水曜日, 2月 28, 2007

Japanese Economy, past, today and tomorrow

今日は通常授業の後、Japanese Economy, past, today and tomorrowと題したセミナーがありました。講師として来てくださったのは、日本大使館の1等書記官の方。

日本経済の戦後の発展とオイルショック、プラザ合意からバブル経済と崩壊、そして’失われた10年’と現在の状況、そして日本経済の今後についての講義。

興味深かったのは戦後の復興について、’戦前の民間産業基盤がしっかりしており、またR&Dの土台があった上で復興が成り立った’と話されていたこと。私は敗戦のインパクトばかり考えていたのですが、やはりそれ以前の、(父も言っていましたが)例えば、極端な話、兵器とか戦艦の造船技術が残っており、その技術が平和的に改善、改良されていったこと、そして政府の重化学工業への特化政策。そして幸か不幸かの朝鮮戦争特需。などなど。
まさに”歴史を振り返る’’講義。

そして今後。
特に人口の減少について、戦後の人口の移り変わりがグラフで示されたのですが、それをみた仲間の一人が、’どうして1965・66年ごろだけ出生数が減っているの?’と目をつけた。。。すかさず私、’それって、丙午の年じゃないですか?’と、日本語が出てしまいました。。(笑)そう。66年は丙午の年。子供の数がとても少なかったのです。これもやっぱり、日本ならでは。

日本のこれからについては、あまり詳しく議論できなかったけど、それは今後も私たちの議論の課題ということで。

それにしても、スペインの日本大使館。なんとうちの学校の隣にあるのですが、今まで大使館の方と交流したことは一度もなかったので、今日は本当に良い機会でした。

火曜日, 2月 27, 2007

わかっているようで。。

Economic EnvironmentのMid-term Examの結果が帰ってきたのですが。。。。これがまた惨憺たるもので。。

君、経済学部だったんでしょ?。。。はい。
経済原論必修だったでしょ?。。。。。はい。。。。
授業じゃ結構発言してたでしょ?・・・・・は、はい。。。

と、ハイ以外、何もいえない状態。。

如何にに今までいい加減に理解していたか、わかったつもりで流していたか、これではっきりしました。
テストに出たのは概論も概論、難しいことは何もない、もちろん、授業中のProfessorの説明にはいちいちうなづけ、全くわかっていたと思っていたし、それなりにテスト勉強もしていたのに。。

やっぱり、自分でも無意識のうちにわかった振りをしてしまったり、仮定というか推測で済ませてしまっていたというか。これは経済学だけにとどまらず、いろんなところでそうゆうことがあると、改めて反省しています。学校でもいろんな授業でよく出てくること、That's an assumption。。。
自分の勝手な解釈は禁物。英語でのコミュニケーションやら、スペイン語でのコミュニケーションやらでわからなくても笑って済ませてしまっていたこと、多々ありましたが、わからないことはわからないといえる勇気は忘れないように。

まったく、おとといこいよってな状態。
この際は顔を洗い、基本に帰り、出直します。
Final Examではこんなことがないように。

月曜日, 2月 26, 2007

You are fired!

明日のStrategic Managementのケースは、サテライト、ケーブルTVへのイギリス、BBC、Sky Channelの参入をめぐる攻防です。

そこに出てくるのがSir Alan Suger。日本ではあまりなじみがないかもしれないですが、イギリス、ヨーロッパでは超有名人。Amstradという会社の創始者で総資産約790万ポンド、日本円にして。。一体いくらだ?230円かけてください。(!!!すごい。。。)と。とてもRichな方。でももともとRichだったわけではなく、1970年ごろにおいて、Hi-Fi用ターンテーブルを当時の競合よりも非常に安い値段で生産することに成功、その後London Stock Exchangeに上場、コンピューターを売り出し、着実に利益を上げ。。。

で、Alun Suger。彼が全国的に有名になったのはBBCのApprenticeという番組に出演して以来。これはアメリカのApprenticeという番組のイギリス版で、ドキュメンタリー。
Alun Sugerの’弟子’を志願する人たちの勝ち残りゲーム。最後まで残った人はもちろん、6桁(ゼロが6個つく)給料のもらえる、Alun Sugerの部下となると。
そしてその生き残りゲーム。私もイギリスにいる頃見ていたのですが、毎回違ったテーマが与えられ、そのパフォーマンスが評価されていき、番組の最後にくびになる人が選ばれる。
Alun Sugerのきめ台詞が、'You are fired!' ’おまえ、くび!”ってやつで。。
なんせAlun Sugerのキャラクターが濃い~ので、なかなか面白い番組。MBAHolderもそうでない人も番組出演の志願者たちはそれぞれ自分のパフォーマンスに自信を持って挑むのですが、これがなかなか生き残っていくのは至難の業。ビジネスの世界、きびしぃ~ってな具合で、Alun Sugerが見込みのある人を選んでいくのです。

Caseの中では90年代、Amstradがケーブル・サテライトTVへの投資に参画しようとするのですが、その技術的欠点を見たAlun Sugerが、’やっぱやめた’と、結局投資せず。その後SkyはなんとかOperationはじめるのですが全く赤字で。。といったお話。私もこのような業界には詳しくないので、明日のLectureで理解したい点が多々あります。

Alun Suger...いつか会ってみたいけど、’You are fired!'とか言われるの、やっぱ怖いね。

日曜日, 2月 25, 2007

Japan Business & Culture Workshop 3月8日開催決定

われわれIE Team Japanが企画するJapan Business &Culture Workshopの開催日が3月8日に決定しました。

私は初めの15分のIntroduction担当です。
日本の概要紹介から今はやっているもの。。この間ブログに触れました、イベリコ豚などのことを交えて話そうと思い、情報集め始めてます。(あ、ご親族の方々、初回情報ありがとう。引き続きお待ちしています。できれば実際料理されたものの写真とか、食べた感想とかお願いします。)

構成は
Japan Today(現在の人口、面積、気候など。。まあこの辺はネットで調べれば誰でもわかることなので簡単に。)
Latest Trend (最近はやっているもの、イベリコ豚?)
Spain and Japan (スペインの中の日本といえば?。。アニメ、ホラー映画など交えて)

あと、私たち日本人にしかわからない日本人の変わった文化とかもちょっと話せたらいいかなぁ。
15分なので時間配分も考えてプレゼン作らないとね。

同僚EさんはすでにこのWorkshopに向けたビデオの作成を開始されたようなので、私も取り急ぎ。。
来週はまた通常授業があり、それからグループワークの課題も目白押しになってくるので、忙しくなりそうです。

土曜日, 2月 24, 2007

第?回 Asian Dinner


昨夜はIEに通うアジア系の学生を中心としたDinner Partyがあり、行ってきました。今回はフィリピン料理。。といっても気楽なBarでみんなでわいわい集まったと。

もうすぐ3月、去年学校が始まったばかりの頃に比べ、みんなMadridの生活にもなれ、そして勉強もなんとかこなし、仲間も増え、といったところなので、こうしてアジア人同士で集まるのもなんだかリラックスムード。

授業の話やProfessorの話し、課題、仲間の話。。などなどなど。
みんな、それぞれの、MBA生活です。

で、アジアンののり。宴もたけなわとなったところで、いきなり’乾杯(中国風)’が始まってしまい。。ワインの一気飲み大会となってしまったかとおもいきや、このBarにはカラオケがあり。。

たまには歌わないと。やっぱり。ってなわけで。歌ってしまいました。
でも日本の歌歌いたかったなぁ。。せっかくスペインにいるんだから、♪Come Esta 赤坂♪とか。(なんで?)いや、なんとなく。
乾杯の様子を添付。

金曜日, 2月 23, 2007

Madridと花 Part2


私が’あやめ’だと主張する、図書館前の花を撮影しました。

正式にはこれはなんという花なんでしょうか。

今週は昨日から明日まで単発レクチャーのCareer DevelopmentやCoachingで、通常のレクチャーはなし。おかげで少し余裕ができたため、遅れているFinancial Managementなどの復習をする時間ができました。図書館通いですこしづつ追いついています。って、昔から、’図書館行って来る’と家を出て、確かに図書館へは行くんだけど、友達としゃべってたりほとんど勉強してなかったり。。(笑)。図書館っているだけでなんだか、’勉強した気になる’場所で。。
いやいや、最近は結構まじめにやってます。しゃれにならないので。。(笑)

毎日通っているとやっぱりRegularで来ている人と顔見知りになり、わからないこととかちょっとしたことなど質問できてよいです。

やっぱりね、雰囲気大事。形大事ってことで。

そういえば東京でも都立中央図書館とか、良く行ったな。。懐かしい。
うちの学校の図書館はそんなに立派ではありませんが、落ち着く場所ではあります。
他のビジネススクールの図書館はどんなんだろうか。今度機会があったら、聞いてみたいです。

木曜日, 2月 22, 2007

もしもあなたが。。。

今日はInformation Systemの講義のあと、単発Lectureの'Ethic and leadership'が3時間弱ありました。アメリカの某ビジネススクールのDean(校長先生)を歴任されたProfessorだけあって、講義もなかなかDinamicかつ面白く、後半1時間半はほとんど彼が話し続けていたのですが、これがまた全くあきさせない話。これだけの時間50人以上の学生を飽きさせずに話し続けられるのは相当なSkillがないと難しいのです。

内容は企業の社会的責任とその行動について、前半は、’もしあなたが血液を売る会社のCEO,それも上場会社で株主に対する責任のある立場のCEOで、ある発展途上国の首相から大規模な地震のため重傷者が続出しており、血液が深刻に不足してしまっている状態。緊急でなんとか10万人分の血液を売ってほしい、当方の予算は100万ドル、という電話を直接もらったとする。相手とその国の人たちは非常に切迫した状態。ここでもし売るという選択をとる場合、①1単位10ドル(短期的には損出)②25ドル(採算ぎりぎり)③50ドル(通常の利益確保)④100ドル(通常以上の利益計上)の、どの選択をとるか?’
という問題についてのDiscussion.

’ただであげる’とか、他の値段設定という想定ははずし、あくまでも上記4つの選択肢の中から選ぶという条件。
やくざな血の流れる私は当然、全くなんの迷いもなく①を選択。この場合、10万人すべての人が救える。そして地震の恐ろしさを知る日本人としては全く当然の選択。。

しかしここで考えなければならないのは株主に対する責任のあるCEOという立場。1単位10ドルで売るということは会社に損出を起こさせる、つまり株主の投資を勝手に使用することになる、背任罪で告訴されてもおかしくない選択。実際そういった意見も出て、クラスは一時紛糾。
そんなこといったって人が死んでる状態なんだって、という意見から’でも、地震じゃなくたって毎日何人もの人が死んでるんだから。。’という意見。

この場合は当然’正解’があるわけではなく、各人の理念や信念による判断にゆだねられると。この理念や信念は育った国によっても違いがありそうだけど。。

私は逮捕されようと何されようと、困っている人は救える方法でできる限り救います。

しかし人間というのはあとで冷静に振り返ってみると、’どうしてそんなことしたの’ってことをやってしまうもの。例えばEnronの粉飾決算とか、ミドリ十字の許しがたい血液製剤をめぐる犯罪。利害や状況、組織の中にいる人間の心理、上層部からの圧力。。などなどによって、人間は冷酷な選択をする。。。
というのが後半の話。人間は必要以上に楽観的で、しかも他人の評価よりも自分をよく評価する傾向にある。。と。。確かに。
しかしこういった自身や楽観があるからこそ未来への原動力になっているわけで、それ自体失うことはできない、だからいざ耳をふさぎたくなる進言をされたときにどう対応するか。。個人の懐の深さや信念のつよさが試されると。

これからの時代ますます問われる企業の社会責任。私はあくまでも懐の深い、でもつよい信念を持つCEOに、なりたい。っていつからCEO志望になったの???

