火曜日, 6月 19, 2007

そう、日本のビジネススクールは。。

経済産業省が発行している’White Paper on International Economy and Trade 2006',いわゆる、国際経済と貿易に関する白書、というのを読みましたが、この英語版、よくできてます。本当に。実際の政府の対応は別として、白書じたいはとてもよくできているんじゃないかと。

その中のひとつ、日本の高等教育に触れて、『日本の高等教育、特にビジネススクールに関しては、国際ランキング(Financial Times)に一校もランクされていない』という指摘。そう、そうなんです。前にも申しましたが、残念ながら、一橋にも慶応にもビジネススクールがあるのに、GMATを要求してなかったり、国際的アピールが足りないせいなのか、とにかく一校もランクされていないんです。これはほんと、由々しき自体と捕らえます。そうゆう意味で政府が改めて白書に取り上げたことは評価します。この白書を書いた人はアメリカのビジネススクールに、政府派遣で行ったに違いない。

と、Essayを書いている真っ最中。相変わらず、やること盛りだくさん過ぎ。。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

国際ランキングの対象は、AACSB等の認定校です。GMATの高得点は高ランクの材料の一つにはなりますが、必須条件ではありません。
一橋は認定を受けていないので元々対象外。慶応や青学は認定校ですが、授業が日本語で日本人がほとんどなので海外の審査団体ではデータが収集しにくく、ランキングに入るのは難しいでしょう。
またランキングの要素に「給与上昇率」がありますが、元々日本人は平均給与が高い上に日本ではMBAの転職市場が小さいので、給与の上昇率も低くなります。
よって、現状では日本のMBAがランキング入りする可能性は非常に低いです。経産省でMBA留学した人が今さらその程度を書いたところで何の意味が、と思います。