン、声の大きさ、見る位置、言葉遣い、などなど。。
前職でも何回かプレゼンはしてきましたが、ちゃんと練習した上でやったというよりは、プレゼン自体、結構ぶっつけ本番でやっていたし、特に手の位置とか、声のトーンとか、意識してやっていたわけではないので、こうゆう、いわゆる’練習’の積み重ねっていうのは、私にとってはとても役に立っています。

もちろん、プレゼンする内容にもよるし、例えば、何かのプロジェクトの進捗状況の説明で例えばそのプロジェクトが遅れている。。。とか言う場合、声のトーンも自然と下がるもの、しかし自信なさげにプレゼンをしたら、ますます心配されてしまう。。ここではやはり、自分のプロジェクトの内容をしっかり把握していることはもとより、あわてないこと、聞き手を意識して話すこと、など、大切になってくるわけです。
度胸一発!で今までは乗り切ってきたけれど、それだけじゃあ、やっぱりだめだよね。

練習あるのみです。

水曜日, 4月 18, 2007

それでも地球は動いてる


18時からのチームミーティング前、授業の後学校でもう少しお勉強。しかし外はいい天気!ということで学校のテラスでお昼を食べながら外を眺めました。

Madridの気温は上昇中。ただまだ風がさわやかなので、外にいると気持ちがいい!こんな風に太陽を浴びながら勉強するのもいいよね。

学校の仲間に、’なんだか疲れてるみたいだけど、大丈夫?’といわれてしまいました。。
確かに少し、疲れてるかも。原因は最近のハードワークなので、仕方なし。

大丈夫、寝るだけは寝てますから。。(笑)
体調管理も考えてます。

それからT-shirts.早く昇龍の実物が届いてほしいなぁ!とても楽しみ。
で、ヨーロッパでの生産先をさがさなくっちゃ。どこがいいだろうか。。
何かいい案あったら、どなたか、教えてください。

火曜日, 4月 17, 2007

やること、盛りだくさん。。。

今期ははじめから嵐のような日々。。。

Financial Management
★グループ課題あと4つ(うちひとつプレゼン。。)
★Exam

Operation Management
★個人の課題 ひとつ
★グループ課題 ひとつ
★Exam

Marketing
★個人の課題 ひとつ
★グループ課題 プレゼン、テーマ別のプロモーション企画

Econoimc Environment
★グループ課題
★Exam(レポート)

Strategic Communication
★プレゼン(今週木曜日)

Entrepreneurship
★ビジネスプラン作成・提出

Advanced Strategic Management
★。。。何が出てくるか、まだ未定。。

というわけで、考えていたらげっそりしてきました。。。。が。。。気を取り直しつつ。
Madridは春まっさかり!すっかり天気もいいので、この天気を気分転換材料に、がんばります。

月曜日, 4月 16, 2007

今日はちょっぴり ’Japan' Day.

今日の授業はOperation Management, Financial Management, そしてCountry Analysis.

このうちOperation Mangement, Coutry Economic Analysisの2つで日本を題材としたCaseが続き、まさに今日は、Japan Dayといった感じ。

Operation Managementは”Benihana'というアメリカの鉄板焼きレストランのマネージメントについて。エンターテイメントと料理を提供するユニークなレストランで、アメリカでは有名です。鉄板焼きはお客さんの前でシェフによって料理がされる、結果、普通のレストランと比べてキッチンの面積が少なくてすむ、その分お客さんの座るテーブルにまわせる、またシェフがオーダーを聞いて、その場でサーブするので、ウェイターの数が少なくてすむ。。。などなど、Operationの観点からも、なかなか良くできたレストランなのです。でも、日本のレストランはこのようなOperationの効率化は世界でもかなり進んでいるのではないかと、まさに、プロセスマネージメントの宝庫と言えるのではないでしょうか。牛丼の吉野家とかも、良い例だと思います。

それからCountry Ecomomic Analysis, 今日のテーマ国は、'日本’。
GDP世界第2位の日本の70年代から90年までの経済成長とバブルの崩壊、今後についての講義。なんせ80分なんで、とてもじゃないけど全てをカバーするのは無理な話。。まさに、’一気に駆け抜けた’って感じだったけど、改めて、自分の生まれ育った国は’特異’な経済発展をしてきた国なんだと、そして今、その土壌となった'構造’のために失ってしまった10年からの脱却、一度出来上がった体制が結果として経済の発展の足かせとなるなんて。。。以前は想像もつかなかったことかもしれないけれど、実際今、体質を変えない限り明るい未来が見えないという、厳しい状況。。だよね。
私が65歳以上になるころには、日本の人口の30%以上が、いわゆる65歳以上のお年寄りって時代になるんですけど。。。。で、Professorに、"I feel depressed"(なんだか、考えると湯打つになっちゃうんだけど。。”といったところ、’大丈夫、明るい材料もあるから’と逆に励まされました。
そう、明るい未来に向かってね。
日本に乾杯!

日曜日, 4月 15, 2007

Corazon de Maria

夕べ、クラスの仲間に誘われて、とあるレストランへ行ってきました。
私はすでに夕食を済ませた後だったので、でもMadridの中でも行ってみたことのない地域だったし、興味もあってお茶だけ飲みに、そのレストランへ。

地下鉄Alfonso XIIIという駅の近くにあるBerenguerというレストラン。
典型的、スペイン料理のお店です。出されてきた料理、えびとか貝とか、お肉も野菜も、みんなおいしそうだった!そして、ウェイターのせにょ~るが、また味のある、いいおじさんだった!

このレストランのある通りの名は、'Corazon de Maria'=マリアのハート(心)っていう意味です。
いい名前の通りだよね。
地名とか通りの名前って結構いろんな土地の歴史とか文化とか反映してるから面白いね。

このAlfonso XIIIというあたりは、いわゆる観光スポットからも離れているし、まさにMadridの人たちの’地元’的な地域のようです。

というわけで、今度また、このレストラン、きてみたいな。

金曜日, 4月 13, 2007

ポラロイド、ポラロイド。

Advanced Financial Managementの授業、今回のグループ課題はPolaroidに関するCase.
具体的にはCapital Structureやら最適な資本構造、社債の評価分析。。など。。。をやっているのですが。。

それはさておき。ポラロイドといえばデジタルカメラが世の中を席巻するずっと前にインスタントカメラでその市場をほぼ独占していた会社。今はどんな製品を展開しているのかなと、ポラロイドさんのホームページをのぞいてみました。

その場で写真ができるカメラは今も健在。それからDVDプレーヤー、デジタルフォトフレーム、液晶テレビ、デジタルカメラも、それからアメリカではプリンターも販売してます。

ポラロイドでとられた写真って、なんだか独特だよね。独特の色合いと、独特の質感と。それから余白が多くて、でもその余白にコメントがかけたりして、ちょっと遊べるし、私はとても好きなんだけど、いつの間にか使わなくなっちゃったな。。やはりデジカメの登場以来、ますます、写真は撮りたいときにいくらでもとって、気に入らないものは削除して、友達にメールしたり、フォトシェアリングのサイト上にアルバム作ったり、とにかく印画紙の上に写されたいわゆる’写真’ってもんを、とんと見なくなってしまった。。
パソコンの画面に表示されたものはやっぱりなんだかあったかみがないもんだけど、そんな見栄えや色にも、いつの間にか慣れてきちゃったし、パソコンに画像を保存しておけば、物理的なアルバムは必要なくなっちゃってるし。。
今も私、昔とった写真、何枚かスペインに持ってきていて、たまに見てます。
持ち歩かない限り、こっちの友達に見せたりはできないんだけど。。。なんだか今いわゆる化学的に印画されたいわゆる'写真’ってのをみると、すごく時代を感じます。。

でもやっぱり、手に持つ感覚とか、手触りって言うか、そうゆうものを感じることって、いいもんだよね、ほんとは。

忘れたくないもんだよね。
ととりとめもなく。

木曜日, 4月 12, 2007

エンヤの聞こえるMadridの街角

うちの近所にお気に入りのカフェCharly'sというところがありまして。。勉強で遅くなった帰りなど、よく寄っていきます。音楽も落ち着くし、今日は特にエンヤで癒されてますが、その上WiFi対応!ネットがただでつなげるんです。。ありがたい。

それはともかく。
本日はわがIEに入学を考えている日本人の方々とOn lineでのチャットフォーラムが開催されました。一緒に学んでいるTさん、Eさん、Mさんと一緒に学校の会議室でそれぞれLaptopに向かって30分ほどヨーロッパ大陸の向こう、日本海を越えた日本にいる方々と、お話しました。
ビジネススクールへの入学、特に欧州の学校も候補に入れている方々だったと思いますが、それぞれの方の質問に答えつつ。

前にも書きましたが学校選びは悩むところ。ましてやビジネススクールといえば主流はアメリカ、それでもあえて欧州で学ぼうというからには、その価値がどこにあるのか、少しでも参考になる情報を私も提供したかったし、学校選びの最中の方々の気持ちも良くわかります。

去年の今頃。。。私はまさにGMATの追い込みをしてました。。。。っておい、遅いよ!って。(笑)

そして2007年の4月。Are you happy?と聞かれたら、もちろん!と。他にもいい学校はあったかもしれないけれど、私はここに来て、自分の道も見つけつつあり、前に進み、IEに来たことに後悔なし。。というか、そんな感傷に浸っている暇がないというのが実情。(笑)

3学期、最初の週からCaseの嵐、読む量も半端ないし、しゃれになってないっつの。

日本ではあんまりIEって有名ではないのですが。。いやいや、なかなか、侮れない学校ですよ~。

水曜日, 4月 11, 2007

本当に、スペインって。。。

11月にこちらに来て早5ヶ月超。ロンドンでスペインの学生ビザ取得以来、警察へ行って指紋をとられ、日本で言う外国人登録証、というか住民登録証の発行を待っているのですが。。。

11月の終わりに申請して以来このかた、いまだに登録証が手元に届きません。うちの学校のStudent officeの人が、発行され次第取りに行き、知らせてくれるということで、何度も問い合わせしているのですが、12月の段階で、’EUに新たな国が加わって、それによってスペインに働きに来る人が増加、警察が外国人登録証の受付および発行にてんてこ舞い’といいう理由。早くほしい場合は自分で警察に取りに言ってくれる?ってな具合。でも取りに行くにはものすごーーーーーーく長い列に並ばなければならず、とてもじゃないけど時間がかかる、で、日常生活ではというと特に困ってはいないので、そのまま学校の人がとりにいける状態に警察が落ち着くまで、待っていることにしたのですが。。。例えば買い物の際カードを使用する場合身分証明書を見せてといわれるのですがその際にはイギリスで取った運転免許書が活躍、外国人登録所を見せなくてもことがすんでいるので。。

それにしてももう4月だよ、ってなわけで、今日またStudent Officeに行ってみた訳です。そうしたところ、’あれ?メール行かなかった?あのね、税金払ってもらわないとカード取りにいけないのよ。。’。。。。。。
’え?メールなんてもらってないけど?”といったところ、’あれ?おかしいわね。。’ぐらいな。
っておい、メールなんてまじでもらってないってば。どうなってんの、全く。。。。

で、急遽税金を払うためのフォームをもらい、早速銀行へ振り込みに行かなくてはならないことになりましたが。。。。

それにしても。。。。。スペイン。。。
なんなのこの、のんびりさ。。。。

火曜日, 4月 10, 2007

3rd Term開始。

気持ちも新たに、3学期が始まりました。
今期は:

Financial Management II (財務です)
Marketing Management II(Distribution and Communication) (お得意の?マーケティングです。)
Country Economy (各国の経済状況分析。日本になったらお得意です。)
Operetions Management for Competitive Advantage (効率追求のオペレーションとは何か)
Advanced Strategic Management (経営学Part2 ですがふたを開けてみないとなんともいえない。。)
Entrepreneurship III (On-line T-shirts Store Business Plan, 成功させます。)
Strategic Communication(こちらは短期集中、プレゼン、コミュニケーションのソフトスキルを磨きます。)

さて。
問題分野あり、得意分野あり、今期は特に賞味5週間もないかという短期により、かなりのスピードで進んでいきそうです。前期はスタート時多少のんびりしてしまったので、3月にはいって気がついたときにひじょーにきつい思いをしてしまった、その反省の元、始まったばかりのこの時期を大切にしたいと。

とやけにまじめな内容ですが今日のところは気持ちを引き締める上で。
がんばりまっす。

月曜日, 4月 09, 2007

Madridは雨。

山から帰ってきてここまで、Madridは天気が悪いです。

Sunny-Shiny Madridを期待して帰っては来たものの、気温も上がらず、今日はまた雨。
太陽よ、どこへ行った?

昨日は友人Eさん夫妻とクリント イーストウッド監督の映画、『硫黄島からの手紙』を見てきました。全編日本語でスペイン語字幕。ちなみにスペイン語のタイトルは『La carta de Iojima』です。

アメリカ側、日本側、双方から見た硫黄島の戦闘が描かれている2部作のうちのひとつ。舞台は61年前の硫黄島。栗原(本当は栗林)陸軍中将、戦前のロスアンゼルスオリンピックで馬術金メダルを取った西中佐、それから召集令状で戦闘員として招集された西郷。。それぞれの視点から淡々と戦闘の様子や心理が描かれていました。西郷が召集令状を受け取る回想シーンで、近所の婦人会の奥様方が、西郷に向かって’おめでとうございます、お国のために。。’というせりふで、一部のスペイン人の人たちから笑いというか、苦笑にも似た笑いが漏れたのが印象的でした。こちらの人たち、には戦争に連れて行かれるのに’おめでとう。’という状況が理解しがたいのだと感じました。実際に今の私としても、反省も込めて冷笑してしまいます。でも、あれが当時の現状だったんだと。

硫黄島は小笠原諸島の南西、1945年、太平洋戦争末期で本土空襲への一拠点としてアメリカ軍に確保されてしまったら、日本の制空権は完全にアメリカ軍に握られてしまうと、日本軍が必死に守ろうとした島。上陸したアメリカ軍の海兵隊員7万五千人あまり、対する日本軍2万9千人あまり。壮絶な戦闘の結果、アメリカ軍の死傷者2万5千8百人あまり、日本軍2万数百人、このうち餓死、病死者が1万9千人以上。。。半数以上が、餓死や病死で命を落としてしまったのです。* (*半藤一利著『昭和史』参照。)

映画には餓死の様子などはあまり描かれていませんでした。むしろ、本当に淡々と、監督の意図だったと思うんですけど、本当に淡々と戦争の様子が描かれて61年後の防御壕発掘調査にもどるという展開でした。

今週はなんだか、『昭和史』を読んだのをきっかけに、日本と私を改めて考え直す機会の多い1週間でした。

雨も上がったことだし、気を取り直し、あれから62年たった欧州スペインで、明日からのケースを予習します。

日曜日, 4月 08, 2007

Back in Madrid

Madridへ戻ってきました。

このお休みを利用して半藤一利氏著、『昭和史』という本を読みました。ちょうど読みたいと思っていたところ、友人のRさんが貸してくれたのです。

この『昭和史』を読んで、日本が満州事変から太平洋戦争に至るまでの経緯、そのときの状況、敗戦をどのようにして迎えたかということについて、改めて自分の認識不足だったことを感じ、そして、自分が如何に日本人的特質をもしあわせているかということを感じました。
試験の最中、特攻だの、片道燃料のみ搭載だのとブログに書いていましたが、事実を深く知ってみると、状況の単なる表現だったとはいえあまり簡単に書くべきことではなかったと思います。

そのときの空気とか、感情とか、権力とか、利害とか、そういったものが膨らんでいけば膨らんでいくほど、人間というのは冷静な判断というのは失っていくもので、そのとき冷静な判断ができる人のほうが虐げられていってしまう、結果同じ過ちを繰り返してしまう。そして集団化していくことの恐ろしさ。
などなどなど。

と、まじめに書きましたが。。。
私はこれからも日本を外から客観的に見られる力と、そして大観できる力を養って生きたいと思うのです。

あさってからまた学校再開。忙しい日々が始まります。
この休み、いろんなことを見つめなおすいい機会になってます。
ブログも再開、これからまた毎日書きますよ~。

火曜日, 4月 03, 2007

I am in the mountains.

Well, we are on the vacation after the 2nd term is over so I m now in a little villege in the mountain area. With bunch of people from school, we are camping in a little lodge.

I didn't bring my laptop, was going to be completely 'off the line' but hey, internet is everywhere so fortunately or unfortunately, I found a time to update my blog.....my feeling of 'responsibility' has pushed me a little bit... but off course, no Japanese fonts are installed in this machine so for the first time I'm writing this blog in English. For those people don't believe I speak English, there you go..

Anyway, we are in a party of about 20 people, staying in a lodge. It's like camping all together, yes, proper 'student' life I'm enjoying. The lodge has a kitchen and big pans so, well, I'm going to cook Japanese currey for everyone tonight.

No case studies, no discussions, no group works....feeling tottally relaxed.
Before going back to the reality, here is my time to regain my energy.
I won't be able to update my blog for a while. For those people who are wondering what I'm up to, don't worry, I'm still alive.