火曜日, 2月 20, 2007

世界の終わりと始まり

今日はEconomic Environment Special session第2弾でまた映画を見ました。 タイトルは’An Inconvenient Truth'。日本語にしたら、’不都合な真実’、とでもいいましょうか。
前アメリカ大統領候補Al Gore氏のドキュメンタリー映画で、Global Warmingの問題をよりわかりやすく、そしてどれだけ地球が危機的状況にあるのか警鐘をならし、鳴らし続けるために作られた映画なのですが、どちらかというとGore氏自身のドキュメンタリー的感じが否めませんでした。
そしてどうしても、’アメリカ人の、アメリカ人のための映画’的なというか、’われわれは今まで世界に革命的な変化を起こし、そしてよいと思ったことは先頭に立ってやってきた、今こそまた立ち上がるときだ!’と。それならKyoto Protocolも批准してほしいものだし、はっきりとした二酸化炭素削減目標を国として掲げて達成に向け国際社会と協力姿勢を見せるべきと思うのですが。。そしてアメリカが今イラクに対して行っている事を考えると、自然の驚異とは全く関係ないところで今死んでいく人たちを救うことのほうがまず先なんじゃないかと。

しかし映画を見てもはっきりわかりました。世界は今、大変な問題に直面しています。核兵器もテロの脅威も比較にならないほどの脅威、過去のどんな氷河期の終わりよりももっとすさまじい環境の変化が迫っている危機。

そして世界中の経済学者が議論する、経済と環境維持の両立。
日本として、まさに今すさまじい経済発展の途中にある中国やインドなどの国々に、’自分たちと同じことはしないでくれ’なんて、言えた義理じゃないでしょうとも思うし、だからといって先進国がたどったのと同じ道をたどっていくのを何もしないで見ているわけには行かない状況。
いっそのこと日本としては中国に1000万台ぐらいToyotaのプリウスとか低ガス排出トラックとか寄付したらどう?
と、冗談めいて言っている場合ではないのですが。。

私たちには一体、何ができるんだろうか。地球の人口って、増えすぎちゃったんだろうか。自然淘汰の波にあるんだろうか。。。。
私は私のかわいい甥っ子たちのため、できる限りのことはしたいと思う。

Sometimes, I wonder...; well, don't.

ごくたまに、ふと、’あれ?なんで私、MBAやってんだっけ?’と、いまさらもともこもない疑問が浮かんでくるときがあります。なんで私、こんな苦しい思いしてまでBusiness Schoolへ通っているの?。。とか。(笑)
あー、今日もこんなにCase読まなきゃいけないし、問題も解かなきゃいけないし、あんな心配もあるし、こんな心配もあるし、煩悩もあるし。。

でも、いまさらそんなこと考えても遅いわけです。勢いでここまで来た以上、多少立ち止まることはあっても、このままの勢いで、というか、ついてしまった惰性で(笑)行くしかないと。

で、こんな、多少の弱気が顔を出した際には自分に言い聞かせます。’へたな疑問は起こすだけ無駄。’
そう、I wonder....という自分に、’Don't.'とすかさず切り返す。

そして寝てしまう。

と、昨日は早めに寝てしまい、全部のCase完全に読めていません。。。あ~。。。
ほらね、へたな疑問を起こしている間にしなきゃいけないことがあったんです。(笑)

と、そんなわけで、今日もまた新しい1日。
Cost Accounting, Financial Managementで頭悩ませます。

月曜日, 2月 19, 2007

Global Warming?

金曜日の夕方、アイスクリームを食べようとの誘いにVelazquezの通りを歩いていると、妙に生暖かい空気、これはきっと雨になると思ったら、案の定その後土砂降り、雷交じりのあめになりました。あ~、なんだか、春の嵐か?と思っていたら、雨のやんだ夜、今度は気温がぐっと下がり、冷たい北風が吹いてきました。昨日も天気はよかったけど、肌寒い一日。

そうだよねー、まだ2月だもんねぇ、このぐらい寒くなきゃねぇ。っつったって私のふるさと某山岳地帯よりはぜんぜんあったかいもんねぇ、などと考えておりましたが。

今日の昼間図書館へ向かうため外へ出ると昨日の寒さとは一点、日差しも強く、一転暖か。コートを着て歩いていたら3分も歩くと汗ばむほど。
あんまり気持ちいいのでちょっと図書館の外で一休み。寒いのがとても嫌いな私にはとても心地よく。。

でもね、さすがの私も心配になった。多分気温15度ぐらいあったんじゃないかな。(正確にはわかんないですけど。)これってMadridの2月としては普通なの?それとも異常?
これも地球温暖化のせい?
花壇にあやめみたいのが咲いてたけど、それとも冬に咲くあやめみたいなやつ?すいせんの仲間?でも紫だったよ。。あやめって5月ぐらいに咲くんじゃないの?
2月ってもっと寒くなくていいの?いいならいいけど。

どこかで聞いたことがあるけど、ながーーーーいスパンで考えると、現在はまだ氷河期に相当し、それが終わる頃らしい。。ほんとかどうか知らないけど、だとすると単に氷河期が終わってくってこんな漢字って事?それともやっぱり温暖化??

ところで今年って諏訪湖氷ってます?もしかして全く氷ってなかったりして?
と、やたら心配になりましたが。。この議論はまた詳しく書いてみたいと思います。

日曜日, 2月 18, 2007

British Musicと日本人

イギリスにしばらくおりまして、当然British Rock/Pop/HipHop/などなどに触れる機会も多かったのですが、特にRock/POPの世界、結構暗い歌が多かったりして、歌詞も日本人に共感を呼ぶようなというか。。ちょっとメンタリティー的に似ている歌詞が多かったり。

例えばCold PlayのTroubleとか、In my placeとかって歌は、ちょっと未練がましいというか、湿っぽいというか、でも悲しげなメロディーが妙に響いたりして。
それからDamien RiceのCannon ballって歌も、メロディーともに心にしみます。

Oasisの曲も、Wonderwall やDon't look back in angerなど、答えが出るようで出ない世界っていうか、混沌として夢もない世界に一石投じているというか。。特にOasis初期の曲はそうゆう曲が多かったと思う。最近はちょっとらりってる気がするけど。(笑)

勉強合間、または最中にいろんな音楽聴いてます。Hip/HopもElectrica系も。でも時々戻るのはやっぱり、共感の持てる曲。で、どうしても暗いほうに戻ってしまいます。?やっぱ日本人なのかな?

聞くところによると、イギリスやスイス、そして日本の自殺率とスペインの自殺率。。ご想像通りスペインの自殺率はこれらの国と比べて低いそうです。暮らしてみてなぜだかわかる気がします。あ、でもフラメンコの曲はメロディーは短調だよね、暗いって言えば暗いけどなんだか魂こもってるよね。
スペインではやってる曲、なにしろまだ言葉がいまいちなんで疎いですが、時間があるときExploreしてみようと思います。

それにしてもBritish Music,日本でも好きな人多い、逆もありのはず。日本の曲も、本気でプロモートしたら結構売れると思うよ。

土曜日, 2月 17, 2007

風が吹けば桶屋が儲かる。

Economic Environment、いわゆる経済原論の中間試験が、月曜日に迫りました。

’風が吹けば桶屋が儲かる’というのを学術的に検証しなくてはなりません。

例えば価格が1単位上がった場合、収入が増えなかったら需要にどんな影響を与えるかとか、例えば収入が増えたら需要がどうなるかとか。この辺は基礎の基礎。

なにしろ、経済学部だったらミクロ経済学だけで1年かけるところ、一気にほんの7セッションぐらいで駆け抜けて、さらにマクロ経済学までカバーするというものすごさ。

逆にあまり深く一つ一つの事象と変化に対して掘り下げられていないので、(経済学部)大学時代のことを思うと多少楽です。。。でも、町田と渋谷と自由が丘で遊んでいた時間のつけが、今になって回ってきている感じです。(笑)。。。っつってそんなこと正直に言ったら両親に怒られそうですが、これもお見通しだったかも。エンゲル係数がとても高かったあの頃。。所得が少ない分食べ物が占めていた割合、そして今まさに同じような境遇にある私。あ、でも確実にあの頃よりは勉強してます。

エンゲル係数といえば、終戦直後の日本の平均エンゲル係数は約63%。それが60年後の平成14年はなんと平均24%。。。すごいことです。これは。いかに経済が発展し人々の所得が増えたかそしてそれに対する食料剤への出費の割合。みんなが本当の意味で食べることに必死だった時代のことを理解することは難しい。この数字を見ても明らかの通り。。。

と、エンゲル係数も試験範囲ですので、勉強もかねて。

週末はどっぷり経済原論につかります。

金曜日, 2月 16, 2007

You people are lovely!!


今日は学校始まってはじめて、わがクラスS-1 一同に会したSection Dinnerがあり、Madrid市内のBrazilian Restaurantへ行ってきました。

他のセクションはもうすでに何回かSection Dinnerを行っていたようですが、わがクラス、結構その点さめてたって言うか、みんなそれぞれだったっていうか。3ヶ月目にして始めて、Dinner Partyが開催されたわけです。

普段勉強ばっかの仲間ですが、こうやって勉強以外のこととかも話せる機会ってのもなかなかいいもんです。特にいろんな国からの人たちが集まっているし、楽しい話に花が咲きました。

で、このBrazilian Restaurant。サンバの生演奏があったりして、当然Latinoの皆さんを中心にDance, Danceということになりました。
ノリはやっぱり、Latinoにはかなわないね。

こうゆう機会がたまにはなきゃね。
楽しい夜でした。

さあ、偏差値かなり高い?S-1 のみんな、これからもがんばろう!
で、Partyの様子を添付。

水曜日, 2月 14, 2007

マキャベリック的発想

Strategic Managmentの講義の中でよく出てくるのがマキャベリ。
私は恥ずかしながらまだ彼の著である『君主論』を詳しく読んでいません。。

色々な企業のとった戦略について分析していくのがこのStrategic Management.本日は米国航空業界、AirbusとBoeingについて。
価格戦略についていかに優位にそしてどの選択が一番利益につながるのかといった分析。さらには価格競争時にとるべき方策。

私は今ひとつこの’ゲーム理論’的分析が苦手です。
Professorは一生懸命私たちに’マキャベリック’に、そしていかに競合に勝つのか、その’裏’を考えさせようとはしてくれるんだけど。。今ひとつ答えが出せません。

多分それは私がまだCEO的立場もしくは戦略担当として実際の経験がないからかも知れないし、’裏’を書くのが苦手なせいかもしれないし。

しかし現実の価格競争の世界は前職でも経験しましたが。。一度下げてしまった価格は、もう元には戻せない、一旦下げ始めたら、下げ続けていくしかない。そして需要の伸び悩みや市場が成熟してしまった際には、ひたすらコストダウンを図って利益の確保をなるべく長く引き伸ばすか、もしくは全く別の市場を開拓するか。。いづれにしてもむずかしぃ~い判断が迫られるのです。
結局こうなったら、相手もろともつぶれてしまう可能性もあるし、母体が大きいところだけが生き残るってことにもなるし。現実は厳しいわけです。

将来私はどんな厳しい現実にさらされるんでしょうか。。
そんなときのために、やっぱ君主論はよんどかないと。。かな?

Japan Business and Culture Workshop

今日は同じ学校の日本人仲間と企画中の’Japan Business & Culture Workshop'についての詳細打ち合わせを行いました。

C会長中心に、詳細の詰めもスムーズに。趣旨としてはスペインの会社で日本市場に進出している人を向かえプレゼンをしてもらおうというもの、プラス、日本の文化、特に最近スペインのもので日本で注目されているものを紹介しようと。で、日本文化についての紹介は私が担当になりました。(というか自分で立候補。あまり堅苦しくならずに楽しく紹介できる要素を盛り込みたかったので。)そしてEさんの協力の下、これからプレゼン作りです。

スペインもので最近日本で流行っているものといえば、やっぱ’イベリコ豚’か?それから日本はスペインについでフラメンコ人口が高いとの事。これもやはり見逃せない事実。。しかしイベリコ豚。なんで急にはやっちゃったの?聞くところによると最近になってコウテイ疫の疑いありのもの輸出禁止がとけたこともあるとのこと。日本ではどんな風にお料理されているの?ってなんせ私、日本で味わってないもので。。。これから調査します。

日本のものでスペインではやっているもの?一番は’アニメ’。くれよんしんちゃんやドラゴンボール、キャプテン翼、ベルばらなどなどなど。日本のアニメ、ヨーロッパじゃあえらい人気。

その点などにも触れながら、日本の様子を学校のみんなに伝えたいと思います。

企画実行は3月の初め。放課後の時間を利用します。
みんな、がんばろう!

<業務連絡> 友人およびご親族の方々、イベリコ豚を賞味できるレストランの様子、料理された写真など、送ってください。それから何かイベリコ豚に関する情報あったらください。
え?あんまりくだらない内容にならないようにって?はいはい、わかってます。
その他何かアイデアなどございましたら、ご連絡ください。

火曜日, 2月 13, 2007

遠くを見よう。


本日は9時からグループミーティング、10時からEconomic Environment,12時からInformation System, そして13時半からStrategic Management.
GDPやらPurchasing Power Parityやらと各国の状況に考えをめぐらせ、はたまたITを語り、そしてマキャベリ的思考をと諭され。。脳みそはどっぷり’戦略’という言葉でいっぱい。

授業が終わって外に出てみると朝から降っていた雨もすっかり晴れて、またきれいな空が戻っていました。

お昼を食べたあと図書館へ。しばらく図書館の外で空を見上げてみました。
脳みそがすーっと解けていくような。。。(あ、まずいよ、せっかく勉強したことわすれちゃうじゃん?)って。ふと町の様子を見てみると、GDP世界第8位のSpainはMadrid、今日もいつもと変わらない生活が続いているようです。この国の、’人生を楽しむ’という性分の人たち、ちょっとは見習わないとかな。8位のスペインも、4位のドイツも、フランスもイギリスも、ヨーロッパ独特の価値観の元、おちついた’幸せ’の中にあるような気がします。GDP世界第2位の日本、でも本当に国は’豊か’なんだろうか。。。って、もう5年近く日本を離れている私、全くGDPに貢献してませんので、あまりえらそうなこといえる立場にございません。

そう、そして私。GDPもマキャベリもいいけれど、マクロを構成するミクロな私が、まずは何とかならなくては。たまには遠くを見て、この先の自分を考える時間ももとうと。

本日の図書館越しの空を添付。

月曜日, 2月 12, 2007

Madridとワイン


先日Goya周辺でおしゃれなワイン屋さんを発見しました。

といっても私はお酒飲めないのです。家系的にアルコールを受け付けない体質のようです。が、イギリスに来てヨーロッパの生活もはじめてこの方、ワインなどは少し飲むようになりました。
かといって銘柄などに対しては全く無知。よくイギリスにいる頃、ワイン通の友人Tさん宅で勧められるまま高いワインをご馳走になっていましたが。。。(TさんSさん、その際はお世話になりました。)飲んで、おいしい、まずい、自分にあっている。。など勝手なことを言いつつ、しかし私に飲ませてもあまり意味がないんじゃないかと笑いつつ。そうこうしているうちに少しは飲めるように。訓練のたまものか?
ヨーロッパの人たちにとってワインは日常の、まあ、食事にはつきものの、水とまではいかないけど食卓を飾る大事な要素のひとつ。食べるものにあわせてワインを変えたりとか、ハウスワインをみんなで飲んだりとか。スペインにもおいしいワインがたくさんあるようです。

そんな生活に根付いたワインを投機やビジネスチャンスとして買い付け始めたのはイギリス人。イギリスは自国でワインを生産はしているのですが、そこはそれ、フランスワイン、スペインワイン、イタリア、ドイツ、オーストリア。。Etcと一大ワイン輸入国。そしてちょー高級なワインがちょー高額な値段で売っていることもざら。もちろん、庶民に手が届く値段でも種類は豊富。スーパーでも結構おいしいワインが手に入ったりして。それがスペインやフランスに比べて少なくとも1.5倍ぐらいな値段で売られてるって、すごいことだ。。ちょっとドーバー海峡隔ててるだけなのに。。

私にはワインの味はわかんないけど、色々試しつつ自分の気に入ったものをみつけようかと。
で、マドリードの街角で見つけたワイン屋さん、雰囲気が気に入ったので写真を撮ってみました。買ってはこなかったけど、今度また行ってみようかな。 

<業務連絡>
ご親族の方々、そろそろ食糧援助をお願いしようかと思っていますので、またメールします。

日曜日, 2月 11, 2007

Emotional Intelligence

前にも一度触れましたが、最近Emotional Intelligence (EQ)というのが、IQとはまた別の観点で注目されています。学校でもOrganization BehaviourなどのLectureで出てきましたが、1990年代の後半ぐらいから注目され始めた分野で、その人の感情のコントロール度、他者とのかかわり方などの能力に対する研究もしくはその能力を測るものとして研究がされています。

Leadershipはトレーニングしたらつくものなのか、それともLeaderというのは天性のものなのかという議論でも出てくるところです。

例えば天性のリーダーってどんな人がいるんだろうか。日本語で言うと器、器量、これは着く地位によって広がったりできてきたりするもんなんだろうか。ある程度の素地があればあとは学習能力しだいなんだろうか。

日本でリーダーシップやリーダー論でよく出てくるのが戦国武将。例えば織田信長。リーダーとして、’おやかたさま’として、本当の彼はどうだったんだろうか、タイムトリップでもして見てみないとわからないけれど、今私がわかる範囲で、信長は’狂気’の人、カリスマ的、そして野望を持った人。その信長についていっていたのが前田利家であり、豊臣秀吉であり、はたまた徳川家康であり。
秀吉の例をとったら、それこそ素地はあったにせよその地位に登りつめることによってリーダーたる人格を形成した例だと思うけど、そのリーダーシップがよかったのか。。あの頃の時代は一度天下をとっても自分の死んだあとの家の存続まで考えないといけなかった、一旦自分で登りつめたあとも子孫の世襲をどうManageできるか。。一番うまくやったのは徳川家康でしょう、やはり。その後徳川家に日本が260年間も支配されたことを考えると。(言い方にちょっと語弊あり?)だからといってリーダーとしての家康に私はあんまり魅力を感じません。どちらかというと信長タイプに惹かれますが。。と、私の少ない知識と固定観念からの判断なのでちょっと偏っているのかな。でも、会社をマネージしていくほうとしたら、やっぱり家康的な人のほうがいいんだろうね。

そして例えば大石蔵助のような人。必ずしも天性のリーダーではなかったと思うけど、結果的に47人を率いて目的を達成したという上で彼のリーダーシップは状況と素地により花咲いたものなんでしょう。

どっちにしても人間的に魅力ある人に人はついてゆくもの。
何をもって魅力とするかは人それぞれで難しいところだけどね。

Emotional Intelligenceなるもの、Emotionalのコントロール、引率力の高い人が現代社会で求められるリーダーであると。。。このあたりまだ勉強不足なので、今後とも機会あるごとに学んでいきたいと。

土曜日, 2月 10, 2007

Goyaの夕べ

今日は金曜日、勉強からも一旦開放され、友人Eさんと奥さんのRさんと一緒に、Goyaという地域にある四川火鍋というレストランに行ってきました。

Goyaは私の住んでいるところからもさほど遠くない、Madridの中心地北側の商業地区。おしゃれなお店やらデパートやらもたくさんある、東京で言うと。。。う~ん、どこだろう、渋谷って感じでもないし、ああ、代官山と下北、それから多少銀座界隈を混ぜた感じ?かな。ちょっとつかみにくいですかね。

今学校でとても風邪がはやっており、私も多少移り気味だったのでこれは辛いものでも食べて汗をながし、すっきりしたほうがよいだろうと、友人Eさんと奥さんを誘ったわけです。四川火鍋は一度行ってみたかったレストランでとてもReasonableな値段で唐辛子系辛いスープと鶏がらかな?なんのだしかはわからなかったけど、辛くないスープ、二通りのスープが真ん中の仕切られている鍋ででてきて、それに注文した具を入れて食べられるメニューがあり、本日はこれを堪能しました。

辛いスープには一応段階があって、今回注文したのは辛さ’普通’のスープだったんだけど、これがまた、辛かった。(笑)
いい汗かきました。おいしかった~。

それから学校の勉強のこと、前職時代のこと、大学時代のこと。。など話に花が咲き(って私が結構話してたんだけど)楽しい夜でした。

仲間がいるからこそMBA乗り切れるんだと実感。

木曜日, 2月 08, 2007

Life is sweet, and short...maybe?

2月に突入。早いもので私のInternational MBA学生生活もはや3ヶ月が過ぎました。

MBAってのはよく、"life time experience’’だとか、’人生変える’とかって言われます。特に学校側がそれを強調したりするんですが、3ヶ月たった今、私に言えることは、確かに、そしてさらに、’たくましく’なってきた?!そしてビジネススクール行きを決意してこのかた、一連の経験によりちょっとやそっとのことがあっても’動じなくなった’というか、前ほど動揺しなくなった。。。。と。。。。
まだ発展途上、変わろうとする自分と、変わりたい自分と、変われない自分、そして変わらない自分との葛藤もあり、修行不足の感が否めませんが。。。(笑)

でもLife is short.
あっという間に12月が来て、え?もう卒業?あれ?振り返ってみたら。。。ってことのないように、時間は無駄にはできません。何が自分にとって大切なのか、この先をどう描いていくか、見えつつありますが、さらに見定めていこうと。

でもたまにはSweet.
笑いあり、涙あり、怒ったりの出来事が私を待っていることでしょう。そしてそんな経験をつんで、ますますたくましくなっていく私?

そんなにまでたくましくならなくってもいいんじゃないの?って気は確かにするけど。(笑)

まあShortでSweetな私のMBA学生生活、しばらく続きます。

水曜日, 2月 07, 2007

拝啓 ケインズさま

昨日Economic Enviromentの授業の一環としてCommanding Heightsというドキュメンタリー映画を見ました。

内容を簡単にまとめると、第一次世界大戦前後から1970年代までの資本主義社会、特にジョン メナード ケインズを中心に体系化されたマクロ経済学とそれが与えた各国政府の政策への影響を追うというもの。。と、書くととてもむずかしーく聞こえてしまうのですが、このケインズの考えというのは現在でも私たちの日常生活に大きく影響しているのです。

例えば政府の公共事業。ケインズの書いた’雇用利子および貨幣の一般理論’という本がなかったら、政府がこんなにたくさん公共事業に予算を投じることもなかったかも。例えば道路、ダム、橋の建設。これを政府主導で行うことで人が雇われる、雇われた人の収入が増える、収入が増えれば支出も増える。。。といった具合に、’需要’が生み出されていくのです。さらにケインズの説いた’大きな政府’は、電気、水道、ガス、電話、鉄道などを政府運営とし、価格の管理などをすることを提唱。これに追随したのが世界恐慌直後のアメリカ、そして戦後の日本、イギリス。。と資本主義社会の多くが大きな政府の政策をとり、結果、かつて日本には電電公社、専売公社、国鉄、などが存在したわけです。
時を経ること60年以上、この間政府は予算の拡大を重ね、ひいては財政赤字を引き起こす。そして緊縮財政へと政策変換、強行に推し進めたのがイギリスの鉄の女、サッチャー首相であり、日本でも長らくかかりましたが、80年代から国鉄、専売公社、電電公社などが次々と民営化、そして郵便事業に道路公団の民営化へと続くわけです。

ケインズの提唱した政府の積極関与は是だったのか、非だったのか、是であれ非であれ、彼の与えた影響は計り知れず、それを調整、よりよい方向へ向けるために政府の政策は決定付けられている、より均衡が保たれるように動いているというのが、現代経済の状況なのです。
と、言い切ってしまっても外れてないと思います。

いづれにしてもケインズさま、あなたが亡くなられて100年余り、世界はよりグローバル化の波の中にあり、そして温暖化などの新たな問題に直面しています。今あなたが生きていたら、この世界、どう分析し、どういった提唱をされるのでしょうか。

月曜日, 2月 05, 2007

成績表

そろそろ1学期の成績が発表され始めました。

なんとか中の上~中ぐらいまでには位置しているようで。。一安心なのと、試験前の努力の割にはこんなもんかと思うところと。。ちょっと複雑です。
成績はA,B,C。。とつけられ、それぞれにプラスマイナスがついたりします。このA,B,C評価は絶対評価ではなく相対評価、つまりクラス内の点数の標準偏差で上位数パーセントがA,真ん中の上数パーセントがB+、下数パーセントがCといった具合に評価されます。もちろんクラス全体の出来がよいと、なかなかAをとるのは至難の業となるわけです。Quantitative Analysisのように点数がはっきりと客観的に出てくるものに関しては、今回の私の成績には納得。よくがんばったと。(笑)MarketingやEntreprenuershipに関してはやっぱり主観的評価が入るので。。なかなかAのクライテリアに入るのは難しいのかな。。

すべての教科の成績が出揃ったところで、全部の教科通しての相対評価とクラスでの自分の順位が出るらしい。。恐ろしい。。
まあ、何度も、そして自分に言い聞かせるように言っている事は、よい成績をとるだけがすべてではないと。。

そういえば大学の頃の成績表は実家に(確か家主宛に)直接送られるって方式でした。。父はよく、’高い学費の領収書のようなものだ。’といっていました。大学の成績は科目ごと一番よいのがAAそのあとA,B,Cとつけられていて、私の成績表は見事に丸みを帯びて。。(つまりBやらCが多く)、そしてしばらく両親にはAの上にはAAがあることは伏せていたのですが。。英語の科目でAAをとったのでその存在が知れることとなってしまい。(笑)
私の友人たちはみな優秀で、私の成績と比べて直線の多い成績表でした。

と、相対評価が気になってしまうけれど、要は私がどうしたかと。
そういえばこっちの学校は自分の成績に納得がいかないとProfessorに談判にいけるというシステムがあり。。(笑)日本じゃあんまり考えられないけど。あ、でも最近は変わってきているのかな?

ちなみに、Organization BehaviourはAでした!と、よいのだけ公表。(笑)
まだFinancial Accountingの成績が出ていない。。。恐る恐る結果まちです。

Madridと花

そういえばMadridには花が少ないと思います。

先日電話で母に’Madridにはどんな花が咲いているか’と聞かれ、’そういわれてみればあんまり花見かけないなぁ。。’と。単に冬のせいなのか、物理的に都会だから花を植えるスペースが少ないからか。。。

イギリスのことを思い出してみると、確かにもっと花があった、というか、木の花が多かった気がします。冬でもなんだかテラスや窓越しにパンジーや冬でも咲いている花を飾っている人たちが多かったような。。なんせイギリスの冬、ひじょーーーに暗いので、そのぐらいしないと生活に明るさが全くなくなってしまうような。。(笑)ただでさえ暗いからね。そして花屋も多かったなぁ。私の友人SちゃんはLondonにいる頃、Isligntonの街角のお花屋さんでバイトしてました。寒い冬も全く気にすることなく元気に。そんな彼女を見てすごいなぁと思ったものです。

何年か前に両親がイギリスへ遊びに来た際、車から見える景色を見て、’あ、あれはなんて木だろう’とか、’あれ、XXが咲いている。。’などと、やたらと植物に興味を示し、日本に生息しているものと比べていたりしていたのを見て、面白いところに目をつけるなと、それとも年をとってくるとやたらと植物に興味が出てくるのか?。。(笑)などと、感心したものです。

あっという間の2月。今月過ぎたらもう3月、そうしているうちに本格的に春がきて、Madridにはどんな花が咲くのでしょう。。といっても私は花の名 前、植物の名前にとんと疎いため、’どんな花か’と聞かれても、’う~ん、赤い花。’ぐらいな答えか、’チューリップに似てる’ぐらいな答えしか出せない けど。。

花を発見した際にはまた報告します。

日曜日, 2月 04, 2007

Which MBA?

先日のFinancial Times Global MBA Rankingで、私の通うInstituto de Empresaが、世界ランキング 11位、欧州内で3位となりました。。ちょっとびっくり。

Business Schoolへ入学を決意した・もしくは考え中の人にとってやはりランキングは気になるもの。私も去年は色々なサイトでチェックしていたものです。
ランキングにあたってはGMATのスコア、Internationality, 卒業生のその後の給料の伸び率、雇用況、卒業生の満足度、等が考慮され、毎年更新されていきます。Financial Timesだけでなく、Business Week 他色々な機関・企業がそれぞれのクライテリアでMBAのランク付けを行っており、参考にするその機関によってランキングも変わってくるのです。ちなみにBusiness WeekのNon-USランキングでは、うちの学校、TOP10に入っていませんが。。。
学校選びでランキングを考慮する際よく言われるのは、複数のランキングをチェックしてそこで示されている順位がおおむね変化なくConstantかどうかを加味することと。そうゆう意味ではこの2つのサイトを比べるとわが校IEはConstantではないですが。。(笑)その他のランキング総合すれば、まあ許容範囲内でConstantと言えるでしょう。

毎年排出されていくMBA Holder。競争の激しい世界、やはりランクの上の学校を卒業することはその後の就職を大きく左右する、そして上位校へ行けばそこで知り合う仲間とのNetworkがより強力なものとなる、などなど、上位校へ入学を目指すほうも必死。そして学校側にとってもよい学生をすこしでも多く獲得しようとより上位へいけるように努力するわけです。学生側も、学校も、自分たちの将来のために必死。(笑)

で、Business Schoolといえばアメリカ。なのになぜ私はヨーロッパの、しかもスペインの学校へ通っているわけ??どうしてアメリカに行かなかったの?。。。と。。実はそこが狙い目。(笑)アメリカの学校へはたーくさん日本人の学生が行っている、欧州に来る人はMinority.Minorityだからこそ、アメリカの学校へ行ったのでは獲得できない付加価値もつくってもんでしょう。例えばスペイン語が話せるようになるとか、欧州ビジネスの状況をより深く知ることができるとか、それにアメリカの学校に比べてInternationalityが高いから、よりダイナミックな人脈を形成することが可能になるとか。。
と、書くとかっこいいのですが、私の場合は、もともとスペインに来る前にUKにいたし、欧州のほうが身近だったし、1年だったし、そして欧州の他の学校よりも自分にとってはIEが一番個性的というか、ユニークに思えたし。。。。など、個人的事情も大きく作用し。まあだれでも個人的事情が最終決定基準になるわけだけど、その個人的事情と投資が最大限に見合うところ、どこへ行くのが自分にとって一番いいのか?というのは考え出すと非常に難しい。。なんせ学校へは入ってみないとわからないし、途中でやーめたって言うには学費がたっかすぎるし。。学校選びはある意味博打。けっこうな賭けです。って、結婚みたいなもんか?。。。いやいや(笑)それで君、悔いはないか?。。今のところ、悔いはないです。IEにきて、よかったと思います。

と、とりとめもなく書きましたが、総じて欧州のMBAは学生の平均年齢が高い=職務経験の長い学生が多い、それぞれの学校の特色がはっきりしている、アメリカはそれこそアメリカ国内だけだけど、欧州の学校はそれこそ国からちがったりするんで、文化や言葉の違いも色濃く反映されるわけです。
名門校、色々です。London Business School, IMD, INSEAD, IESE, HEC, それからOxfordやCambridge, London City UniversityにもBusiness Schoolがあり、それぞれ近年ランクを上げてきています。あ、それから、1年間集中して、都会の雑音もなく、かつそのままイギリスで就職したいという方にはAshridgeを是非お勧めします。ランクこそそんなに高くないですが、少人数で学生の質、Facultyの質、イギリス企業との連携、そしてなにより、かつてイギリス王室が所有していた建物を学校として使用、広い敷地に美しい庭。。とてもよい学校です。

話がどんどんそれていく。。。
Which MBAシリーズは、今後もまだ続くということで。

土曜日, 2月 03, 2007

Venezuelaの首都は?

と聞かれ、ぱっと出てくる人を私は尊敬します。(笑)
なぜ急にベネズエラかといいますと、Economic Enviromentでのグループ課題、どこでもいいので1カ国選び、その国の経済状況に関してレポートを書くというもの。で新学期からの新たなわがグループA、他グループとのだぶりが避けられた結果、ベネズエラとなりました。

ベネズエラは南米、カリブ海に面した人口約2千6百50万人、面積約93万㎡(日本の約2.5倍)の共和国。GDP世界第51位、国民一人当たりの年間所得約6100ドル。
(日本のGDPはIMF統計で世界第2位、国民一人当たりの所得は世界第16位。)

なんといっても石油がとれるのです。OPECに加盟する産油国。その他鉱物資源も豊富で、これらの輸出が大きな産業となっている国。
大統領制で現チアベス大統領が2002年のクーデターで軍側に逮捕され政情不安となったものの、その後再選、それ以降原油価格の高騰による景気の安定とともにインフレ率も落ち着き、引き続き近年の経済状況は良好を保っているというところ。

と、ここまではインターネットで簡単に調べられること。
じゃあいったい何が今問題となっていて、今後国としてどのような政策をとるべきか。。。。で、ここからはInternational MBAのコネクションをフルに使う、もちろんベネズエラから来ている仲間がいるわけで、明日以降取材の上レポートの骨子を作成しようとしています。
こんなことでもなければ、ベネズエラのことを深く調べることはないだろうし、よい機会です。

ベネズエラは南米でもGDPが高い、それはとにもかくにも産油国であることが大きいようです。日本としてはある意味うらやましい?ことになるのかな。。ただ石油がとれなくてもGDP世界第2位ということはある意味すごいことなのだと思いますが。。

それはともかく、ベネズエラの首都?それはカラカス。一瞬でいえたら、山手線ゲーム勝ち残り間違いなし。

金曜日, 2月 02, 2007

私とスペイン語

スペイン語も多少上達せねばと思い、1月上旬からプライベートレッスンに行っているのですが。
個人で教えているスペイン人の人を紹介してもらい、週に1回通っています。
この方自身は日本語を勉強しており、東京にも行ったことがあると。浅草近辺に2ヶ月ぐらい滞在、居酒屋などへ行き、出会った日本人と話すことで日本語の練習をしたようです。

で、私のスペイン語。。
以前よりはわかる単語や自分で言えるフレーズなど増えてきましたが、なんせ本格的に勉強している時間もなく、学校の授業は英語、クラスの仲間ともほとんどは英語で話をしてしまうため、あまり意識的に練習できていない、当然のことながら、まだまだおさびしい状況なのです。やっぱ週に1回練習するぐらいじゃあ、そりゃうまくならないよね。。語学習得の術は心得ているはずなんだけど、って、前に英語教えてた頃さんざん授業以外でも自分で練習するようにとかって生徒さんたちに言っていたものですが。。いざ自分でそれが本当にできているのかと問いただしてみると実はできていません。
英語を学んだのは若かりし10代、今や30代の私、ちょっとハンデあり?

私、大学時代の第2外国語はスペイン語。選んだ理由は’発音が簡単そうだったから’。それはそれであたり。そう、発音は確かにほとんどローマ字読みしていればいいので簡単ですが、文法が、というか動詞の活用が多種多様、覚えていくのも一苦労。で、大学時代はその多様さを目の当たりにした瞬間に、モチベーションが下がったまま。。それっきりまさか10数年後にマドリードにこようなどとは全く予想だにせず。。(笑)

でもね、スペイン語人口は世界第2位、ラテン諸国の公用語はもちろんスペイン語。やっぱり、植民地支配の影響って、すごい。。。。これは勉強しておいて損はないと。
学校でもLatino同士、つまりメキシコ、コロンビア、ベネズエラ、ドミニカ共和国、アルゼンチン、から来ている仲間は学校にいても授業以外では当然のごとくスペイン語。周りにスペイン語を理解しない人がいようといまいとお構いなくスペイン語。(笑)

こうして学んでみると、英語の文法は単純化されているところが多いというか、ある意味合理的であることがよくわかります。
まあスペイン語と英語で似た単語も多いので、例えばInteresting、スペイン語ではInteresante、といった具合、、適当に英語の単語をすぺいんごっぽく言っていると通じてしまうこともあります。(笑)

せっかくの機会なので、せめて困らないぐらいにはなろうと、これからも練習!

木曜日, 2月 01, 2007

世の中そんなに甘くない、よね。(やっぱり?)

今日はあまり的を得ていない?というか、あほな質問をFinancial Managementの講義中にしてしまいました。自分でも、’あ~、これってかなり基本的な質問?やっぱ私ってわかってない??’と。。。

うちのクラスS-1 は他3つのクラスに比べて’Competitive'だといわれております。(ホントに?)
で、そんなCompetitive,できる人たちの中で果敢にも私は疑問に思ったことをProfessorに質問するわけです。しかし私だけでなくたまに的を得ていない質問やそのときProfessorから質問されている内容から外れる発言をする人たちに対し、大声でなくとも、’何いってんだ、関係ないじゃないか、’講義の進行が遅れるんだけど。。’など批判の出ることも最近は増えており、そんなプレシャーもあって今日はその自分の出した質問があとで妙に気になってしまったのと、少し反省。。。まだまだ勉強が足りんなと。うかうかあほなことは言えません。。(笑)

昨日も少し触れましたが、一方で、Investment BankやConsultingなどで働いていた仲間にとってFinancial Managementは得意分野。色々と高度な質問をProfessorにぶつけています。それはそれで、経験のない私にも聞いていて面白いし、そうゆうことこそ本を読んだだけでは学べないことだしWelcome. でも中にはProfessorとその仲間がいったい何をはなしてるんだか、それはそれで議題の趣旨から外れるだろうと、逆の批判も出てきている状況。

なんせ60人もいるクラス、みんなのレベルに合わせて講義するのはProfessorにとっても不可能なこと。参加する側の私たちも少しでもいい議論ができるよう、準備したり仲間の意見を聞いたりする姿勢は大事。。

まあ大げさに書きましたが、とりあえず、私の場合はちゃんとついていけるように勉強続けるしかないようです。特に未経験分野は。。そりゃそうだ。

でも私らしさは失わず、これからも積極的に言うべきと思ったことは発言し、聞くべきと思ったことは聞こうと思うわけです。