日曜日, 2月 11, 2007

Emotional Intelligence

前にも一度触れましたが、最近Emotional Intelligence (EQ)というのが、IQとはまた別の観点で注目されています。学校でもOrganization BehaviourなどのLectureで出てきましたが、1990年代の後半ぐらいから注目され始めた分野で、その人の感情のコントロール度、他者とのかかわり方などの能力に対する研究もしくはその能力を測るものとして研究がされています。

Leadershipはトレーニングしたらつくものなのか、それともLeaderというのは天性のものなのかという議論でも出てくるところです。

例えば天性のリーダーってどんな人がいるんだろうか。日本語で言うと器、器量、これは着く地位によって広がったりできてきたりするもんなんだろうか。ある程度の素地があればあとは学習能力しだいなんだろうか。

日本でリーダーシップやリーダー論でよく出てくるのが戦国武将。例えば織田信長。リーダーとして、’おやかたさま’として、本当の彼はどうだったんだろうか、タイムトリップでもして見てみないとわからないけれど、今私がわかる範囲で、信長は’狂気’の人、カリスマ的、そして野望を持った人。その信長についていっていたのが前田利家であり、豊臣秀吉であり、はたまた徳川家康であり。
秀吉の例をとったら、それこそ素地はあったにせよその地位に登りつめることによってリーダーたる人格を形成した例だと思うけど、そのリーダーシップがよかったのか。。あの頃の時代は一度天下をとっても自分の死んだあとの家の存続まで考えないといけなかった、一旦自分で登りつめたあとも子孫の世襲をどうManageできるか。。一番うまくやったのは徳川家康でしょう、やはり。その後徳川家に日本が260年間も支配されたことを考えると。(言い方にちょっと語弊あり?)だからといってリーダーとしての家康に私はあんまり魅力を感じません。どちらかというと信長タイプに惹かれますが。。と、私の少ない知識と固定観念からの判断なのでちょっと偏っているのかな。でも、会社をマネージしていくほうとしたら、やっぱり家康的な人のほうがいいんだろうね。

そして例えば大石蔵助のような人。必ずしも天性のリーダーではなかったと思うけど、結果的に47人を率いて目的を達成したという上で彼のリーダーシップは状況と素地により花咲いたものなんでしょう。

どっちにしても人間的に魅力ある人に人はついてゆくもの。
何をもって魅力とするかは人それぞれで難しいところだけどね。

Emotional Intelligenceなるもの、Emotionalのコントロール、引率力の高い人が現代社会で求められるリーダーであると。。。このあたりまだ勉強不足なので、今後とも機会あるごとに学んでいきたいと。

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