日曜日, 8月 12, 2007

マドリードはいつ首都になったのか。。

ともう一度スペインの歴史についてしらべてみました。

スペインの首都が始めて確定したのは、1561年、フェリペII世の統治下。彼はカルロスI世=神聖ローマ帝国皇帝カルロス5世の息子で、1556年に即位。このときカルロスI世から広大な土地に加え、莫大な借金も相続したため、1557年最初の破産宣告をしたそうです。

それはともかく、フェリペII世は当時のカスティーリャ王国、アラゴン王国、両王国の国王としてマドリードに宮廷を置きここで初めてスペインの首都が確定したということ。と、つまりはそれまでは’スペインの首都’というものは存在せず、それぞれの王国において主都市があったものと。カスティーリャ王国にはトレド、アラゴン王国にはグラナダ、かな。

なるほど、スペイン。
しかし、日本から持ってきた山川出版の『詳説 世界史研究』には、ほかのヨーロッパの国に比べて登場頻度が少ない。。イスラムの支配が長かったからか、なんなのか、15,16世紀に至るまで西ヨーロッパの表舞台にあまり顔を出してこないのね。。と、そんなことないのか?

とにかくマドリード、スペインの都市としては新しいのです。

0 件のコメント: