水曜日, 2月 14, 2007

マキャベリック的発想

Strategic Managmentの講義の中でよく出てくるのがマキャベリ。
私は恥ずかしながらまだ彼の著である『君主論』を詳しく読んでいません。。

色々な企業のとった戦略について分析していくのがこのStrategic Management.本日は米国航空業界、AirbusとBoeingについて。
価格戦略についていかに優位にそしてどの選択が一番利益につながるのかといった分析。さらには価格競争時にとるべき方策。

私は今ひとつこの’ゲーム理論’的分析が苦手です。
Professorは一生懸命私たちに’マキャベリック’に、そしていかに競合に勝つのか、その’裏’を考えさせようとはしてくれるんだけど。。今ひとつ答えが出せません。

多分それは私がまだCEO的立場もしくは戦略担当として実際の経験がないからかも知れないし、’裏’を書くのが苦手なせいかもしれないし。

しかし現実の価格競争の世界は前職でも経験しましたが。。一度下げてしまった価格は、もう元には戻せない、一旦下げ始めたら、下げ続けていくしかない。そして需要の伸び悩みや市場が成熟してしまった際には、ひたすらコストダウンを図って利益の確保をなるべく長く引き伸ばすか、もしくは全く別の市場を開拓するか。。いづれにしてもむずかしぃ~い判断が迫られるのです。
結局こうなったら、相手もろともつぶれてしまう可能性もあるし、母体が大きいところだけが生き残るってことにもなるし。現実は厳しいわけです。

将来私はどんな厳しい現実にさらされるんでしょうか。。
そんなときのために、やっぱ君主論はよんどかないと。。かな?

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