日曜日, 4月 08, 2007

Back in Madrid

Madridへ戻ってきました。

このお休みを利用して半藤一利氏著、『昭和史』という本を読みました。ちょうど読みたいと思っていたところ、友人のRさんが貸してくれたのです。

この『昭和史』を読んで、日本が満州事変から太平洋戦争に至るまでの経緯、そのときの状況、敗戦をどのようにして迎えたかということについて、改めて自分の認識不足だったことを感じ、そして、自分が如何に日本人的特質をもしあわせているかということを感じました。
試験の最中、特攻だの、片道燃料のみ搭載だのとブログに書いていましたが、事実を深く知ってみると、状況の単なる表現だったとはいえあまり簡単に書くべきことではなかったと思います。

そのときの空気とか、感情とか、権力とか、利害とか、そういったものが膨らんでいけば膨らんでいくほど、人間というのは冷静な判断というのは失っていくもので、そのとき冷静な判断ができる人のほうが虐げられていってしまう、結果同じ過ちを繰り返してしまう。そして集団化していくことの恐ろしさ。
などなどなど。

と、まじめに書きましたが。。。
私はこれからも日本を外から客観的に見られる力と、そして大観できる力を養って生きたいと思うのです。

あさってからまた学校再開。忙しい日々が始まります。
この休み、いろんなことを見つめなおすいい機会になってます。
ブログも再開、これからまた毎日書きますよ~。

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