土曜日, 1月 13, 2007

Social Responsibility -企業の社会責任について

今日の午後、国連の機関であるGlobal Impactという団体のChairmanの方で、かつてIEで教えていたProfessorとの懇談会があり、出席してきました。
Global Impactはこれまでのいわゆる資本主義的な単純利益を追うだけでなく、人権問題(雇用方法)、環境問題、公正取引に積極的に取り組む企業のネットワークを作る国連の団体です。
http://www.unglobalcompact.org/

前から興味のあった分野なので、懇談会に参加してきました。

’企業がよい市民の一員として行動するための手助けをする’というのが団体構成のおもな目的だと。

私が疑問に思ったことは
①’よい市民’の定義とは?
②参加している企業は本当に社会貢献を目的としているのか、それともいわゆる’企業イメージの向上’、マーケティング活動の一環として参加しているのか

という点だったのですが、Professorの回答は、’よい市民。。’についての明確な定義はなかったものの、②について、社会的利益、責任に基づく行動は企業にとって長期的利益を生むという認識をもった会社が増え、Global Impactに参加する企業が増えているのが現実。いくつもの会社が将来的なリスク回避のために社会的責任に基づいた事業展開を行おうという意識が高まっているということ。

資本主義の新たな側面かも知れません。
私としては今でも多少の疑問が残らないわけではない、つまり現在の資本主義において企業の社会的責任というのは両立しえるのか?という問題。。
と、すべては’バランス’にかかっているのかな。。

ちょっとこむずかしい話になってしまいましたが。。。
今後もSocial Responsibilityについては積極的に議論に参加したいと思います。

あ~。今日はちょーーーまじめ。

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