日曜日, 3月 11, 2007

Madridの太陽と、平和へ。


3年前の3月11日の早朝、MadridのAtocha駅などの爆破するテロが起きました。
このテロで200人を超える人たちが犠牲となり、2000人以上が負傷するというスペイン始まって以来の大惨事となりました。

そのためなのか、昨日はスペインの国旗を持った人たちがたくさん通りを歩いており、集会参加に向かっているようでした。

3年前の3月11日、私はイギリスにいて、ニュースを聞いたものの、遠く離れた地のことであまり実感もないまますごしていたのですが。。。。その約2年後の2005年7月7日、ロンドンでの同時爆破テロに遭遇。そして改めて、自分は’戦争当事国’にいるんだ、と実感しました。
このときはロンドンから北に外れたOfficeでいつも通り仕事をしており、テロのことなど全く知らずにいたのですが、弟からのメールで’え?何のこと?’、と急いでBBCのHome Pageへ行ったところ。。。。ロンドンが、本当に大変なことになっている!!!
本当に幸いなことに私の友人たちはみんな無事。それでも、’ちょっと時間がずれていたら確実に巻き込まれていた’という人もいたり、次第に被害の様子が明らかになっていくにつれ、青ざめました。
それでもイギリス人の誇りとプライドは、テロに屈することを許しませんでした。それからしばらくロンドンは混乱するだろうと思われましたが、次の日から被害を受けた地下鉄の区域を除いてはバスも地下鉄も平常どおり運行。大英帝国、こんなことでは屈しないという強さを見ました。

同じようなことは、いつ東京で起こってもおかしくない状況。私たちは平和の中にいて、この生活はずっと続くんだって気がしてしまうけど、本当はいろんな危機にさらされています。いつどこでなにがあるかっていうのは、わからない。。。

今日のMadrid、本当にいい天気で、3年前にテロがあったことなんか微塵も感じさせません。
改めて犠牲になった人たちの冥福を祈りつつ。。

0 件のコメント: