水曜日, 1月 31, 2007

青春のCost Accounting

2学期に入り、さらにAdvancedな講義が続いていますがその中のひとつ、Cost Accouting.
原価計算から何を変動費とするか、固定費とするか、何を在庫として計上するか、それによってバランスシートやIncome Statement(損益計算書)がどう変わってくるか。。というのを今は主に学んでおります。

Professorはなかなかエキサイティングなパキスタン人。ジョークなど交え、ともするとほんとーにつまらない講義になりがちなこのSubjectをうまくマネージしてます。
で、FinanceのバックグラウンドやConsulting等のバックグラウンドのある仲間はがんがん高度な質問をProfessorにぶつけ、ホットな議論を講義中に巻き起こしているのですが。。
その中で私。。。つ、ついていくのが精一杯。。やばいです。
前職ではほとんど計算済みの変動費のみを考慮して仕事をしていたのが主で。。もしくはコストの計算などやってはいたのですが、それが会社の決算にどのように反映されているかなど、知る由もなくまた知る暇もなく。(笑) こんなんでよく仕事してたねぇ。。といわれてしまいそうですが。

変動費やら固定費やら損益計算の概念はもちろんわかるんだけど、いざ業種がちがってみたり分析が必要となってくるととたんに、’う~ん’と、ほとんど無口になってしまうわけです。

おーい、大丈夫かぁ?
今のうちに追いついとかないと、まじでExamの時にないちゃうよ。
クラスの仲間に助けてもらいつつ。。がんばりたいと思います。

火曜日, 1月 30, 2007

星のフラメンコ



って古いってば。まじで。(笑) 

全く安直な連想です。そう、今日は学校のイベントでフラメンコ鑑賞があり、行ってきました。Madridへ来て3ヶ月にもなるのに、一度もまだ本場のフラメンコというものを見ていなかったので、ちょうどいい機会。今回は男性のフラメンコ。後ろに2人のCante(歌)の人、2人のギタリスト。ギターに合わせてCanteの人がPalma(手拍子)をうち、あとから踊り手が登場。

Palmaとギター、そして踊り手の足踏みのリズムが見事にシンクロ。Palmaは踊りと音楽形成上重要な役割を果たしているよう。よく見ていると、踊り手の足の動きと音楽の抑揚にあわせて手のたたき方とかを使い分けているのです。そして踊り手の見事な足捌き。男性ならではの迫力。そしてギター。
音楽がとてもよいのです。
いや~。いいもの見ました。

次はやっぱり、女性の踊りを見たいね。せっかくスペインにいるんだし、ね。
日本でもフラメンコ、特に女性に大人気だよね。私の友達にもはまっている人が何人かいます。このリズムと手さばき、はまってしまうのもわかる気がします。全く別世界にいけるって感じもするよね。

で、踊りの様子を添付。

西郷輝彦の歌が頭から離れないんだけど。。。あ、でもPalmaは単純にCha cha chaってわけに行かないからね。ものすごくリズム感がよくないと、こなせないのです。

月曜日, 1月 29, 2007

遅ればせながら新年会


今日はお昼にあわせてわが校の日本人仲間と一緒に新年会を行いました。場所はGrand Viaにある日本食レストラン・大吉。日曜日はお昼が全メニュー30%引きとなるありがたいレストラン。水餃子、揚げ出し豆腐、中華サラダと思いっきり居酒屋メニューにあわせてメインディッシュはいかととびこのにぎり、あとタンメン。。。あ~。久々に日本食堪能です。幸せ。


わが校には日本人仲間が全部で8人。みんな個性あふれ、私も含めてちょっと変わっている?仲間です。まあ、わざわざスペインに来てMBAやろうっていうんだから、やっぱり多少変わっているんでしょう。(笑)。バックグラウンドも多彩。普段は各クラスに別れ忙しい日々でなかなかゆっくり話のできる暇もないので、情報交換もかねて新年会を開催したわけです。ちょっと遅くなっちゃったけど。


で、本日のお題はJapan business (culture)workshopについて。

Cさんの企画にあわせ、放課後1時間半ぐらいのWorkshopを開催することに決定。日本独特のマーケット情報、スペインでビジネスをする日本企業の体験談、もしくはヨーロッパでビジネスを展開する日本企業の方などをゲストに招くまたはそのマーケティング戦略などを紹介し、日本の文化も絡めて紹介、学校の仲間とDiscussionしようという企画。なにかにつけ注目の高い日本のことなのでこれは面白い企画になりそうです。中心メンバーEさんCさん、そしてKさんと一緒に展開します。ターゲットは2月末。これから取材、材料集めです。


他にもいろんな話ができて、たまには日本語だけで考えてることなんかを話し合うのはいいね。


で、Madridの新宿、Grand Viaの様子を添付。

日曜日, 1月 28, 2007

Where is my Saturday?

私の土曜日はいったいどこへ。。??(笑)
半日以上寝て終わってしまいました。弟D君に怒られそうです。(笑)
よく実家にいた頃、昼過ぎまで寝ていて怒られたものです。なんせ実家は老舗の洋服屋。日曜日も朝から開店。そんな家族を横目に月-金朝から晩まで激しく外で働いていた私は土曜日ともなると昼過ぎまで寝ているという週末。疲れていたんです。(笑)そうして’いつまで寝ているのか’と。。。。なのに遊びに行くとなると早く起きる。そしてまた言われるのです。’なぜ遊びに行くときだけ早く起きるのか’と。

そして2007年1月27日土曜日。今日も昼過ぎまで寝てしまいました。
それから明日提出のFinancial Accountingの課題を片付け、気がついたら夜。

全くこのFinancial Accountingの課題を片付けるのに、いったい何日かかってるんだ?元Study Group仲間のA君とともに片付けているのです。(ところでStudy Group,今年から学期ごと変わるので、2学期はまた別の人たちとグループになりました。その話は後日。)
でも二人ともAccountingのバックグラウンドがないため、この決算報告書を仕上げるという課題に悪戦苦闘。明日の提出には間に合いそうだけど、全く非効率なことでした。。(笑)
これでFinancial Accountingの課題はすべて終了。あとは成績を待つのみと。

2学期に入って、読まなきゃいけないケースや課題が目白押し。時間をあまり無駄にはしていられないようです。
全くMBAって、休む暇なないのね。がんばらなきゃね。

土曜日, 1月 27, 2007

MadridのJazzyな夜

今日は金曜日。同級生のTさんに誘われ、Jazz Cafeに行って来ました。PianoのSoloプレーヤーのライブで後半はSpanish テイストも入り、なかなかよかったです。演奏が盛り上がってくると、'Ole!'と声が上がったりで、やっぱりフラメンコの国。

ところで2nd Termが始まって1週間。1st Termよりも考えさせられる授業が多くなかなか面白くなってきています。
今日はInformation SystemのSession2回目。めまぐるしく変化するIT/ISをビジネスとしてどうマネージメントしていくかというのが講義の趣旨ですが、毎回新しい情報が目白押し。そのうちのひとつ。セカンドライフなるもの。何でもバーチャルに実際の自分とは別の自分を存在させ、その世界で生活シュミレーションをするコミュニティー。現在全世界で約300万人がその世界で暮らしており、最近アメリカ人と日本人のカップルが結婚した?。。。と。。。。
今ひとつまだどんなものなんだろうかと、半アナログ世代の私としては少し戸惑いが。。。バーチャルな世界で、本当の自分とは別の自分の人生を楽しむ?。。それはそれでありなんだとは思うけど。。。。こんなんが進んでったら、いったい何が現実で、なにが虚構なのかわからなくなってきやしない?現実と非現実の境目が、だんだんなくなってきやしない?
と多少危惧しつつ。。
こうやって、世界はめまぐるしく変わっていくんだね。
でもやっぱり、本当の自分の目で見て確かめたものや体験したものは何にも変えがたいんだと思うけど。
という気持ちはいつも忘れずにいたいものだと。

それにしてもITやWebの世界、自分の知らないところでいろんなことが巻き起こっているようです。こちらのほうにもアンテナを張る先が少し増えました。

金曜日, 1月 26, 2007

コンドラチェフの波。。。

まさかビジネススクールに来てこの言葉を聞くとは。。
本日初回のEconomic Enviroment. Introductionということで、各国の経済状況を新聞記事から大きくつかむところから始まったのですが、あくまでも、Economist, 経済学者的見地からの分析となるため今までのビジネス実務的な科目からははなれ、ひじょーにAcademicな世界へ。

で、コンドラチェフの波。景気周期を研究したロシアの学者にちなんでつけられた周期の波の名前なのですが。。。あ~。。。今ここでこの名前が出てくるとは。(笑)
やっててよかった。政治経済。(→私の大学受験、社会の科目。。。)そして経済学。 あ、そうだ、私ってば、高校・政経の教員免許、持ってるんだった。。わ、忘れてた。。(まじで)

でも今まで勉強して私の頭に残っているのはどちらかというと経済史的なところ、つまり事実の積み重ねとその傾向がどうであったか、それから理論の名前やら学者の名前やら。。その辺には強いんだけどじゃあ現実と照らし合わせて状況を読むってことはまだまだ。。。

で、Econonic Enviroment。この講義はまさに経済学的観点から実際の状況を分析するというもの。でもProfessorの前置き。経済学は過去の傾向分析には強いけど、未来の傾向を予測するのは苦手。。まさに。そうなわけですが、状況分析には欠かせない学問。

さすが去年のBest Professorに選ばれた教授だけあって、講義の内容も充実してました。
本日は肩慣らしといったところで、明日以降もっとむずかしくなっていくんだと思うけど、これにはなんとか着いていけそうです。

あ、でもProfessorが、経済学やってた人も、あんまり自分の知識を過信しないようにって。
はい。。真摯な姿勢を忘れずに。

ところで全く話は変わり、本日Club India主催、インドの紹介Workshopが開かれたので、同志Vivaeijiさんと一緒に出席して来ました。が、Audienceは私たち2人、そしてプレゼンしてくれたのはインド人同学年の仲間6人。開催の知らせが急だったので人があんまり集まらなかったのか、私もEさんにばったり放課後出会わなければ行きそびれていたところ。でも2人だったから色々と質問できてよかった。
同様のWorkshop日本版をただいま企画中。この件に関してはまた別途。

木曜日, 1月 25, 2007

酒と泪と男と女

と、なんとなく書いてみましたが、全くタイトルとは関係なく。。

今日のLectureで私は一度も発言しませんでした。
眠かったせいもあるのですが。。(笑)
普段の講義では、1講義あたり平均最低2回ぐらいは発言しています。
Caseのこと、気がついたこと、質問。なんでもとにかく言おうと思ったことは手を上げて当てられれば発言します。

でも今日は発言なし。
思うように考えられなかったせいもあるのだけれど。。。
その分みんなの意見を聞く側に回りました。

うちの学校はタームごと座席固定。毎期の初日にすわった席がその気最後までの自分の席になる。で、私は1学期に引き続き一番後ろの席に。(ってあんまり気合入れて席を取らなかったせいもあるし、後ろが好きだっていう性分でもあるし。)で、うしろからみんなの意見や様子をいつもの視点とはちがう観点で見てみたわけです。

と、そういえばクラスを通してまだ一度も発言していない人に気づいたり、私が自分の意見を言うことに夢中になっていた分気づかなかった人の意見があったり。。
また普段あまり発言のない人の積極的な意見が聞けたり。。

手の上げ方も各国の人それぞれ。
これは前から気がついていたんだけど、例えばヨーロッパの人たちのほとんどは、人差し指だけを立てて(数字の1を示すように)手を上げるか、またはドイツ人は特に手のひらを自分の方に向けて手を上げます。
これって、前に聞いた話なんだけど、第2次世界大戦終了後以降のことで、というのも、手のひらを先生や人のほうに向けて勢いよくあげるのはナチス、ヒトラーの時代と結びついてしまうのでやめたとか。。本当なのかどうかわからないけど、イギリスでもやはり人差し指だけ上にあげて手を上げる式でした。
アメリカ人や中国人、私たち日本人は手のひらを先生のほうへ向けて手を上げますが。

いつもみんなの話聞いているし、議論にも参加しているんだけど、こうして少し引いてみると、クラスの雰囲気が少し変わって見えてなんだか不思議でした。

と、今日はとりとめもなく。

明日もまたがんばります。

水曜日, 1月 24, 2007

外は寒いけれど。。

2学期も2日目。昨日に引き続き新しい講義で、教室内もHotでした。

今期のお題

Entereprenuership 2
Stragetic Management (昨日HondaのCaseをやりました)
Information System 
Financial Management
Cost Accounting
Economic Enviroment

今日はInformation SystemとCost Accounting, Financial Managementの講義がありましたが、3科目ともそれぞれ、名前とは裏腹になかなか面白い。1学期はやはり基礎的知識の積み上げのだったり、Professorによる教え方の違いなどに戸惑いもあったりでやや消化不良気味でしたが、2学期になったとたんに、内容が高度になってきて、楽しさが増しそうです。
課題も多くて大変だけれど、その分やりがいもありそう。MBAらしく?なってきたってところだろうか。

ちなみに予告...
な、なんと、Economic Enviroment。何やるんだろうか。。。環境問題か?とか思っていたら大間違い。なんと、’ミクロ経済学’からスタート。
ミ、ミクロ経済。。。あー。どっかで聞いたかもっておいっ!何を隠そう私、某都内私立大学経済学部卒。(一応)。経済学ですよ、経済学。おーい、E組のみんな、聞いてる?
や、やっといてよかったかも。。限界効用逓減の法則とかってやるわけ?
と比較的楽観している私ですが。。。。さっぱりすっかり忘れてしまって10数年。と、とても大きな声で専攻は経済学でしたといえない状況。どうしよう。クラスでProfessorに経験者は?とか聞かれたら。。だまっとこうかな。。
さて、どうなりますことやら。お楽しみ。

火曜日, 1月 23, 2007

拝啓 本田宗一郎さま

本日のStrategic ManagementのCaseはHondaの創成期、戦後本田技研の設立からアメリカバイク市場への進出でHondaがどのような変遷をたどったか。成功の鍵はなんだったかというDiscussion.

CaseはHarvard Business Schoolが1989年にReviseしたもの。(まあ、Case自体古いんですけど)
成功の鍵となる点はいくつかCaseに出ており、クラスのみんながそれをあげていくわけですが、私は、’まず日本が戦争に負けたことが重要な要素として働いているんだということ、そして円の固定相場360円という状況だったことがプラスに働いた’という意見を述べたわけです。でもProfessorには、’それは状況としてあったわけだけれども、Hondaが具体的にとった戦略からははずれるよね’的なことを言われ、まああまり本題の’Strategic Management'と外れてもいけないので、それ以上のことは言わず、授業後同じクラスの日本人TさんとProfessorに掛け合いに言ったわけです。Tさんも同じく、納得がいかなかったので。

確かにこのクラスは’Strategic Management'。趣旨は’各企業がどのような戦略をとり、どういった優位性を勝ち得ていったか。’そして実際に自分たちが経営の場に立ったときに必要なレシピなり、とりえる戦略のリストなりを学ぶ、というもの。
それにおいてHondaがアメリカ市場でどう戦ったかを客観的に分析するのはわかる。実際大成功を収めたわけだから。で、最初からHondaになにか戦略があったのか?という問い、答えは’戦略はなかった’けど’状況にあわせて製品ラインナップや生産性の向上、傾斜コスト、そして幅広い広告宣伝と確固たるディーラー政策’などを取り入れ、シェアの拡大を図ったと。
そう、その通り。
でも、どうして成功したかを考えるとき、その土壌にあるものが’日本が戦争に負けた’という事実、それによって生まれた負の要因をいかに正に変えたか、負での制約を満たす製品の開発と技術力、それを磨く力と意思。
そして何より、この先日本が進んでいくためには’外に出なければならない’という国をあげての方向性。それらすべてが成功の土壌となっているわけで、それなしに、そして本田宗一郎なしに、Hondaの成功は語れないと、そう思うわけです。

でも、そうゆう日本人の心情的な部分は、あまり海外の人たちにはわかってもらえないのかな。それともそんな湿っぽい精神的な話は、客観的な分析にはいらないのかな。

いやいや、そうではない。日本企業をCaseで取り上げるには、このことを理解したうえで話さないと、意味がないと、やはり強く思うわけです。

戦争に負けて、国土機能不全の状況は一見かなしくも無残な感じがするけれど、実は日本経済の発展ということを考えると、大きくプラスに働いていたと思うし、またプラスにするだけの技術力と努力、労働力があったからこそと思うわけです。

高度経済成長がいったん落ち着いた頃に生まれたわたし、それでも経済はこのまま拡大していくんだという雰囲気の中で生まれ育った20代までの記憶は鮮明に残っています。その経験を少しでも同じクラスのみんなに伝えたいと思ったけれど。。それこそDiscussionする価値があるんじゃないかと思ったけれど。。

いやいや、まだまだ、機会があるごとにDiscussionしていきたいと。
思うわけです。本田宗一郎さま。

日曜日, 1月 21, 2007

拝啓 ベラスケスさま


私はVelazquesという通りに住んでいます。その名もまさにスペインを代表する画家ディエゴ ベラスケスにちなんでつけられた通り。
今週末はプラドにでも行こうかと思っていたけれど、結局行けずじまい。行く度にベラスケスの絵を眺めてはいたのですが、毎回、’う~ん、ベラスケスかぁ。。’、以上。みたいな。ひじょーに浅い知識のみ持ち合わせ、あとで美術館の解説などを読んで’え?そうだったの?、早く言ってよ!’と叫んでしまうことが多々あり。。それで、インターネットよありがとう、少し調べて見ました。

ベラスケスが生まれたのはスペイン南部のセビーリャ。11歳でおじさんに弟子入り。1623年、国王フェリペ4世の宮廷画家となり、ラス・メニーナスなど数々の名画を生み出すのです。スペイン絵画の黄金時代を気づいた一画家。フェリペ4世、スペイン王であるとともに、ナポリ、シチリア、そしてポルトガル王でもあり、そしてかのスペインハプスブルク家の家長。統治家としてはあまりいけていなかった?ものの、文化、美術面ではこのベラスケスやルーベンスを保護するなどし、名作が生まれる土壌を提供。そしてプラド美術館の基礎を気づいたと。

で、ベラスケス。いまやヨーロッパ中の美術館に散らばって展示されている彼の絵画の数々。こうして自分で調べてみると、’あれ?Londonのナショナルギャラリーでみたあの絵もベラスケスだったのね。。’とか、’あ、ウィーンの美術史博物館にあったあの絵も?’。。。と、いまさらまた気づいてしまうわけです。

本物のラス・メニーナス、以前プラド美術館で見たことがありますが、不思議な絵でした。まだ小さな女王が絵の中心よりやや下に、それを取り囲む女官たち、そしてくらーい背景の奥にドアから出て行こうとする女の人。本当に不思議な絵です。この絵はフェリペ4世夫妻の視線から描かれている絵だそうです。

ベラスケスさま、これも何かのご縁かも知れませんので、次にプラドに行ったときには上記の知識など念頭に、ただなんとなくあなたの絵を見ることのないように。。(笑)


パレットを片手に誇らしげに立つ彼の銅像を添付。

Danza Oriental


今日の夜は同じクラスのTさんに誘われ、Oriental Dance Showなるものを見てきました。どんなダンスかって?まさに、’アラビアンナイト’、いわゆるベリーダンス的なものでしょうか。ボトムダウンの長いスカート(腰の辺りにビーズとかついており)にビキニ、それからベールを持って。Tさんのルームメートの女性が趣味でこのダンスを習っており、その先生が出演するとの事。会場はさほど大きくない、せいぜい5-60人ぐらいが入れる小さな円形Theater。その中心でエキゾチックなダンス。

で、私はそれを見ながらつい、ジュディ オングの’魅せられて’を思い出してしまいました。。。まさに、♪Wind is blowing from the Aegean♪なわけです。(。。。古い?笑)


この手のダンス、まさに日本にいる友人W氏およびK氏が諸手を上げて喜びそうな。。あ~。残念、二人に見せてあげたかったな~。(笑)


それにしても踊っている女性たちがみんな本当に楽しそうに、うれしそうに踊っていたので、こちらも見ていて楽しくなりました。

前にもベリーダンスは見たことあったけど、レバノン料理レストラン、デュッセルドルフで。。でもそれとはまた別の雰囲気で、なかなか、いいもの見ました。


踊っている様子を添付。

土曜日, 1月 20, 2007

1st Term終了。おつかれさん!

本日のOrganization Behaviour レポート提出を持って1学期が終了しました。正直、ほっとしてます。11月13日入学式、14日から授業開始、まさに怒涛のごとく駆け抜けてあっという間の1st Term Final Exam...
はぁ~。。疲れました。(笑)

やはり1年のMBAコースというのはこんなに忙しいものなのでしょうか。。Marketingの講義はちょっと消化不足のまま2学期には講義がないので、残念。その他の講義もやはり短期集中、身になったこともあるけれど、このままほっとくと残らないかも。。(笑)
外部の人の特別講義などもしあれば積極的に出席したいところ。

で、本日はレポート提出のみで授業なし。そして土日をはさんで月曜日からもう2nd termです。Study Groupも新しくなり、講義の内容も変わります。
さて、どんなTermになるかな。。

みんながんばってたよね!すばらしい!
おねえさんは疲れました!(笑)

金曜日, 1月 19, 2007

Organization Behaviour レポート作成中。

今日はFinancial Accountingの試験がありました。
何とか全部埋めたものの。。思ったように回答できず。やっぱり短期間ですべてマスターするのは至難の業。簡単に理解できたら世の中Accountantのお仕事あがったりってこと?って言ってる場合じゃないっつの。Bestは尽くしましたが。。
続いてQuantitative Analysisの試験結果が出てきました。(月曜に試験だったのにもう結果が出た。。)こちらは自分では結構できたつもりだったんだけど、点数はさっぱり。。半分以上はできていますが。。
思えば中学生時代から英語、国語、社会、うん、結構できてる!って思った矢先、数学やら理科で地の底に落とされるという経験。何かができると必ずどこか穴が開く、全部できたためしなし。(笑)日本に私立文系というものが存在していたことに感謝です。(笑)
そんな学生時代をいまだに多少引きずっている私ですが。。

明日のOrganization Behaviourレポート提出で1学期の試験は終わり。
これもまたCaseの分析とSolutionの提案。今度は組織論的観点から分析です。
Blogのようにすらすら書けたらいいんだけど。。
なかなか終わりません。

明日までもうひといき、がんばろう。

木曜日, 1月 18, 2007

For every debit, must be a credit!

もういったい自分は何語で考えているんだか、何語が自然にでてくるんだか、わからなくなってしまいました。(笑)
英語とスペイン語で勉強。日本の友達とは日本語で。。でもなんだかいろんな人たちと話したり勉強したりしているうちに、英語も思うように話せない、ましてやスペイン語はまだ超片言、そうこうしているうちに日本語も出てこなくなったりして。。もうぐちゃぐちゃです。

ところでタイトルの'Every debit, must be a credt'というのはわれらS-1 のFinancial Accounting、イタリア人Professorが事あるごとに強調していた言葉で、同じProfessorに教わっている人はこの言葉をイタリア語なまりの英語で復唱できるのです。というか、FAといえばこの言葉ってな具合で。
FinancialのBackgroundがない私にとってはありがたいほど頭に残り、Double booking accountに挑むわけです。

そして明日はそのFinancial AccountingのFinal Exam.
あ~。。。。頭に入っているはずなのに、練習問題をやってみると全くわからず。
大丈夫か?
な、何とかするしかないでしょう。と、引きつり笑い。

水曜日, 1月 17, 2007

Mr.Kotler, we are lost...

本日のMarketing, First term final exam..

出題されたCaseはとあるPortugalの化粧品会社、それまで築いたブランド力を背景に競合他社よりも高い値段でFace creamなど女性用基礎化粧品を販売。しかし近年競合の追い上げによりそれまで76%あったシェアが70%まで落ち込み、同社としては競合と対抗する新たな製品を投入するか、それとも現流商品の値段を下げて対抗するか分析せよという問題。

で、私。。実は終了時間をトンと間違えており、10時から12時50分までだと思っていたものが、(だって学校のOn-line掲示板にはそう書いてあったんだもん。)実は12時まで。。気づいたのは11時40分ごろ(笑)。。って笑ってる場合じゃないっつの。この時点で、’損益分析’の問題が残っており、おい、どうすんのってちょっとパニック。何とか損益分析を終え、上記新製品ローンチもしくは価格対応以外にとるべきTacticsは何かも一応答えたものの。。終わった直後はショック。点数を稼がなきゃならないというか、できて当然?のはずのMarketingで全く初歩的なミス。。
たまにあるのよね~。こうゆうこと。思い込みが激しいっていうか、単純って言うか。。
またやってしまいました。。
でもとにかく、全部の問題に答えたし、内容的には自信があるし、まあ気にしないことにしましょう。

Caseの分析に戻り。だいたいシェア70%とってるってすごいこと。全く優位な立場なんで、わざわざ値段を下げるのは妥当ではないと考えられます。新製品の投入にあたってはすでに競合他2社がわずか15%のシェアの中でしのぎを削っているところなので、ここに新たなラインを投入してもすぐに売り上げを伸ばすことは難しい、しかしながらこの15%のシェア、毎年伸びており、これによりマーケットリーダーのシェアが70%に落ち込んでしまっているわけ、ということは伸びている市場ではあるけど、新製品をローンチすることで自社製品の売り上げを落としてしまうというジレンマ。そして化粧品市場。消費者、特に女性心理と深くかかわる。Caseに書かれていた消費者調査の結果によれば顧客はほとんどその化粧品の特性ではなく値段で買っていると、けれどもこの会社のブランド力を信頼しており、この信頼性も購買決定に大きな影響を与えてると。
化粧品って、あんまり安くしたら売れないんだよね。私もやっぱりあんまり安いやつは買いたくないもん。かといって某日本メーカーのクレドポーシリーズ、クリーム1ビン5万円だっけ??もっとか?。。さすがにそれは買えないけど。(笑)

と、こんなことを答えるわけです。
今こうしてみると、もう少しうまく書けたんじゃないか?って気もしてきた。。
Oh well, never mind.

あくまでも試験なので。
マーケティングの先生Kotler様、私たちの学んでいることはいったい。。

Three down, two more to go!!
Bamos!

火曜日, 1月 16, 2007

集中力の持続。

Quantitative Analysisの試験が無事終わりました。
慣れてはきたものの、2時間集中してテストを受けるってことはなかなかタフなもんです。
特に大学を卒業して久しい身の私には。
Business SchoolへApplyを決めたときから、この、長時間集中することはついて回ってきてたのですが。。(特にGMATね。。)

これが明日もあるわけです。
脳の活性化には欠かせないかもね。

ところでQuantitative Analysisの試験。何とか乗り越えました。100点ってことはないだろうけどほとんどの問題なんなくクリアーしたし。
で、試験が終わったとたんにみ~んな忘れちゃうのよね。今まで勉強したこと。。こうゆうことって続けて使っていかないとだめかも。
多分私はマーケティング畑を耕し続けると思うので、実際の数量分析は専門家にお任せ?って立場に。。なりたいなぁ。。なれたらいいなぁ。。
あ、君、これどうなってる?利益分析、してくれた?とかって、聞く立場。(笑)

’お前に聞かれたくないだろう’といっている、諸友人の方々および、弟D君の声が遠くから聞こえます。(笑)

明日はMarketing.
Case 分析、2時間ぶっ続けです。

月曜日, 1月 15, 2007

がんばろう!S-1!

今日も1日学校でベネズエランチームと一緒にお勉強。どうして私が一人ベネズエランチームに参加しているのか自分でも不思議ですけど(笑)。励ましあいつつ、Quantitative Analysisの勉強をしました。

明日の試験はずばり、Linear Programing. 利益を最大にするにはどの製品をどのくらい生産したらよいかというMixを探すのです。
と、計算はExcelがやってくれるのですが、実際にそれを見て分析をするのは私たち。Excelの返してくる値のどこを見てどう答えるか。。これがポイントです。

とポイントはわかるんだけど、さあちゃんと答えられるか?

がんばろうぜベネズエランチーム!
がんばろうせS-1!

と、勉強しすぎ?で多少体育会系なノリになってますが。。

いつもの通り、私が数字の話をしているなんて信じられないという友人およびご親族の皆様、私の健闘を祈っていてください。

日曜日, 1月 14, 2007

マドリードの風と太陽の下、試験勉強続く。

本日は午前中より学校へ。同じクラスのTさんの力をお借りし、Financial AccoutingのReview, 続いて別の部屋で他のクラスメートと引き続きお勉強。

もうちょっと早くからはじめとけばこんなにあせらずにすんだのか??って、実はそんなにあせっていないところがまた怖いのです。いつもになく落ち着いています。。。なぜだろうか。

ところでわがクラスS-1。今日学校に来て勉強している人のうちS-1メンバーの占める割合がとても高かった。
みんなすごい!気合入ってるね~。
でもやっぱこうゆうときは同じ国の人同士助け合うって感じだね。私もおかげさまで日本人の皆様方の助けをかり、何とか理解できるようになってます。。メキシカンはメキシカン同士。ベネズエランはベネズエラン同士、インディアンはインディアン同士、そしてジャパニーズはジャパニーズ同士。。
あ、でも今日の午後は私、なぜかベネズエランチームに参加して勉強してました。ごめんね、スペイン語で勉強したかったかも?いきなり飛び入り参加だったけど、うまい具合に3人で勉強できてよかった。

明日も朝10時より3人で、今度はQuantitative Analysisのお勉強。

来週の金曜日まで闘います。

土曜日, 1月 13, 2007

Social Responsibility -企業の社会責任について

今日の午後、国連の機関であるGlobal Impactという団体のChairmanの方で、かつてIEで教えていたProfessorとの懇談会があり、出席してきました。
Global Impactはこれまでのいわゆる資本主義的な単純利益を追うだけでなく、人権問題(雇用方法)、環境問題、公正取引に積極的に取り組む企業のネットワークを作る国連の団体です。
http://www.unglobalcompact.org/

前から興味のあった分野なので、懇談会に参加してきました。

’企業がよい市民の一員として行動するための手助けをする’というのが団体構成のおもな目的だと。

私が疑問に思ったことは
①’よい市民’の定義とは?
②参加している企業は本当に社会貢献を目的としているのか、それともいわゆる’企業イメージの向上’、マーケティング活動の一環として参加しているのか

という点だったのですが、Professorの回答は、’よい市民。。’についての明確な定義はなかったものの、②について、社会的利益、責任に基づく行動は企業にとって長期的利益を生むという認識をもった会社が増え、Global Impactに参加する企業が増えているのが現実。いくつもの会社が将来的なリスク回避のために社会的責任に基づいた事業展開を行おうという意識が高まっているということ。

資本主義の新たな側面かも知れません。
私としては今でも多少の疑問が残らないわけではない、つまり現在の資本主義において企業の社会的責任というのは両立しえるのか?という問題。。
と、すべては’バランス’にかかっているのかな。。

ちょっとこむずかしい話になってしまいましたが。。。
今後もSocial Responsibilityについては積極的に議論に参加したいと思います。

あ~。今日はちょーーーまじめ。

金曜日, 1月 12, 2007

今日は忘れていたわけではないのですが。。

ブログを書くのがこんな時間になってしまいました。来週はFirst Term(1学期)のFinal Exam, つまり期末試験の週です。今期講義を受けたFinancial Accounting, Quantitative Analysis, Organization Behaviour, Marketing Fundamentalsは来週一斉に試験。Entreprenuershipはレポート提出が月曜日。苦しい日々が来週の木曜日まで続きます。これも、Welcome to MBA!とMBA holderの方々が苦笑をこめて言う状況なのでしょう。。笑)

たびたび書いている通り、よい成績をとるのが目的でMBAをやっているわけではないのですが、やはり学位は学位、通らなければならないものは通らなければならない、理解できていなければ資格にはならないわけです。理解度を測るというのが試験。。。。怖いです。(笑)

今日のMadridは久々に快晴!ここのところずっと曇り、どんよりした天気が続いていたので、青空をみてほっとしたところです。そうだよ、Madridなんだから、Londonじゃないんだから(笑)。頼むよ、ホント。

というわけで、がんばります。

木曜日, 1月 11, 2007

iPhone 発売!

今日はこの話題で結構持ちきり。。。やっぱりApple,やりますね。
iTuneと携帯電話、Photo viewer, Internet browser, bluethooth,全部ひとつにするの、みんなが待ってたというか、いつか出るだろうと思ってたけど、ついにでましたね。

早速Apple.comにiPhoneの紹介が出てるのをチェック。なるほど。3.5インチスクリーンですべてソフトキー=タッチパネル。これで電話もできる、音楽も聴ける、ビデオも見れる。。。今だって携帯電話にMP3 Playerがついているのは日本でもたくさん出ているけれど、何がみそかというと、それがiPodとして出ることに意味がある、これで携帯電話とiPod, 両方持って出かけなくてもすむ。
しかもNiceなデザイン。。。

これは爆発的に売れる予感。そしてAppleがまたまた伝説の商品を送り出し、いろいろなビジネススクールで講義の話題になること間違いなし。

ブランド力と商品力がこれだけマッチしている会社は珍しいのではないかと。
日本では2008年に発売予定だそうで、来年。。もう待ちきれないって人もいるかもね。
$499ということなので、日本では多分49800円ってぐらいか?
発売当初は何週間、何ヶ月まちとかってなるだろうね。

別に新しい技術を駆使しているわけではない、なんのことないただ携帯と音楽プレーヤーその他の機能を一緒にしているだけなのにAppleが作ると違ってしまうわけです。
これがブランド力とデザインの融合。

あ~私もほしい。。。MBA終わったらね。(そんなことばっかり言ってますが。。)

火曜日, 1月 09, 2007

長い一日でした。

本日は、朝9時からグループミーティング、続いて10時よりOrganization Behaviourが12時50分まで、間30分の休憩をおいてMarketingが3時まで、そのあと学校とミーティングが4時まで、クラス内のミーティングがあったあと4時半から5時50分までFinancial Accounting. 普通授業は3時までなのですが、本日に限りFinancial AccountingがProfessorの都合により4時半から入ったため、久々になが~い一日でした。

Organization Behaviourで取り上げられたCaseは女性にとっての’仕事と家庭の両立。’ある女性が20代で結婚、2人の子供を出産、子供が手を離れるに際し銀行での職についたけれど、学歴、特にMBA Holderが出世する世界を目の当たりにし、彼女もMBA取得を目指し36歳でBunisess Schoolへ。当初は苦労したものの、結果的にトップの成績で学校を卒業、コンサルティング会社からオファーを受ける。この会社に勤めるにあたり、勤務地が遠いためいわゆる単身赴任をせざるを得ない、しかし彼女はキャリアへの情熱、仕事での成功を考え、このオファーを受けたいと思っているが、家庭生活との両立を考えると即受けるといえない。。。

という彼女に、どんなアドバイスをしたらよいか?というDiscussion.
私は家庭生活は多分崩壊するだろうと、それでも彼女のキャリア、彼女自身のやりたいことを考えるとこのオファーは受けるべきという意見だったのですが、大概のクラスメートは家庭生活を優先するべきとの考え。

結局彼女はオファーを受け、そして離婚。コンサルティング会社は1年で首になってしまったものの、そのあととある銀行のVice Presidentにまで上り詰めたというのが結末。

女性にとって仕事と家庭の両立はどこの国でも大きな問題。日本では特にそう。あれもこれも充実してやりたいし、中途半端にしたくない。両方ともうまくManageすることは本当に大変なことです。

ホントに幸せなのは、どの選択なの?というふか~い問題もあり。(笑)

とりあえず私はこの1年は迷わずMBAの道を進みます。

Technical Problemにより。。

ブログ更新が1日遅れてしまいました。(涙)やっと復活しましたので気を取り直し。

本日はMarketing Fundamentals、新年最初のLectureでした。
課題となったケースはSealed Airという、梱包剤、いわゆる’プチプチ’とかを扱っている会社で、この’プチプチ’にコーティングなしの安い競合製品が頭角を現した、果たしてプチプチ市場でどう生き残るか?という問題。
と、まあ、プチプチといいましたが、日本で言うプチプチとはちょっと違う製品です。

話がそれたついでにあの、プチプチ、いわゆるビニールでできた、円柱形の小さな風船がいくつもついているあの梱包剤、あの正式商品名は、いったいなんていうんでしょうか。
日本全国’プチプチ’と呼んでいるあの梱包剤。。どの会社が生産して、どこの会社のシェアがナンバーワンなんでしょうか。

普段気にも留めない製品ですが、いざCaseでやってみると興味がわいてくるもの。そしてこの梱包剤市場、実はB2B、つまり、お客さんは卸業者もしくはDistributor、私たちいわゆる消費者は梱包された中身を買うことがほとんどで梱包剤自体を買うことっていうのは少ないわけです。ここで市場の違いが現れると。
ここにもしかし、顧客形態はちがうものの、その顧客のニーズが存在する。そのニーズにどのように合わせ、自社製品の優位性をどう価値付けていくか。競合の脅威に対して、対抗製品を投入するかしないか。。。。Marketingです。

実際の会社生活ではこのような客観的判断に加え、政治的要因が加わったり、もっと感覚的に決められたり、え?そんな理由で?という理不尽な理由で製品の投入が決まったり。。とCaseの分析のようにはいかない。あとになって冷静に考えてみると、どうしてこんなことが通ったの?と改めて考えてしまうようなことがありますが。

そんな生活に戻る日まで、客観的判断力を磨きます。

日曜日, 1月 07, 2007

DepreciationとAmortizationはどう違うわけ??

と、Financial Accountingの課題片づけ中。こんな基本的なところでまだ引っかかっていました。普通の英和辞書でDepreciationは減価償却。Amortizationは債務・公社債などの割賦(わりふ), 償還, 償却、償却額(金)。ってどこが違うの?

違いはDepreciationが固定資産などの減価償却のこと、AmortizationはCopy rightや借金などの毎年の返済、英語で言うと、Tangible Asset=有形資産の償却のことをDepreciationといい、Intangible Asset(無形資産)の償還、償却に関するものをAmortizationというと。大体理解あっていると思うんだけど、だ、誰か教えて~!!
と、夜中に叫んでも今日は土曜日。クラスメートはみなどこかへ遊びに行っていることでしょう。(笑)
このようなことは先月のうちにちゃんと理解していなければならなかったこと。わかっているつもりでも、本当はわかっていなかったりで。。。やはり基本がなっていないとだめなわけです。

ところで私出身の日本某山岳地帯は昨日大雪だったようです。ご親族の方々、みな雪かきに終われ、くたくたに疲れていたようです。本当にお疲れ様です。
誰でも雪かきが楽にできる機械っていうか、塩カルとかじゃなくて、まいたらあら不思議、雪が消えたわ!見たいな商品あったらいいのに。。。きっとそうゆうこと考えている人いるに違いないと思うんだけど。

土曜日, 1月 06, 2007

拝啓 安倍晋三さま。

最近の日本では憲法改正議論が盛んのようですね。特に安倍内閣が意欲的だと。今日のFinancial Times欧州版でもそのことについて記事が出ていました。

でも今ひとつクリアーでないのが’いったいどこを改正するの?’という点。もちろん九条も含まれているんだろうけど。。
変えよう、変えようって、言葉だけが先行していて、じゃあいったいどこをどうやって変えたら、何がよくなるの?で、何のために変えるの?というのが私にはわからないんです、安倍首相。
小泉さんのときもそうだったけど、改革、改革ってなんだか結局改革することが目的みたいな風で、何のために改革するんだか途中でわからなくなった。雰囲気だけに押されて、変えることがいいことだ、みたいな。

だけど、本当に変えることがいいことなんでしょうか。変えていくことがすべてなの?北朝鮮の核問題、日本にとってはいつ有事となってもおかしくない状態に近いと思うけど、それは憲法を変えないと対処できない問題?有事立法、有事の際の対処は別に法改正だけで、それよりは効率的運用を検討すべきなんじゃない??

憲法変えたら、完全に自分達の身を自分たちで守れるようになるの?日本は戦争に負けたんだよ。しかも無条件降伏を受諾せざるを得ないような状況にまでこてんぱんにやられたんだよ。もう二度と、同じ過ちは繰り返さないって、何万人もの日本人がそう叫び続けているんだよ。憲法改正が即宣戦布告できるだけの軍事力を持った国につながるとは思わないけど、でも、なんだかなし崩しにならない?怪しい雰囲気、ただでさえ雰囲気に呑まれやすい国なのに政府自らそうゆう雰囲気を作っていくの?
本当に変えていくことがいいことなの?

もっと他に考えなくちゃならないことがあると思う。
例えば、子供を安心して育てられる環境、みんなで一緒に育てていこうって環境が少なくなっていること。子供を育てるのに誰か一人だけが苦しい思いをしなければならない環境こそ、変えていくべきだと思う。そして、どうせがんばっても、むくわれないんじゃん?って思っちゃうような世の中。これを変えていくのが、国の仕事なんじゃない?がんばったらさ、がんばったなりのことがある世の中って、理想的かもしれないけど、そうゆうことって国にとって大事だと思うんだよね。そうゆう日本こそ、アジアの中での真の存在感を発揮できると思うんだよね。それは軍事力よりも強い力を持つと思うんだよね。

というわけで安倍首相。参院選の争点が憲法改正っていうのは、衆議院予算委員会で某議員の女性問題とか献金問題を追及しているのと同じく、なんで’予算委員会’なのにそんなこと話してんだよ、もっと大事なことがあるだろ!って、全く貧素に思えてしまうわけです。是非ご再考を。

金曜日, 1月 05, 2007

冬のセールが始まりました。(危険)

学校帰り、夕暮れのSerrano通りはいつもより人が多い。。なぜ?と思ったら一部のお店で恒例冬の大セールが始まっていたのです。メジャーブランドはほとんど1月7からということですが、一部のお店がセールを開始。お店のWindowには’Rebajas'=Reductionsの文字。

UKはもう少し早めだったかな、クリスマス直後からセールが始まり。30%~50%Off, Prada,Gucci, Barry, Berberry, Louis Vuitton...etcも50%になるとあって、この頃のロンドンNew Bond Street、Knightsbrige界隈、もしくはOxford Street, Selfridges界隈などはセールを狙ったお客さんでものすごい混雑。私も勢いよくでかけていったのですが、出だしがいつも遅いため、ほしいサイズとかはすでになく、、、結局何も買わずに交通費とお茶代だけかかって帰ってくるというパターンもしばしば。。

そしてMadrid. 学生の身にはセールとはいえ消費欲を書き立てるこのセールはほとんど拷問。しかも、私の見る限りMadridのファッション、結構日本人にもぐっとくるものがあり。

商売する側はかきいれ時。冬物在庫からセール用に用意された商品まで、50% Off!というサインを目に、消費者側はお店に吸い込まれていくのです。

ワンピースもほしい。ロングブーツもほしい。バックもほしい。かわいいパジャマも。スカートも。ジーンズも。あ~神様。

MBA終わって、Richになったら絶対Madridに戻ってきて、買いまくってやる~。

というわけで、Revajasの文字が躍る、ブティックの様子を添付。

木曜日, 1月 04, 2007

利益の最適化。

例えば大きな靴屋チェーンがあったとします。いくつか倉庫を持ち、在庫を持っています。ロケーションにより、どの倉庫から在庫を引っ張るのが一番Distribution Costが安くて済むか?といった問題。一見簡単なようで、いろんな変数を考慮すると手計算は結構面倒なものです。そこでExcelの登場。Solverという機能を使うと、あら不思議、なんとも簡単にどの倉庫のを使う組み合わせがよいのか。。など出てきてしまう。。これもMBA Studyの一環。。。何度も言いますが、もっと早く知っときたかった。。しかし、高いお金を払ってExcelの機能に感心している場合じゃないですね。。
もっとふか~いお勉強があるのです。

今日から学校が再開。これから12月まで駆け抜けていくわけです。来年の今頃はそれぞれの場所へ旅立っているクラスメート。さて、どんな12ヶ月になるんだろうか。

早速Quantitative Analysisのグループ課題。
例のごとくSkypeにて各家からOnlineで宿題に取り組みました。
わかっている人には優しい、でも理解の遅い私にはちと時間がかかる問題でしたが、何とかClear.
それにしても以前ちょっと触れていました’お菓子をくれる彼’のこと。。
今回のグループワーク、全く参加せずでした。そして残る私たち4人、彼が参加していないことに全く触れずに今日の課題終了。。残念ながら、参加率の悪い彼をすでにあてにするのをあきらめてしまったかのような私たち4人。そして今年からこのStudy Group, 1学期ごとメンバーチェンジするので。。つまり、1月18日でシャッフル。彼ともお別れになるのです。だからみんなこの際そっとしておいて。。という戦略かな。。憎めないところもある彼ですが。。。
と、あまり言っても仕方がないけど。

というわけで快晴のMadridで新たな1年が始まりました。

水曜日, 1月 03, 2007

Feasibility Report

明日(もう今日だけど)から学校がまた始まります。
来週いっぱい授業の後First TermのFinal Examがそのあと目白押し。忙しくなりそうです。

と、慌てふためく前にEntreprenuershipのグループ課題をやってしまおうと。前回プレゼン時にはリヒテンシュタインのA君がプレゼンの体裁をほとんど整えてくれたので、今度は私がReportの体裁を整えようというわけです。

私たちの選んだBusiness Planは、PCサポート。PCは持ってるんだけどいまいち使い方がわからない。。とか、忙しくてネットサーフしてる時間ないから手っ取り早くいいサイト教えて!とか言う方々に、電話もしくは訪問にて手取り足取りインターネットアクセスやE-mailの送信の仕方、どのサイトがよいかなどを教えてあげるサービスをする会社を起こすと。去年から続いているEntreの課題で、すったもんだの挙句いったんのプレゼンは終了。今度はこのプランについて、Feasibility,つまり、ビジネスとして本当に成り立つか、実現性はどのくらいあるか、マーケットのサイズは?売り上げ予測は?そのあとどうビジネスを展開する?などをレポートにしてまとめなくてはなりません。

Professorからのプレゼンの評価は以外によかった。。痒いところに手が届くサービスに目をつけたのがよかったようです。やはり、年配の方々など、PCは持っている・使いたいんだけど。。なかなか難しそうでねぇ。。とか、娘や息子に教えてもらいたいんだけど、めんどくさがってとか、何でこんなことわかんないんだ!と怒られるとかでなかなか頼めない。。そんな方々へのサービス提供。
経費は人件費、電話代、宅訪のためのスクーター、ガス代。。かな人件費がなかなかかさみそうなビジネスです。そして事業を大きくするのが難しそう。。パンクしない程度に運営しないといけません。
と、このようにさまざまなことを考慮しReportを書いているのです。

昨今、役所や病院などネットでサービスを提供し始めているけど、使いこなすのも大変。そんな人を助けよう!というビジネスです。小規模ではいけそうだよね。

とりあえず、明日寝坊しないように。

月曜日, 1月 01, 2007

明日に向かって走れ!

あけましておめでとうございます。

2007年。1月1日。今年の目標、MBA取得、再就職、スペイン語上達。こんなに目標がはっきりしている年もないのではないかと。。(笑)

今日は新年から同じクラスのTさんとMarketingの勉強をしました。今やっているのは、Virgin Mobile USのケースと、Sealed Air のケース、それからPepsi Blue。。。盛りだくさん。特にVirgin MobileのケースとSealed Airは採算性など計算せねばならないのですが、ケースを見てもどの数字を参考に採算性の計算をすればよいのかいまいちはっきりせず。。

クラスのみんなが愚痴をこぼしている通り、今のMarketingのクラス、ケース自体は面白いんだけど、今ひとつポイントがつかめないというか、何を学ぼうとしているのか少しぼやけてます。
MBAで期待していたもののひとつに、新しいMarketingアプローチを学ぶということがあったんだけれど、今のところはケースを読んで課題に答えていくのみで、目の覚める体験というのがないのです。
MBAってやっぱり学位で、この取得のためにカバーしなければならない点を駆け足で学んでいる、広く浅く。。ってところなんだろうか。。。もっとちゃんとMarketingを学ぶとすると、やっぱりPhDとかとらなきゃだめなのかな?
いづれにしても、自分しだい。投資分は元を取らなくては。。(笑)
夕べは同じ学校に通う、Eさん宅で奥さまと友人のKさんたちと遅くまでMBA談義に花が咲きました。
よい年越しになりました!ありがとう!

さて、今年一年、がんばります。

昨日のMadridマラソンの様子を添付。
どこへ向かって走っているの?明日に向かって走っているのさ!