水曜日, 2月 28, 2007

Japanese Economy, past, today and tomorrow

今日は通常授業の後、Japanese Economy, past, today and tomorrowと題したセミナーがありました。講師として来てくださったのは、日本大使館の1等書記官の方。

日本経済の戦後の発展とオイルショック、プラザ合意からバブル経済と崩壊、そして’失われた10年’と現在の状況、そして日本経済の今後についての講義。

興味深かったのは戦後の復興について、’戦前の民間産業基盤がしっかりしており、またR&Dの土台があった上で復興が成り立った’と話されていたこと。私は敗戦のインパクトばかり考えていたのですが、やはりそれ以前の、(父も言っていましたが)例えば、極端な話、兵器とか戦艦の造船技術が残っており、その技術が平和的に改善、改良されていったこと、そして政府の重化学工業への特化政策。そして幸か不幸かの朝鮮戦争特需。などなど。
まさに”歴史を振り返る’’講義。

そして今後。
特に人口の減少について、戦後の人口の移り変わりがグラフで示されたのですが、それをみた仲間の一人が、’どうして1965・66年ごろだけ出生数が減っているの?’と目をつけた。。。すかさず私、’それって、丙午の年じゃないですか?’と、日本語が出てしまいました。。(笑)そう。66年は丙午の年。子供の数がとても少なかったのです。これもやっぱり、日本ならでは。

日本のこれからについては、あまり詳しく議論できなかったけど、それは今後も私たちの議論の課題ということで。

それにしても、スペインの日本大使館。なんとうちの学校の隣にあるのですが、今まで大使館の方と交流したことは一度もなかったので、今日は本当に良い機会でした。

0 件のコメント: